ホリデーシーズンの特別なギフトに、はたまた 1年間がんばった自分へのご褒美に。チタンで出来た極上の酒器なんていかがだろうか?

チタンといえば、とかく軽量・タフ・錆びにくいといった“スペック”で語られがちだが、そんなチタンを匠の技で芸術の域まで高め、まるで一点ものの陶芸作品のようなデザインに仕上げた酒器を発見した。

hikiZAN Premium Titanium Sake Vessel 1st model ¥69300
茨城県日立市で50年以上続く「今橋製作所」。宇宙開発(ロケット))に使われる部品や新型新幹線の基幹パーツなども手掛ける同社の若手有志メンバーによるプロジェクトとして、その技術力で挑んだ意欲作がこのチタン製酒器「hikiZAN」シリーズだ。

「hikiZAN Premium Titanium Sake Vessel 2st model」¥59400
一瞬、酒器であることを忘れてしまいそうな美しい姿は、茨城県・笠間で活動する陶芸家の船串篤司氏がデザイン原案を担当。
純チタンの塊「インゴット」から一つ一つ削り出すことで、そのデザインと確かな存在感を実現している。さらに、輝くグラデーションは、厚みにより色の変化を起こすチタンの酸化被膜によるもので、ひとつとして同じものがない、偶然が生み出す芸術になっている。

hikiZAN Premium Titanium Sake Vessel 3rd model ¥63800
酒器のデザインは4パターン。自然物のような質感とフォルムの「1st model」、ランダムに面取りされた表情が美しい「2nd model」、水晶の結晶のような独特のフォルムが印象的な個性派の「3rd model」、歪んだ不均一な形状に美しさを感じる、日本の伝統的な美意識である“侘び寂び”の精神を象徴した「4th model」。どのモデルも飾っておくだけでも所有欲を満たしてくれそうなデザインになっている。

hikiZAN Premium Titanium Sake Vessel 4th model ¥59400
チタンはお酒の味や香りを一切邪魔しないので、酒本来の良さをストレートに味わえるのも特長。アウトドアで使う場合は、コッヘルなどで60~70度のお湯を張って、日本酒を注いだhikiZAN酒器を5分ほど浸すことで、最適な温度で日本酒を味わうことができるという。
匠の技が織りなす質感とデザインが、杯を傾ける気持ちを高めてくれるのはもちろん、味覚の面でもお酒が最高に美味しくなりそうな、そんな酒器になっている。
(問)今橋製作所 www.hikizan-titan.jp/
