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初めて訪れた東長崎の街を少し散策。
ということで、同じく豊島区でも、かなりローカルなエリアとなる東長崎まで移動。せっかくなので目的地の少し手前でタクシーから降りて、東長崎の商店街を散歩することに。
そこで発見したのが、美味しそうなコーヒー屋『アームズシェア 東長崎焙煎所』。店内にはマイクロロースタリーもあるため、自家焙煎のハンドドリップコーヒーを味わうことができる。2人とも(特に甲斐さん)はコーヒーは大好物のため、早速テイクアウト。
甲斐「美味い!! 東長崎には初めて来たけど、街歩きをすると、こういうお店に出合えるのがいいね」
牛田「確かに。なかなか来ないエリアだからね。サンバスも楽しみになってきた」
【SHOP2】Sunbath(サンバス)
2020年で10周年を迎えたセレクトショップ「サンバス」は、ワークテイストに溢れたオリジナルアイテムを中心に、厳選されたアメカジ系ウエアや雑貨が並ぶ名店。
実はオーナーの小田島さんと牛田さんは若い頃に同じショップ(今はなきA&Fカントリー代官山店)で働いていた元同僚。甲斐さんとも同世代の友人で、当時はよく遊びに行っていたとか。
甲斐「初めて来たけど、めちゃくちゃいいショップじゃん。同年代だからわかるセレクトというか、オレ的には好きなモノばかり並んでいる感じ。ウッシーも初めて?」
牛田「そうなんだよ。オープン当初から、そのうち遊びに行くよって言っていたけど、結局今日が初来店。完全に行く行く詐欺だよね(笑)」
小田島「そうだよ!! 10年目にしてやっと来るって、どういうことだよ(笑) でも2人が一緒に来てくれたのは嬉しいね」
小田島「ウッシー、これ20年くらい前に借りたマウンテンバイクのビデオ。こないだ掃除したら出てきてさ。今日来ると聞いて、返そうと思って(笑)」。
牛田「まじで? 超なつかしい!! でも、もう再生できるデッキがないよ(笑)」
まるで学生時代の友人と久しぶりに再会したような盛り上がりを見せるなか、カラファテとはまた違うテンションで、楽しそうに店内をチェックする2人。
Sunbath コーチジャケット ¥13200
牛田さんが早速、気になるアイテムを発見。こちらはサンバスのオリジナルコーチジャケット。表地にミリタリージャケットっぽい厚手のサテン生地、裏地にボアを採用しているため、見た目以上にタフで保温性にも優れている。
牛田「これいいじゃん!! さっと羽織れるから、いろんなシーンで重宝しそう。この生地、ライターで火をつけても燃えないんでしょ?」
小田島「普通に燃えるわ!!(笑) 昔は一緒にそういう耐久テストとかよくやったよね。懐かしいな」
背中にさりげなくプリントされた英文字のメッセージは、「今、散歩中です」という意味。まさに、甲斐さんぽにピッタリの一着!! 実際に着用した牛田さんは、シルエットや着心地も気に入り、そのまま購入することに決定。
甲斐さんは、サンバスが提案するリメイクアイテムをセレクト。手にしているのは使用済みのスケートボードを再利用して作られたプランター。
Sunbath SBトライアングルプランター ¥3300
甲斐「世代を感じるアイデアって感じで、こういうセンスは大好き。しかもサンバスでしか買えないアイテムだしね。自宅で多肉植物を育てているから、これ使おうかな」
XTRATUF レガシー12ブーツ ¥25850
続いて牛田さんが注目するアイテムは、50年代から続くアメリカの老舗ラバーブーツメーカーの一足。アラスカなどのフィッシャーマンも愛用しているとか。
牛田「日本のゴム長靴って野暮ったいデザインが多いけど、これは洗練されていますよね。しかも質実剛健!! 旧きよきアメリカを感じさせてくれる、こういうアイテムは大好き」
DRESSSEN スモールデイバッグ ¥5280
甲斐さんも、サンバスならではのこだわりのセレクトアイテムに注目。オリジナル商品以外にも、男心を刺激するタフなウエアや小物が揃っているのが、このショップの魅力。
甲斐「このブランドはオリジナルのエプロンを提案しているんだけど、それと同じ生地でこういう小物も作っていて。デザインもサイズ感もいい感じ。男女問わずに使えるよね」
アクセントとしてプリントされたメッセージに、さりげない遊び心を感じる。裏面は『NO THANK YOU』になっている。
一通り店内を物色した2人は、小田島さんも交えて、そのままショップ前でチルアウト。同世代の3人だけに、とにかく昔話が止まらない。そのなかで、この辺りのローカルエリアの話になり、小田島さんからオススメのショップを教えてもらった。
小田島「東長崎駅の隣にある椎名町の駅前に『南天』っていう、美味しい立ち食い蕎麦のお店があるから、帰りに寄ってみたら? 2人とも好きそうな感じだよ」
甲斐「いいね。行ってみるよ!!」
牛田「せっかくだし駅前まで散歩して、そのまま電車で行きたいね」
ショップ巡りは、スタッフとの会話も魅力のひとつ。
ということで、西武池袋線で椎名町に移動した2人。そして駅前にある「南天」で、名物の肉そばを堪能しながら、今回のさんぽを振り返る。
甲斐「今日はどうだった?」
牛田「同窓会のような感じだったかも。でもやっぱりショップ巡りはいいね。ジャックさんも小田島も話がおもしろいから、ずっと話していられるし」
甲斐「普通のお客さんが遊びに行っても、絶対に楽しいと思うよ。どっちも買い物だけじゃない魅力がある名店だね」
牛田「っていうか、ここの蕎麦、かなり美味くない? オレ、立ち食い蕎麦はいろいろ食べてきたけど、間違いなくランクの上位に入るよ」
甲斐「じゃあ今日は、名店を3つ巡ったってことで(笑)」
Photo/Sousuke Shimizu