実はこのアイテムがスゴいんです! THE NORTH FACEの隠れた逸品を調査!

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人気ブランドともなれば、シーズンごとにたくさんの新作がリリースされる。その中には人気アイテムとして注目を集めるものもあれば、その陰に隠れてなかなかスポットライトが当たらず、真価を発揮できていないアイテムもある。そんな“隠れた逸品”を探し出そうと、「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」のプレスルームへ。

新商品を知り尽くしたザ・ノース・フェイスのプレス、宮﨑さんに「今はまだ注目されていないけれど、実はすごい!」という一押しアイテムをセレクトしてもらった。

Table Of Contents : 目次

01. 穴が空いても指でこするだけで元通り。自己修復する不思議なバッグ。

THE NORTH FACE「LITE BALL CANISTER(L)」¥4950/「LITE BALL TOTE(S)」¥3190

「一見すると普通のエコバッグやサコッシュに見えますよね? でも、実はこれ、生地がスゴイんですよ。ハリで穴をあけても、指でこするだけで魔法のように元通りになってしまうんです」

穴をあけても指でこすると修復する生地とは!? 百聞は一見にしかずということで、宮﨑さんが実演してくれた。

生地に直径約1mm、千枚通しくらいの穴を空ける。正直、バッグにこんな穴が空いてしまったらショック……。目立つし、もう使えないレベル。

それがなんと、穴が空いた部分を指でこすってみると……徐々に穴がふさがっていく。そして、ものの数秒で元通り。穴が空いていたことなんて分からないほど。本当に不思議!

実は、このエコバッグ、10デニールのウルトラライトナイロンに特殊なコーティングを施した「ナノキュアテック」という生地を使っていて、日常で生じる針穴レベルのホールを自己修復することができる。なんでも織り方に工夫があるようだが、本当に不思議。ちなみに、カッターで切ったり、釣り針のカエシで糸を引っ張ってしまったり、繊維自体に傷がついた時には修復できないという。

ボール型に収納して持ち運べる小型のトート型エコバッグ「LITE BALL TOTE(ライトボールトート)」とサコッシュタイプの「LITE BALL CANISTER(ライトボールキャニスター)」がラインナップ。どちらもドローコードを配備したフロントの丸い枠を利用してボール状に収納するのがユニークかつ、デザインのワンポイントになっている。

今のところナノキュアテックは、このバッグ2型にしか使われていないそうだが、これからいろいろなアイテムに使われたら面白そうだ。

02. プレス宮﨑さんがサーフィンで愛用しているトートバッグ、実はゴミ箱!?

続いては、宮﨑さんがプライベートでも愛用していて、もっとみんなに知ってもらいたい!というアイテム。

「このロールトップのトートバッグは防水仕様なので、サーフィンの時にウェットスーツを入れたりして使っています。自立するので足を入れて着替えるのにも便利なんです。でも、実はこれキャンプ用のゴミ箱として販売しているものなんです!」

THE NORTH FACE「Fieludence Trash Tote」¥18700

引き締まったブラックカラーがおしゃれ過ぎて、一見ゴミ箱には見えないが、実はこの「Fieludence Trash Tote(フィールデンス トラッシュトート)」は、トートバッグ型のキャンプ用ゴミ箱として開発されたアイテム。

ロールトップ部分を折り曲げると、しっかりと自立。内側にはゴミ袋をセットするスナップもついていて、2袋装着して分別も可能だ。

密閉性が高いロールトップは、ゴミを持ち帰る時に臭いを軽減。ペグで固定できるので、風で飛ばされる心配もない。

「サイドポケットもついているので、ゴミ袋を収納するだけでなく、ワックスなどの小物を入れておくのに便利です」

また、防水仕様なので水を入れてバケツとして使ったり、濡れたテントをそのまま突っ込んで持ち帰ったりもできる。

ゴミ箱と考えると高級過ぎる感もあるアイテムだが、キャンプのほか、サーフィン、釣りなどあらゆる水遊びでマルチに使える防水トートバッグと考えると、もっと注目を集めても良さそうなアイテムだ。

03. こだわりが凝縮。着け心地バツグンの耐熱レザーグローブ。

THE NORTH FACE「Fieludence Camp Glove」¥14300

宮﨑さんが最後に「キャンプではこれが手放せないアイテムになっています」と言って紹介してくれたのが、熱を伝えにくい素材を指先などに配置したレザーグローブ「Fieludence Camp Glove(フィールデンス キャンプグローブ)」。

手のひらには熱を遮断するフレキシブルエアロゲルを内蔵、燃焼部に触れやすい指先と指の付け根は難燃性・耐熱性などを兼ね備えたアラミド繊維・ケブラー糸で補強している。焚き火用のグローブとして、ダッチオーブン調理の鍋つかみとして、キャンプで大活躍するアイテムだ。

「このグローブはとてもしなやかな天然やぎ革を使っていて、着け心地がとてもいいんです。注目してほしいのは、手のひらや指先の断熱素材を生地の上から貼り付けているのではなくて、生地に埋め込んでいる点です。パッと見ただけでは分かりにくいですが、とても丁寧に作られたアイテムなんです」

デザインや機能だけでなく、作りのこだわりも伝えたいという宮﨑さんの熱意が伝わってくるアイテムだ。

【番外編】プレスルームで見つけた気になるニューアイテム。

ここまでザ・ノース・フェイスのプレス、宮﨑さんのブランド愛が伝わってくるような隠れた逸品3アイテムを紹介してきたが、最後にもう1アイテムをご紹介。

THE NORTH FACE「All Weather 4 Wheeler 30”」¥58300

今回の企画でお邪魔したザ・ノース・フェイスのプレスルームでスタッフが見つけて思わず二度見してしまったのが、このハードシェルキャリーバッグ。

ザ・ノース・フェイスのキャリーバッグというと、「ローリングサンダー」などソフトキャリーバッグを愛用している人も多いと思うが、新商品として登場する軽量なハードシェルキャリーバッグが「All Weather 4 Wheeler(オールウェザー 4ウィーラー)」。

ウォータープルーフなので旅行はもちろんスノーボードの遠征などにもぴったり。360℃回転するウィールで操作性もバツグン。テントの生地などに使われるリップストップをモチーフにした格子状のデザインが特徴だ。

サイズは30インチ(70L)と、22インチ(24L)がラインナップで、2022年9月から順次発売となる予定。


(問)ザ・ノース・フェイス www.goldwin.co.jp/tnf/

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Shinya Miura
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