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魅力3 焚火も快適に楽しめる、難燃ファブリックも独自に開発。
レザーグローブ同様、ギア感覚で使えるキャンプウエアが絶賛されたグリップスワニーが、次に挑戦したのが本格的な焚火対応アイテム。最近のアウトドアシーンでは定番になりつつある、難燃性素材にも三好さんは早くから注目してきた。
独自素材のファイヤーシールドが火の粉から身を守る。
そして登場したのが、2018年にリリースされたファイヤープルーフポンチョ。独自に開発した特殊素材“ファイヤーシールド”を採用することで、焚火を安全かつ快適に楽しむことができる。
ファイヤーシールドは、国内の難燃作業服や防護服のJIS規格を設定する組織、カケンのテストをクリアした本格的な難燃素材。自己消化性にも優れているため、火の粉を受けても穴が開きにくい仕上がりとなっている。
もちろんグリップスワニーらしい機能的なギミックも満載。ミリタリーライクなミニマムデザインながら、フードのシルエットを調節できるドローコードや、ハンドウォーマーにもなる大型ポケットを装備。
「ダッチオーブン料理や焚火で使えるレザーグローブみたいなウエアがあれば便利だなと思って。でもレザーはオーバースペックだしコストも高い。それで新素材を開発しました。このシリーズは1年以上もフィールドテストを繰り返して作った自信作ばかりです」。
現在、ファイヤーシールドはポンチョだけでなく、ワークシャツやパンツ、エプロンなど様々なアイテムにも採用され、それぞれ人気となっている。
魅力4 オトコ心を刺激する機能美プロダクトは、まだまだ進化中。
キャンプシーンに特化することで、タフでありながら機能的、そしてリーズナブルという実用性の高いアイテムを追求してきたグリップスワニー。キャンプウエアを提案して来年で10年目となるが、もちろんまだなお成長を続けている。
手ぶらでキャンプが楽しめる、9ポケット搭載ショーツ。
2018年にリリースされ、既にキャンプパンツと並ぶブレイクを見せている機能美ショーツも、グリップスワニーの進化を象徴するアイテムのひとつ。
なんとポケットが9個も搭載されているため、ほぼ手ぶらでキャンプを楽しむことが可能。ポケットの配置や大きさもキャンプでの使い勝手を考慮したデザインとなっている。
カラバリは、ブラック、チャコール、ベージュに加え、オリジナルのカモ柄も用意。しかもカモ柄がさりげなくグローブのシルエットになっているという遊び心も。
自衛隊の特殊部隊も採用する本格的なミルスペックモデル。
そして近年は、ミルスペックのアイテムに力を入れている。こちらは自衛隊と共に開発した航空自衛隊特殊部隊専用グローブのGO OUTエクスクルーシブモデル。もちろんキャンプでも活躍する機能性を有している。
「現在も自衛隊への納品実績がありますが、今後はミルスペックレベルのタクティカルなアイテムにも力を入れていきたいです。それとテントやタープなどの本格的なキャンプギアも、どんどん提案していく予定です。もちろんグローブやウエア同様、タフな機能性をしっかりと追求していきますよ」。
シンプルなレザーグローブから始まったグリップスワニーの歴史は、180年もの時を経た現代の日本で、さらなる進化と飛躍を見せてくれそうだ。
(問)スワニー販売 tel:03-3306-1411 www.grip-swany.co.jp/