毎年ハロウィンの季節に山梨県道志村にあるキャンプ場「水源の森 キャンプ・ランド」にて開催されるA.M.C。マウテンリサーチを中心に、いつもの仲間がいつものヴァイブスで山の麓に集まり、来場者と一緒に緩く暖かな空気感の中で過ごす2日間。マーケットやライヴをのんびり楽しめる大人のキャンプといった内容で、チケット争奪戦が繰り広げられる人気のイベント。今年も話題は豪華メンツによるマーケットでした。
参加ブランドは2-tacs (@the_fhont_shop )、Bamboo shoots (@kazuhikokai )、Ballistics (@ballistics.jp )、DOWN ON THE CORNER (@yackman89 )、groovisions (@grvito )、Lock Field Equipment (@lockfield_equipment )、THUNDERBIRD DESIGN (@takatoshi_akutagawa )、POLAR / VINCENT (@polarfishingwear @vincentshoelace )、Mountain Research (@mountain_research )。
朝イチから宿泊のみなさん、マーケット目当てに日帰り来場したみなさんがエリアの入り口に列を作っていました。
お目当てはマウンテンリサーチのブース。一目散に多くの方が向かっており、開始1時間後には商品がほとんどないような状態に。
そのお隣ではマウテンリサーチ主宰の小林さんが個人的にブースをオープン。山道具のハーケンや本などを来場者との対話を楽しみながら、のんびり販売されていました。
もちろん他のブースも大賑わいで、しばらくはどこのブースも商品をじっくり見れないほどの繁盛っぷり。
また逆回転する時計と巨大焚き火台が鎮座するクラブハウスではマウンテンリサーチのショップ「. . . . . Research GENERAL STORE」によるブートレグブランド、山目黒などでお馴染みTakanori Murakami氏によるカスタムプリントショップや、Lock Field Equipmentによるレーザー刻印のワークショップ、そして中目黒のスパイスカレーの名店、FORRESTER Spice & Musicによるカレーに舌鼓を打つ人で大賑わい。ビールやクラフトジン片手に焚き火前でのんびり過ごす人も多数。
このイベントは古くからキャンプを楽しむ人たちが多く、会場内のテントやギアを見て回るのも楽しみ方の1つ。これは一体どこのテント?というものがたくさん見られます。特にスタッフや出展者はこのメンツなだけに歴史を感じさせるブランドから最新モデルまで図鑑のようなラインナップになっていました。その中で3つご紹介。
こちらTHUNDERBIRD DESIGN芥川さんのMoss Tents
Ballisticsの塚原さんはなかなか張るチャンスがなかったというHEIMPLANETとWTAPSのコラボモデル
極め付けはマウンテンリサーチ初となるテント「Soloist」の3連張り! 目の保養になります
マーケットでの買い物も落ち着いたら、参加者はそれぞれのテントに戻って料理をしたり、川遊び、仲間とチルアウトしたりとそれぞれの時間を過ごしつつ、その後控えるライヴとビンゴ大会を待機。
ライヴにはマウンテンリサーチのイベントやGO OUT CAMP DOSHIでもお馴染みとなったベーシストのtatsuさんとミュージシャン高野 寛さんのユニットが登場。ギターとベースのみで構成されたアンビエントな楽曲でみなさんゆるやかに、たまにウトウトしながら極上の雰囲気に包まれる中、最後には高野さんの歌も聴け、大満足の1時間となりました。
そして最後はお待ちかねとなった宿泊者全員が参加できる超豪華賞品が当たるビンゴ大会。老若男女、全員が驚喜の声をあげ、残念なため息をつき、とこの日一番賑やかな時間に。
今回初開催となったのがイベントのクロージング的な位置で、スタイリストでありブランド2-tacs主宰でもある本間良二さんをはじめとしたDJ陣による和物ナイト。大ヒット歌謡曲にシティポップ、ジャパニーズソウルなどこだわりの音楽が、ミラーボールが回る会場内に響き渡る素敵なパーティーに。絶対に曲を知らないちびっ子たちもテンションアゲアゲで踊り、大人はほろ酔いで懐メロを楽しむ、素敵な1日の締めとなっておりました。
またおそらく来年も開催されるであろうA.M.C.。のんびりキャンプしながらも、少しは音楽や買い物もあればなーという大人の人にピッタリとマッチするこのイベント。ぜひ2025年もハロウィンの時期が近づいてきたらチェックしてみてください。
Photo/Taizo Shukuri Report/GO OUT編集部