焚き火での高温料理をワイルドに。スウェーデン発の折り畳み式フライパンに注目。

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国土の約半分が森林で、自然の中で料理を楽しむ文化が根付いているスウェーデン。そんなスウェーデンで1980 年代からアウトドア用の調理器具を作っているクックウエアブランドSTABILOTHERM(スタビロテルム)からユニークな折りたたみ式のハンドルを搭載した新作フライパンが登場した。

STABILOTHERM「キャンピングフライパン 21cm」¥6930/「キャンピングフライパン 28cm」¥8690

スタビロテルムの新作フライパンは、折りたたみ式のシャフトでアウトドアへの持ち運びがしやすく、高温に耐えられるカーボンスティール(炭素鋼)製で焚き火での使用にも適したアウトドア用フライパン。

バーチ材で作られたハンドルを装備した「キャンピングフライパン」と、木の枝などを現地調達してハンドルにするための折りたたみ式チューブハンドルを装備した「ハンターフライパン」がラインナップ。「キャンピングフライパン」は、21cmと28cmの2サイズ展開になっている。

STABILOTHERM「ハンターフライパン 21cm」¥6600

ちなみに、このフライパンのインスピレーションは、北欧の古い料理「kolbulle(コールブッレ)」から来ているという。コールブッレは、自然のなかで長時間働いていて新鮮な食材を手に入れることができなかった林業従事者らが作っていた、ベーコンがたっぷり入った薄いパンケーキ。この料理をフライパンで作っていたそうだ。

カーボンスティールはタフで熱伝導率がいいだけでなく、使えば使うほど黒みが強く美しくなり、炒め物も美味しく仕上がるようになるのが特徴。キャンプでいろいろな料理を作って使い込みたいフライパンだ。


(問)ファロスインターナショナル www.pharus.net/stabilotherm/

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Shinya Miura
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