おしゃれキャンパー達が愛用する“逸品”をご紹介する当コーナー。今回は、12月10日-11日に行われたGO OUT CAMP 冬 に参加してくれた方々に突撃インタビュー。定番ギアからヴィンテージ、D.I.Y.による一点モノなど様々な『フェイバリットアイテム』を3回に渡ってお届けします!
Photo/Takuma Uto Text/Yasuo Sato
Table Of Contents : 目次
仲間は名コック! 小型の窯で美味しいピザをご堪能!! UUNIのウッドファイヤードオーブン。
USER:ウッチィ
ふもとっぱらにピザ屋がオープン!? 大勢の仲間と参加してくれたウッチィさんは、ピザ職人さながらに、手際良く生地を作ると素早く窯に入れ、真剣なまなざしで中の様子を伺っていた。彼が使っているこの窯は、イギリス、UUNIのコンパクトオーブン。熱伝導の良いステンレス材に加えて中に蓄熱板が設けられているため、火を入れてから数分で約500度まで達し、全体にムラなく熱が回るという優れものだ。ウッチィさんがこのオーブンを購入したのは半年ほど前で、きっかけは“キャンプでピザを作ってみたかった”と単純明快だが、
「ピザを作るのはダッジオーブンだと結構難しくて、ここまでキレイにはできないんです。コンロで作れるタイプもあるんですが、野外では火力が足りない場合も多くて……。このオーブンはピザ以外にも、トーストやグラタン、やりようではローストビーフも作れますので、思った以上に活躍していますよ」と大満足の様子。
出来立てを一枚振る舞ってくれましたが、フワフワアツアツの生地に3種のチーズが盛り込まれ、はちみつの甘味が口の中で混ざり合って、ジュルルッ……っと書いていて思わずヨダレが出てきてしまいました(笑)。とにかくめちゃくちゃ美味しかったです!!
レトロ&ラグジーなランプで“ムーディーな夜”を過ごす。コールマンのヴィンテージテーブルランタン。
USER:スナフキン
キャンプ歴が長く、ハマっていた時期には年に100回以上(!?)もキャンプに繰り出していたという流浪の男、スナフキンさん。このGO OUT WEB主催の冬キャンプにも広島から駆けつけてくれたほどのヘビーキャンパーなのだ。かなりの手練れなだけに、D.I.Y.の一点モノや機能性を重視したアイテムが飛び出してくるかと思ったが、テントの奥から取り出してきたのはご覧の通り、大型のシェードが付いたランタンだった。
このテーブルランプはコールマンのヴィンテージで、少なくとも50年以上、もしかしたら100年位は昔のものだという。「買ったのは6年位前です。一目惚れしちゃって、すぐに海外のオークションでゲットしました。値段は大体3万円くらいでしたね」。
かさばるうえに、持ち運びも気を使うが、ムードも大事にしたいキャンプでは機能性や携帯のしやすさを度外視したスナフキンさんのような“こだわり”を見習いたい!
GO OUT CAMP 冬
富士山の麓、ふもとっぱらキャンプ場にて行われたGO OUT WEB主催の冬キャンプイベント。GO OUT CAMPとしては初となる冬の開催ながら、多くのおしゃれキャンパーたちが集まり、夜の冷え込みに備えつつサイトコーディネートにも手を抜かないそれぞれのテクニックを見ることができた。冬の澄んだ空気でくっきりと見える富士山も圧巻!