タオルのニュースタンダード。パイルクラフトの泉州タオルは、ヘビーデューティな外遊び向き。

作成

年末年始のご挨拶の定番と言えば、会社名などをプリントした「お年賀タオル」。事業をやっている人なら一度は作ったことがあるのでは?

そんな「お年賀タオル」をはじめとした“名入れタオル”の文化を支えてきたのが、タオルの三大産地のひとつ、大阪・泉州だ。そんな泉州が誇る伝統文化と職人技術をベースに名入れタオルを再構築した、いまのボクらのスタイルにもフィットするヘビーデューティーなカスタムオーダータオルを発見した。

昔ながらのレトロな良さも見直されてきている名入れタオルだが、近年、時代の変化に伴って生産量は減少。大阪・泉州ではその文化と古き良き職人達の技術が衰退のピンチに直面しているという。

そんななか伝統と文化を守り続けていくために立ち上がったのが、1971 年からタオルを製造する「新興タオル」。この希少メーカーが「無意識に使われている日常使いのタオルの在り方をもう一度見つめ直して、タオルのニュースタンダードを創ろう」という想いで作り上げたカスタムオーダータオルが、今回紹介する「PILE CRAFTS(パイルクラフト)」だ。

明治時代から続く泉州タオルの伝統製法、1985年から動き続ける印刷機を用いたプリント技術など、全ての製造工程において、職人たちの手によるこだわりが詰まったタオルで、汗を拭ったり体を洗ったりはもちろん、洗車やギアの手入れなどでも、ガシガシとタフに使い込めるのが特徴で、道具にこだわるボクらにもフィットするタオルになっている。

カラー展開は、ホワイト、オリーブドラブ、ネイビー、グレー、サンド、オレンジの6 色で、今までのタオルとは違うカラーセレクト。各色の3枚セット(¥1980)、カラーアソートの3枚セット(¥1980)のほか、50枚からカスタムオーダー(名入れ)も可能となっている。名入れは裏面までくっきりと印刷が出来る伝統的な手法でしか出せない味わいも魅力だ。

チームやアウトドア仲間、最近ではサウナ好きの仲間と一緒にオリジナルタオルを作るのも◎。一枚一枚ワックスペーパーバッグに入った状態で納品されるので、贈り物としても他の粗品タオルとはしっかり差別化できそうだ。


(問)新興タオル tel:072-462-1256 www.pilecrafts.com/

Tags
Shinya Miura
作成