海外からも注目されるミュージック バーという日本のカルチャー

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最高の音響と音楽、リラックスできる空間をあわせ持つミュージック バー

バーに行く人なら目にしたこともある、マスターやスタッフがお酒を作り、お客さんと話しながら心地よい音楽をレコードでかけてくれる景色。古くはJAZZ喫茶などからはじまり、老舗のソウルやAORなどが楽しめるバーまで。そしてそういったお店では大抵、音響設備にこだわりを持ち、家では楽しめないクリアな音を聴かせてくれる。最近東京をはじめ各都市でそういったバーの新解釈的お店が人気を集めている。音好きならぜひ急いでチェックしてほしい動き。

 

クラブカルチャーとつながりながらも、独自の心地よさを持つ空間

JAZZ喫茶なんかだとお客さんは会話は少なめに真剣に音に耳を傾けるというイメージだけど、最近のミュージックバーは乱暴に言うとクラブ文化を通過した音楽の楽しみ方の1つとも言えそう。クラブで耳にするアーティストでもダンスチューンでなく、ハマって聴きたい楽曲や、彼らが影響を受けたであろう先達の音、少し実験的な楽曲など、座って聴けるものが楽しめるという感じ。もちろんダンスミュージックを最高の音響で楽しむミュージックバーもある。アメリカやアジア圏でもこの形態のお店が広がりつつあるようで、日本発信の音楽カルチャーの1つとして注目されている。

ミュージックバーに関してはクラブ系情報に詳しいWEBサイト、RESIDENT ADVISORのこちらの記事が非常にわかりやすく書かれているのでぜひご参考に。

 

ここで紹介する青山にオープンしたばかりのバー「INC COCKTAILS」は落ち着いたシートでチルアウトしながら音とカクテルを中心としたお酒を楽しむのがオススメ。こちらも音響設備にはこだわりがありスピーカー、パワーアンプ、プリアンプともにALTEC社のものを設置しており、マニアでも納得のセッティングとなっている。また音響設備はもちろん、音のほうもジャズやソウル、ロックなど約3000枚のレコードを所有。毎夜、バーテンからゲストDJまでがこだわりの音響で最高の音を聴かせてくれる。DJ KENSEIをはじめ様々な一筋縄ではいかないDJを迎えてのイベントも開催されている。

ドリンクもバーカウンター後ろにずらりと並んだボトルからもわかるように、ウイスキーから飲みやすいカクテルまでバーテンにオーダーすればすぐにサーブしてくれる。彼女や奥さんと、また意中の女子を連れて行くのもありだけど、ベスト(?)なのは二次会でしっとり飲みたいときに立ち寄れば女子からの信頼がグッとアップしそう。外遊びの機会が減ってくるこの季節にはこういったバーでチルしながら過ごすのも良いのでは。

 

 

 

【INC COCKTAILS】

営業時間:月曜日土曜日 午後6翌朝4 (3:30 LO)

住所:東京都渋谷区渋谷1-5-6 B1F

tel:03-6805-1774

公式サイト

 

 

 

GO OUT編集部
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