アメリカのシアトルにて1993年に設立された「MANASTASH(マナスタッシュ)」。カナダの国境に面した大自然を背景に、フィールドに馴染んでくれる機能的なプロダクトを続々と生み出しています。
2022年の秋冬に届けられた新作モデルも、同ブランドのフィロソフィが宿ったユーティリティあふれるアイテムばかり。
ヘンプやリサイクルウールを使って地球環境の改善に取り組んだり、人気ブランドとのコラボでオリジナリティを追求したりと、アウトドアシーンの最先端を感じさせるラインナップをご紹介します。
Table Of Contents : 目次
01. カウチンニットの柄を取り入れてヴィンテージ風味に。
MT. BUFFALO JKT ’22 ¥19800
防風シートを内蔵した現代的なボアを使い、レトロな印象のジップアップジャケットに。同ブランドのベストセラーモデルを、今シーズンはカウチンニットからインスパイアされた柄を用いてアップデート。ヴィンテージさながらの迫力ある一着に仕上げています。
02. ボアとヘンプコットンの絶妙なコンビネーション。
MT. GORILLA JKT ’22 ¥18700
先ほどのジャケットと同様に防風シートを施したボアをベースに、襟元と胸ポケットをヘンプコットンツイルで切り替え。白をベースとしたクリーンな配色でありながら、異素材使いで奥行きのあるルックスに仕上げています。
ジップを開けて着用するとビビッドな裏地がチラッと顔を覗かせるのも洒脱。
03. マチ付きポケットとベルクロを配した両アームが印象的。
MANASTASH×AVIREX FIELD Ma-1 ¥33000
左袖に小物類が収納できるマチ付きポケット、右袖に脱着可能なロゴワッペンを施したベルクロを配置。パッカリングが出るようにアームを縫製した丸みのあるシルエットも相まって、クラシックなMA-1を個性的にデザインしています。
フライトジャケットに定評のあるアヴィレックスが製作を担当しているので言わずもがなのクオリティに。
04. ワークウエアを代表する2大アイテムをミックス。
CHILLIWACK COVERALL COAT 各¥22000
ショップコートを思わせる膝上丈に仕上げつつ、フロントに3つのポケットを配置してカバーオールの要素をミックス。インディゴカラーはリサイクルデニム、ナチュラルカラーはヘンプコットンツイルと、ともに地球環境に優しい素材が使用されています。
05. ヒーターパッドを内蔵したタイオンとのコラボモデル。
MANASTASH x TAION BENCH HEATER ’22 ¥38500
タイオンとのコラボレーションによって、ミリタリーコートを彷彿とさせるアウターをデザイン。胸元と背中部分にヒーターパッドが内蔵されており、市販の携帯バッテリーをUSBプラグに繋げると5段階で温度調整が可能に。
薄手でサラッとした質感でありながら、ヒーターを稼働させると真冬での着用にも対応。キャンプやスポーツ観戦でも実力を発揮してくれます。
06. 上品な表情を演出した光沢感のあるシャギーボア。
BIGFOOT JKT ’22 ¥17600
繊細な毛先で光沢感を生み出した上品なシャギーボアを落とし込み、クラシックなフリースジャケットをモダナイズ。同モデルにも防風シートをあしらっているので保温性が高く、ポケットに施したカスケード山脈モチーフのテーピングが程よいアクセントになっています。
07. 凹凸感のある表情豊かなフリースボディ。
(左)THERMAL FLEECE VEST ¥13200
(右) THERMAL FLEECE PULLOVER ¥13200
ジャガードフリースと呼ばれる凹凸のあるテクスチャーがユニーク。その表情のある素材を使い、マナスタッシュを代表するベストとプルオーバーに落とし込みました。ともにインナーにシャツなどがレイヤードできるよう、ややゆったりとしたサイジングにデザイン。
08. シルエットと素材感の妙でリラックス感を演出。
8W COCOON PT 各¥14300
ミリタリーのベイカーパンツをデザインソースとしつつも、温もりのあるコーデュロイ素材と丸みのあるコクーンシルエットで抜け感を表現。前後のポケットとは別にスマホ用の収納スペースが両サイドに配置され、クルマの乗り降りなどで端末が落ちにくい計算された角度に設定されています。
古き良きアウトドアウエアのエッセンスと、現在の機能美が巧みにブレンドされたマナスタッシュの新作ウエアはGO OUT Onlineにて発売中。温故知新な物作りを実践する同ブランドのアイテムは、袖を通すだけで街でもフィールドでもキブンを高めてくれます。
ブランドについてより詳しく知りたい方はGO OUT Webで特集した解説ページもチェックしてください。
Photo/Taizo Shukuri