日常や外遊びの拠点としてもライフスタイルを支えてくれる「家」。ファッションやギアにこだわるアウトドア派たちは、もちろん「家」にだって抜かりなく、理想を追求したマイホーム作りを楽しんでいます。
今回はそんなおしゃれアウトドア派のマイホームを突撃!
湘南の海岸近くにあり、一見リゾート感もただようデザイナーさん宅にお邪魔しました。
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Table Of Contents : 目次
セルフリノベーションと親子D.I.Y.で育てた一軒家。
辻堂海岸近くの澤田さん宅は、山小屋風内装の一軒家をセルフリノベ。ウッドテラスが特徴的なこちらの家だが、元の雰囲気を生かしつつ、好きなテイストも混ぜ込んだとか。入居して6年、今も親子D.I.Y.で内外装のグレードアップを楽しんでいるそう。
「休日は親子で一緒にペンキを塗って、家具を作るが日課のひとつ。少しチグハグな部分もあるけど、それも含めて親子で一緒に楽しんでます」。
【お宅DATA】
・エリア:神奈川県藤沢市
・間取り:3LDK+WC+G
・住宅形態:戸建て
・住居年数:6年
・築年数:約12年
ガレージには、海と街の遊び道具を区分けして効率的に収納。
海岸近くの家らしく、たくさんのサーフボードが並ぶビーチテイストなガレージ。かと思いきや、バイクや自転車、スケートボードなど、ストリートテイストな道具の姿も。
「海から帰ってきてギアをビショビショのまま収納できるスペースと、スケボーやBMXを置くスペース。海と街のギアを分けて置いてます。本来は玄関ではなく、いわゆる勝手口なんですが、出入りはほとんどここから。ガレージ経由で家に入るほうが楽しくていいかなって」。
開放感バツグンのリビングは、パーテーションで空間分け。
20畳以上もある2階のダイニングリビングは、オリエンタルなパーテーションとテレビボードで、ダイニングとリビングを分割。
「窓が大きく、あまり壁面のない作りのため、テレビの置き場に悩みました。だから、開放感のあるスペースをもったいないけどパーテーションで仕切り、中央にテレビを。結果的に違う使い方のできる2つの空間が出来上がって良かったかなと思います」
天井には三角屋根の形状と梁を活かした開放的なつくりで、レトロなシーリングファンを設置。
「カフェやレストランにあるアレです。オシャレなだけかと思っていたらクーラーとエアコンの補助役になってエコだし、家の中の空気を優しく循環してくれる。すごく理にかなっていて便利です。本当はもうちょい華奢なモデルを付けたいんですけどね」。
カスタムしたル・コルビジェのテーブルが鎮座するダイニング。
モダニズム建築の巨匠といわれるフランス人建築家ル・コルビュジェのテーブルをカスタムして使っているというダイニングスペース。
「元々はガラス天板でしたが、子供が小さかったので角が気になってしまいウッドにチェンジ。ところが劣化してしまったため、再びガラス天板を持ち出してカバーしました。ズレはギャラップで材料を買って調整しています」。
チェアはヴィンテージのイームズを色違いで配置。「色こそバラバラですが、チェアはすべて同じ年代のヴィンテージイームズ。特にクッション性が良くなくても、長く座っていられる硬さに惚れています。日当たりの良いポジションには日向ぼっこ用のチェアも置いてます」。
子供と一緒に作った手作りキッチン。
イギリスの紅茶屋さんの写真に刺激されて、古材製の棚を作ったり白タイル貼って明るくしたりして、子どもたちと一緒に作ったというキッチン。
「素人の僕が子供と一緒に作業したので、プロの仕事ほどキレイじゃありません。でも、その粗さが逆に魅力になっている気がします」。
小さなこだわりを詰め込んだ、雑多感が楽しい。
「好きなものの集合体なので統一感はないんです。でも奇跡的にリンクする部分もあって、説明はできるんですよ。ただし、全部たまたま。結局、バラバラの要素を繋げているのは家族で、みんなの意見を反映しながら修正して……。そうやって家も成長するんですよね」。
主にインテリア系のデザインを手がけている澤田さんだけに、おしゃれな雰囲気ただよう“映えるマイホーム”でした。工夫とアイデアの詰まったこだわり空間。D.I.Y.やリノベーションのお手本にもなったのではないでしょうか?
ここではザッと紹介しましたが、詳しくは↓の動画をチェック!
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