2バーナーになるウッドテーブル!? 「TOKYO OUTDOOR SHOW」で見つけた注目アイテム4選。

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2023年1月13日から15日まで、幕張メッセで開催されたアウトドアの大博覧会「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」。

人気のアウトドアブランドからガレージブランド、日本未上陸のブランドまで99の企業・団体がブースを構えた。そんな中から編集部が注目したアイテムをまとめて紹介。

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ツーバーナーとしても使えるウッドテーブル「アイアンシェルフミニ」。

2020年に誕生した新潟県燕市発のアウトドアブランド「LALPHA(ラルファ)」のブースで、ユニークなアイテムを発見。

アイアンシェルフミニ ¥5500

一見するとウッド天板のミニテーブルに見えるこちら。ウッドの天板には、シェラカップがすっぽりハマる穴が2つあって、ここにシェラカップを装着。さらに、別売りのアルコールストーブ用ゴトクと組み合わせることで、アルコールストーブや固形燃料を使ったツーバーナーとして使えるというユニークなアイテムだ。

片方をバーナーにして日本酒の燗をしながら、片方はつまみを置いて、ちょい呑みセットとしても使うことができる。

アイアン製の脚は取り外してコンパクトに収納可能。今後は、高さの違うバージョンや各種オプションなども発売していく予定だという。

ちなみに、高さなどがネコ用のフードスタンドにもぴったりだということで、ネコ愛好家の間でも人気になっているそうだ。

透明度はまるでクリスタル! 割れないロックグラス「タフグラス ロック」。

続いても燕三条エリア発のアウトドアブランド「apod(エーポッド)」。燕三条発のブランドということで、三角形と四角形の2パターンで焼ける2WAYのホットサンドメーカーなど、ユニークな金属製ギアが注目のブランドだ。ただ今回ピックアップしたのは、金属製のギアではなく、お酒好きなキャンパーにおすすめのロックグラスだ。

タフグラス ロック ¥3630

エーポッドの「タフグラス」は、ハイグレードポリカーボネイトを使ったロックグラス。ポリカーボネイトといえば、機動隊の盾にも使われるタフな素材。硬度が高いので、キズがつきにくく、落としても割れにくいので、アウトドアにも気軽に持ち出すことができる。

特殊な技術を使うことで、まるでクリスタルのような透明度に仕上がっていて、ガラスと比べてもそん色ないレベル。お酒の色味や氷に当たる光も楽しめ、気分も高まる。ガラスのロックグラスのようにカッティングも施されていて、所有感も満たされるアイテムだ。

タフグラスのシリーズには、ロックグラスの他にもワイングラスやロングタンブラー、ビールグラスもラインナップ。耐熱温度は‐30℃から110℃までなので、アイスでもホットでも使用可能だ。

ダブルウォールでナルゲンボトルを丸ごと保温する「ThermoShell」。

自然豊かでアウトドアが盛んな信州、安曇野から出展している「SURFACE(サーフェス)」のブースで見つけたのがこちら。

サーモシェル ¥11000

サーフェスの「ThermoShell(サーモシェル)」は、キャンプのマストアイテム「ナルゲンボトル」の1Lサイズにぴったりフィットして保温・保冷できる、真空断熱二重構造のステンレスボトルケース。最大6時間、保温・保冷効果をキープしてくれる便利アイテムだ。

サーフェスは金属表面加工を行っている丸山工機が立ち上げたブランドで、スタッフがプライベートでマウンテンバイクを楽しむ際に水分補給のツールとしてナルゲンボトルを活用していたことから開発に至ったという。製造は燕三条で行っていて、薄いステンレスを使って真空断熱二重構造にしているので360gと軽量だ。

冬キャンプでは、湯たんぽとしても活躍するナルゲンボトル。このサーモシェルはナルゲンボトルに入れたお湯を就寝時間まで保温しておく時などにも大活躍。ワインや日本酒のセラーや、水割り用のアイスペールなどとしても使うことができるので、キャンプだけでなく自宅でも活躍するアイテムだ。

日本未上陸の3WAYダウンパーカ「MANEUVER DOWN PARKA」。

「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」の韓国ブランドを集めたエリアで注目を集めていたのが、韓国で3年前に誕生し、日本には未上陸のアパレルブランド「rootfinder(ルートファインダー)」。韓国ではセレクトショップやデパート、オンラインショップなどで販売中で、特にユニークで実用的なアウターが人気となっているブランドだ。

マニューバーダウンパーカ ¥78000

この「MANEUVER DOWN PARKA(マニューバーダウンパーカ)」は、一見すると普通のダウンパーカだが、胸元のバックルを外すと、袖と肩まわりが取り外せる仕様になっていて、取り外すことでダウンベストにトランスフォーム。

さらに、取り外した袖と肩まわりの部分はボレロとして、パーカーなどと組み合わせて使うことができるというユニークな3WAY仕様になっている。

カラーはネイビーブルーのほか、チャコール、オレンジも展示されていた。

今回の「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」では特別に購入することができたようだが、日本にはまだ未上陸。今回のイベントをきっかけに本格上陸を楽しみにしたい。

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Shinya Miura
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