「テントを着る」という新提案。究極の2WAYギアが、Village Vanguardで予約開始。

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食べるラー油、飲む日焼け止め、塗るつけまつげ、……。本来の用い方を逸脱した斬新なアイデアで注目を集めてきた商品は数あれど「いまいちピンとこないんだよなぁ」と気持ちがノらなかったのは、ひとえに、そこに必然性が欠けていたからかもしれません。

ADIFFの「着るテント」は、あらゆるアウトドアを自分だけのプライベート空間に変えられる、言うなれば”究極のノマドウエア”。

もともと難民やホームレスの生活環境向上を目的として開発されたというだけあって、衣服としての機能、シェルター代わりに使えるテントの構造、その両者を抜かりなく実装。よって、上記アイデア商品とは一線を画すのであります。

ADIFF「着るテント」 ¥37800

そもそもADIFFとは、パーソンズでデザインを学んでいたAngela Lunaが、難民の生活環境の向上に強い関心を持ったことがきっかけで立ち上げたブランド。その活動は高く評価され、あの「TEDTalk」の独自イベント「TED × Arendal」に招かれ、講演を行うまでに。(講演の様子は下の動画にて)

着眼すべきは、テントとしてのディテールが衣服の機能に巧妙に反映されていること。

たとえばテントの入り口部分はフードやスカーフに、テントの通気性を保つメッシュ素材はそのまま衣服のベンチレーションの役割を果たします。言わずもがな、防水生地や止水ジップなど、急な悪天候に対応するスペックも搭載。

「NIKE ACG」の外部デザイナーを務めてきたエロルソン・ヒューによる、あの「ACRONYM(アクロニウム)」を彷彿させるデザインに、カラーリングやディテールでアウトドアのニュアンスを添えたような高いファッション性も魅力。

発売は8月下旬予定。Village Vanguard Webbed(ヴィレッジヴァンガードウェブド)より、予約販売を開始しています。

■ADIFF「着るテント」
カラー:全2色(オレンジ / モスグリーン)
サイズ:フリーサイズ(首から裾までの長さ 約145cm)
重量:約1.8kg
テント定員:大人1-2名
テントサイズ:約H94 x W147 x D147cm


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Masahiro Kosaka
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