ブラックダイヤモンド初のULバックパックは、耐久性バツグンの注目素材“Ultra200”採用の意欲作。

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パタゴニアの創始者で、先鋭的なクライマーでもあった Yvon Chouinard(イヴォン・シュイナード)が立ち上げた会社「シュイナード イクイップメント」を引き継ぐ形で誕生した「Black Diamond(ブラックダイヤモンド)」。クライミングギアからスタートしたアメリカを代表するアウトドアブランドだ。そんな「ブラックダイヤモンド」が、これまでクライミングギアやトレランパックで培ってきたさまざまな技術を注ぎ込み、ブランド初のULバックパックをリリース。さっそく人気を集めている。

Black Diamond「ベータライト30」¥48400

「ブラックダイヤモンド」のパックシリーズといえば、ブランドのイメージ通り、クライミングやバックカントリースキー、 アルパイン仕様が充実。そんな中、新たに登場した“ベータライト”は、本ブランド初の“ウルトラライト”を謳ったバックパックだ。

Black Diamond“ベータライト45” ¥52360

容量30Lの“ベータライト30”と45Lの“ベータライト45”の2モデル展開。どちらのモデルもヨットのセイルに使われる、軽量で引き裂きに強く、かつ耐久性に優れた「チャレンジセイルクロス」社の生地“Ultra200”を採用している。

裏面は100%リサイクルのRUVフィルムと全縫製部のシームシーリングで高い防水性を確保。

背面にはクッション性の高いフレームパッドを搭載しており、軽量化のために取りはずすことが出来る。強靭なダイネックス製のサイドコンプレッションも取外しが可能だ。また、“ベータライト45”に搭載されているアルミフレームと肩上のスタビライザーなどが“ベータライト30”では省略されており、さらなる軽量化が図られている。

気になる重量は、“ベータライト30”で総重量695g。背面パッド、ヒップベルト、ストラップを取り外した最小重量だとわずか452g。“ベータライト45”でも総重量890g、背面パッド、ヒップベルト、アルミステー、ストラップを取り外した最小重量で521gと軽量だ。

軽さだけでなく、実用性、快適性、タフさにもこだわった“ベータライト”シリーズは、すでに現在の入荷分が完売に近い状態。秋頃には再入荷を予定しているとのことなので、気になる方は早めのチェックがおすすめだ。


(問)ロストアロー www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/

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Shinya Miura
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