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あの“キャンプあるある”解決の糸口は、ロープライトにあり。
真っ暗な夜のキャンプ場では、テントやタープのガイライン(張り綱)に足を取られて転倒してしまったり、お手洗いに立ったままテントサイトの場所が分からず迷子になってしまうなんてこともしばしば。
“キャンプあるある”といえるこのトラブルに役立つのが、ガイラインの位置を知らせてくれたりテントサイトの目印にもなるガイラインライト。色が変わったり点滅したりして、夜のテントサイトを彩る電飾としても◎で一石三鳥なんです!
そんなライトを実際に活用したおしゃれなキャンプサイトを実例に、その利便性をご紹介。
多彩なライト使いで、通行人への配慮を忘れずに。
カラフルなガイライン用ライトのほか、沢山のランタンを吊り下げることで、夜でも煌々と輝くこちらのサイトは、イルミネーションのようで、転倒防止はもちろん、トイレの往来の最中につい足を止めて見とれてしまうような存在感を放っていました。
ガイラインには、うさぎの耳のように突き出た2つの輪っかがどんなガイラインもしっかりホールドしてくれるボタン電池式のLEDライトを設置。
「人通りの多い方のガイラインには、一つはペグの位置、一つは子供の目線、一つは大人の目線に、3つの高さで設置しました。それぞれ色を変えて配置しているのは、より目立つようにと、その方が見栄えもするかと思って」と、通行人への配慮も完璧。
人通りの少ない反対側には、ペグのそばにランタンを配置。デンハーロッテルダムのオイルランプの下に、メイソンジャー型ソーラーランタン「ソネングラス」を設置しこちらも二段構えに。
「ソネングラスの中身は全部自分で装飾しました。子ども連れが多いのでやっぱり通行人の安全が第一でライトを設置してますが、もちろんイルミネーションとしても意識してますよ (笑) 」。(OWNER:松本 大樹さん)
2種のライトは目印としても機能する。
こちらのサイトでは、ペグの位置にソーラーランタンを点々と置いて転倒の防止をしたうえ、目印としてタープにもパーティライトを吊り下げていました。
外側に張り出したガイラインのペグ部分に太陽光で充電できるソーラーランタン「ソーラーパフ」を配置。光源を上向きに置くことで、より目立つようにしているのもポイント。
「つまずくと危ないしガイラインのテンションが緩まると行けないので人通りの多い方に点々と置きました。日中に太陽光で充電しておけば、夜のうちは持ってくれるので、基本はつけっぱなしです」。
ペグ部だけでなく、タープの側面にはパーティライトを吊り下げることでソーラーパーフとのバランスがとれルックス的にも◎!
「ソーラーパフは転倒防止で設置しましたが、それだけだとあまり目立たないので、キャンプサイトの目印になるように、パーティライトもつけました」。(OWNER:ホリエトータルサービスさん)
絶対的存在感を放つ、イルミネーション系ライト使い。
高さのあるノルディスクのワンポールテント「スー」の頂点からジュエルライトを引っ張ったなんともきらびやかなこちらは、どちらかというとイルミネーションに重きを置いたテントサイトで、立ち止まる通行人も多く見られました。
グリーンに覆われたジュエルライトは、決してアウトドア用ではないものの、防水仕様のためキャンプでも役立つLEDライト。
「お店やパーティ用として販売されているですが、クリスマスっぽくしたかったのでネットで購入しました。点滅などもできるんですが、さすがにうるさいと思って転倒にしています。これだけ飾ったら転倒する方はいないですし、迷子になる心配もないです (笑) 」。
クリスマスをイメージしたというだけあり、テントサイト全体に遊び心が満載。電動で雪が舞うスノードームも雰囲気作りとともに、目印としても大いに機能していました。(OWNER:negihousさん)
ガイラインライトで、周囲にも優しいテントサイト作りを!
最近人気が高まりつつあるガイラインライトですが、単なる装飾ではなく周囲にガイラインやテントサイトの存在を知らせ、夜のキャンプ上に潜む危険から回避させてくれる役割があったんです! 設置方法を工夫することで、より安全によりおしゃれに演出できる便利アイテム。うまく活用すれば、いつものテントサイトをアップグレードしてくれるはず!
Photo/Takuma Utoo
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