ルーツとなるアメカジ系の古着を堪能した2人が、最後に向かったのは代々木公園エリアから山手通りを越えた先にある代々木上原1丁目。目的地は、そんな住所に因んだショップ「UFO」(upper field one:上原1)。
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【SHOP2】UFO(ユーエフオー)
こちらは裏原などのストリートカルチャー黎明期から活躍する千壽公久氏のショップ。伝説のセレクトショップ「モータウン」を拠点に、「スワイプ オン ザ クワイエット」などの人気ブランドを発信してきたファッションシーンの重要人物だけに、多くの業界人も注目している。
ちなみに千壽さんは現在、ショップと同名のオリジナルブランド「UFO」を展開中。ここが旗艦店となっているが、オープンは毎週金曜日のみ。
実は塚原さんが集合時に話していた最近ハマっているショップがこちら。甲斐さんも「噂に聞いていて1度訪れてみたかった」と、かなりリスペクトしている様子。店内にはUFOの最新アイテムが揃うが、千壽さんとのトークを楽しむために訪れる人も多いとか。
千壽「UFOはオンラインをメインに展開してるから、実際にアイテムを手に取ってチェックできるのはここだけなんですよ。ゆっくり見てもらいつつ、気になることがあれば気軽に質問してもらえればと思います」。
各アイテムはもちろん、上原エリアという場所を選んだ理由や、週1オープンという新しいスタイルのショップの在り方など、業界人ならではの質問や深い話題で盛り上がる3人。
UFO NYPF2パンツ ¥16500
そして塚原さんはUFOのオリジナルのパンツをセレクト。前から狙っていたらしく、この日に購入するつもりだったとか。
塚原「サイドシームがないスウェットみたいな作りとシルエットがいいなと。しかもコーデュラナイロンとコットンの混紡素材だから撥水性もあるし。日常で穿きたいと思います」。
WOBF ”SHRED TILL YOU’RE DEAD VOL 3″ Tシャツ ¥6600
甲斐さんは、デッドヘッズ御用達のフィリーのブランド、WOBFのプリントTシャツを入手。もちろんデッド好きならではのチョイス。
甲斐「いろんな要素がミックスされた、ブートっぽいグラフィックがいいよね。普通のショップではあまり扱っていないレアなアイテムだと思う。ここに来た甲斐があるよ」。
甲斐さんもすっかり、このショップのファンになり、2人揃ってUFOやWOBFのステッカーも入手。そして取材時間ギリギリまで千壽さんとのトークを楽しんでいた。
代々木エリアは、奥渋谷より奥が深い!
ということで代々木エリアの散歩を満喫した2人。なによりも緊急事態宣言開けの久しぶりの買い物ツアーだけに、かなり新鮮な気持ちで楽しめたのでは?
塚原「やっぱりこの辺りはいいですね。ボクもこのエリアにショップを出したくなりました」。
甲斐「同じく! おもしろい店も多いし、雰囲気もいいよね。とりあえず久々に、ゆっくりと実店舗を巡れてよかったよ」。
塚原「僕も楽しかったです! 早くいろんなところに行けるようになるといいですよね」。
甲斐「甲斐さんぽinサンフランシスコとか、いつか実現できたらいいよね(笑)」。
Photo/Taizo Shukuri