「黒いギア」を使って、ファッション感覚でキャンプを楽しむ人が急増中。

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アウトドアギアといえば、カラフルな色合いのアイテムを想像する方が多いはず。これは野外での視認性を上げるためとも言われ、実際に多くのテントやギアが明るく発色の良い色です。

しかし昨今では、ミリタリーファッションの流れを汲んでか、キャンプサイトにおいてもミリタリー系ギアが浸透し、サンドベージュやオリーブを基調としたキャンプサイトも多く見受けられるようになりました。

そして、よりファッション感覚でサイト作りを楽しむ人たちは、「黒いギア」に注目しているようです。男らしくソリッドに、あるいは山でも街的な色合いでスタイリッシュにサイトを作りたい方は注目です!

Photo/Takamasa Sasai、Akiko Fukada

Text&Edit/Yasufumi Kurayama(RIDE MEDIA&DESIGN)


Table Of Contents : 目次

ギアを黒で統一し、アウトドアらしかぬシックなサイトに!

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主要なギアを黒で統一することで、重厚感のあるシックなサイトが完成。大型の六角テーブルは木目だったため、自ら黒く塗装し、カスタムした。フェスでは明るい色のサイトが多く、逆に黒で統一したサイトは目立って見つけやすいという利点も!

山岳キャンプなど、万が一の事態が想定されるキャンプでは遠距離からも発見しやすく視認性の高い色がおすすめだが、整備されたキャンプ場でのキャンプが中心の場合は、ファッション感覚での色使いでサイトを作ってみるのも楽しい。

 

黒小物を使って、男らしい無骨な雰囲気をプラス。

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コンテナは、たくさんのギアを収納できるビックサイズのペリカンをチョイス。大きさもさることながら、黒を選ぶことで、無骨な印象をプラスしてくれる。ダークグリーンのテントとのカラーバランスも◎。

 

ハイスペック素材×黒で、洗練された雰囲気に。

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昨今のアウトドアチェアの代表格でもあるヘリノックス。スッキリとしたフォルムと素材使いのため、黒をまとうとより都会的な印象になる。現代的なデザインとマテリアルを使った同ブランドのテーブルを合わせれば、スタイリッシュなリビングの完成。木製のギアは一切使わず、黒でまとめるだけで洗練されたキャンプサイトが手に入る。

 

黒はウッドファニチャーとも相性抜群。

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人気のウッドファニチャーでまとめたリビング。ナチュラルな木目は、ほっこりとしたやさしいイメージを与えてくれるが、イスの座面やマットなど、ところどころに黒を取り入れることで引き締まった男らしい雰囲気に! ウッドファニチャーは、黒との相性も◎。

 

早い人はすでに注目している黒いギア。今後、キャンプサイトに取り入れる人がもっと増えてくるかも!? ファッショナブルかつ、スタイリッシュなサイトを目指すならチェックしておこう。サイトのおしゃれ度を格段に上げてくれるはずです。

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GO OUT編集部
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