今年も年末の風物詩となる、「GO OUT CAMP冬」が、2025年12月12日(金)から12月14日(日)の3日間に渡って、「ふもとっぱら」で開催されました。
春のGO OUT JAMBOREEや秋のGO OUT CAMP比べるとアットホームな雰囲気で、ゆるりと楽しめる冬キャンプの様子をレポートします!
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初日の名物コンテンツ「持ち寄りBBQ」でスタート!

冬晴れの富士山が出迎えてくれるなか、金曜日に会場入りしたキャンパーたちは、みんな夕方までにサイトを構築。そして、しっかりと防寒対策を施して集まったのは、初日の名物コンテンツ「持ち寄りBBQ」。
春秋にも共通するGO OUT CAMPの幕開けとなるイベントで、その名の通り、各自が好きな食材を持ち寄って、コンロを囲んでワイワイ楽しむジカンです。






今回の冬キャンプでは、同時にオフィシャルバーもオープンし、そのままカラオケ大会も実施。開放的な星空ステージで歌える機会なんて、なかなかないってことで、初日からかなりの盛り上がりに。
ビクセンの望遠鏡で満点の星空を観察。

そして初日と2日目の夜に開催された新しいコンテンツが「星空観察会&撮影練習会」。星空案内人による12月の星空解説があり、実際にビクセン社の望遠鏡で星空を観察できます。


さらに、スマホで上手に星空を撮影する方法が学べたりと、満点の星空を眺めることができる、ふもとっぱらの夜ならではのイベント。2日目の開催時は残念ながら曇りでしたが、初日の夜は、しっかりと冬の星空を観察することができました。

さらにSatoshi MiyaのDJタイムがあるなど、みんな充実したジカンを過ごしていました。土曜日から参加するヒトが多いけど、金曜日の夕方から夜にかけても、じつはいろんなコンテンツが楽しめるんです!
2日目は「ブランドアベニュー」がオープン。


2日目は8時半に入場ゲートが開き、ワイルドなクルマで続々と会場入りするキャンパーたち。カスタムされた車両も多く、そんなクルマが並んでいる姿が見られるのもGO OUT CAMP名物のひとつ。
ふもとっぱらの広大なフィールドが、個性的なクルマとテントで埋め尽くされていくなか、富士山もバッチリ見えています。


そして10時からは、さまざまなブースが立ち並ぶ、「ブランドアベニュー」や「マーケットヴィレッジ」がオープン。午前中から多くのキャンパーたちで賑わい、なかには長蛇の列になるブースも。










最新のアウトドアウエアだけでなく、B.V.D.の瞬暖ベースレイヤー「グリッドテック」や、洗練された薪ストーブを展開する「ファイヤーグラフィックス」など、冬キャンプの即戦力になるプロダクトが揃っているのも魅力。
買い物して、すぐにサイトで使ったり、日が暮れて寒くなる前に防寒アイテムを現地調達するキャンパーも多いんです。
魅力的なブースは、アウトドアブランドだけじゃない?


そんななか「Hondaキャンプ」のサイトでは、DIYで車内にシアタールームを構築したステップワゴン エアーや、家電を取り入れたソロ車中泊スタイルのエヌバンeを展示するなど、次世代モビリティバンライフを提案。


防水性や衝撃性でミルスペックをクリアするスマホ「arrows Alpha」のサイトは、タフさを実証するために、落下させたり水没させるパフォーマンスが話題に。
しかも高温でも作動することを伝えるために、テントサウナまで設置。実際にサウナに入って体感できる参加型イベントも開催していました。


「いいちこ」は、定番の“いい茶こ”や“ゆずちこ”に加え、冬ならではのマシュマロが入り“いいちこホットミルク”が大盛況。
熱燗やお湯割り焼酎、ホットワインに続く、寒い冬キャンプで嗜むお酒に、新たな選択肢を示してくれました。
ワークショップで作るアイテムは一生の思い出。


「沢の鶴」は、キャンプにマッチするお酒を厳選して販売するなか、おちょこサイズのシェラカップやパラコード付きの升、紙パックカバーなど、オリジナルギアも用意。
しかもワークショップを絡めて提案するなど、日本酒×キャンプの新境地をアピール。


そして外遊び好きが絶大な信頼を寄せるアウトドアウォッチ「プロトレック」のブースでは、天然素材でクリスマスリースを作る旬なワークショップを開催。
しかもグルーガンを使った本格的なDIY。それだけに完成度も高く、オトナも本気で挑戦するなど、こちらも多くのキャンパーで盛り上がっていました。
オトナもキッズも全力で楽しむ、紅白大運動会。



お昼から5時間かけて開催されたのが冬の風物詩となる「GO OUT 紅白大運動会」。ハンマーシュロゲンや、二人三脚、大綱引きなどの、お馴染みの競技が行われるなか、斬新だったのが、アメリカで親しまれているパーティーゲーム「コーンホール」。
本来はコーン入りのパックを投げ、板の上に乗せたり穴に入れたりする競技だけど、パックの代わりに使われたのがスマホの「arrows Alpha」。

最初は投げるのを躊躇していた参加者たちも、何度もトライするうちに、バンバン投げまくり、スマホの概念の覆すほどアグレッシブな光景に。
もちろん、それでも画面が割れる様子もないため、みんな驚いていました。外遊び好きが愛用するなら、こんなスマホが重宝するのでは?

結果は、僅差で紅組が優勝! とはいえ、勝敗はそこまで重要じゃなく、オトナもキッズも全力でカラダを動かして、いっしょに楽しめるのが最大の魅力。
家族みんなで奮闘したり、同じチームのキャンパー同士が仲良くなったり、白熱したイベントながらも、終始アットホームな雰囲気が漂っていました。
暗くなってからも、コンテンツは盛り沢山。

夕方からは、「スーパーハイキング」でも歌声を聞かせてくれた、外遊び好きシンガーソングライターのSOTOniがライブを敢行。
キャンプやトレッキングが好きなら共感できる歌詞と、生音のサウンドをループさせたグルーヴ感のあるバックトラックは、開放的な野外ステージで聴いてこそ。

ライブが終わり、すっかり日が暮れたなかで行われたのが、「ツリー点灯式」。大きなクリスマスツリーとGO OUTのモニュメントに電源を供給してくれたのは、「Hondaキャンプ」。
カウントダウンと共にライトアップされた瞬間は、大きな歓声が巻き起こり、みんなスマホで撮影大会に。その背景には富士山の代わりに、お馴染みの気球の姿も。
間近で打ち上げられる花火は、みんな特等席!

そして夜の一大イベントが「メッセージ花火大会」。大切なヒトに伝えたいメッセージを読み上げ、その想いと共に打ち上げられる花火は、空気が澄んだ冬だからこそ美しさも倍増。
それでいて打ち上げ場所が近いため、誰もがみんな特等席。ほぼ真上に見上げる大輪の花火は、とにかくダイナミックで迫力満点! このイベントでしか味わえない距離感かも?
DJタイムはクラブさながらの盛り上がり!


花火を打ち上げるのを待っていてくれていたかのように、パラパラと小雨が降り出してきたけど、「ファイヤーパフォーマンス」や「歌声ナイトクラブ」でテンションMAXのキャンパーたちには、そんなの関係なさそう。

その熱気が冷めぬままに、リベラル a.k.a 岩間俊樹(SANABAGUN.)のDJタイムに突入。こちらは屋根があるスペースなので、落ち着いて楽しむことができるのもあり、みんなお酒片手にカラダを揺らし、ほぼクラブ状態。

続くShigeo(スケボーキング / Steady&co / GOLF4649)も、アッパーなチューンを連発して、野外フロアを盛大に盛り上げてくれました。
フリマの戦利品を手にホクホク笑顔でサイトへ。


ほぼ同時刻に、金山テラスでは「キャンパーズフリーマーケット」を開催。普段、GO OUTに携わる外遊び好きを中心にした個性豊かな出展者が揃い、なかには、なかなか手に入らないお宝も。
おかげでこちらも、DJフロアに負けずとも劣らないほど大盛況に。みんな戦利品を片手に、ホクホクの笑顔でサイトに戻っていました。
最終日は、お馴染みの抽選会と記念撮影!

夜が明けても残念ながら雨は止まず、最終日は雨の中でスタート。それでも「ラジオ体操」や「ヨガ」でカラダを動かし、みんな元気いっぱい。

「ブランドアベニュー」や「マーケットヴィレッジ」も、9時からお昼にかけてオープン。最後の買い物を楽しむキャンパーも多いですが、じつは、最終日はタイムセールスを行うブースもあり、結構穴場だったり……。


そして11時からは豪華賞品を用意した、お馴染みの「抽選会」が行われ、そのまま恒例の「写真撮影」に。
すべてのコンテツが終了したお昼過ぎには雨も上がり、みんなノンビリと撤収。最後まで遊び尽くした最高の3日間になりました。
次は4月のGO OUT JAMBOREEで会いましょう!

今年も大成功となった「GO OUT CAMP 冬」。イベントも盛りだくさんだけど、薪ストーブをインストールしたり、ノンビリと焚き火料理を楽しむなど、この時期ならではのキャンプを満喫できたのでは?
そして次に予定されているGO OUTのイベントは、4月に開催される「GO OUT JAMBORE」。続々とライブステージの出演者が発表されていますが、意外なアーティストの参戦もあるかも?
ということで、今度は新緑が芽吹く春の「ふもとっぱら」で会いましょう!
Photo/Fumihiko Ikemoto






