Table Of Contents : 目次
各バッグのカモ柄の配置は、すべて一点モノ!
—テキスタイル以外でこだわった箇所をお教えください。
ジッパーの色はカモ柄の邪魔にならないブラックにしたけど、レザープルはお馴染みのブラウンにこだわりました。グレゴリーといえば、昔からこのレザープルの印象があったから、そこはやっぱり定番にしたくて。あとは長く使っても汚れが目立たないように、裏面もオールブラックにしています。
—作り手だからこそわかる、制作秘話とかあります?
なんだろう。難しいな(笑)。でも1枚の大きな布をカットして作っている関係で、カモ柄のデザインの配置は1個ずつ全部違うんですよ。そこは結構ポイントかも。お気に入りの配置のモデルを探す楽しさもあるのかなって。
—ある意味、一点モノですね。このバッグでどこかに行く予定は?
実は自分がデザインしたアイテムって、なんか気恥ずかしくて、なかなか使えないんですよ(笑)。だからボクの代わりに、娘に背負ってもらおうと思っています。今回、グレゴリーの担当の人が特別に“デイパック”のキッズサイズを作ってくれたんですよ。
2018年 9月14日(金)、全国の店舗で一斉リリース開始!
—それはいいですね!娘さんも喜んだのでは?
それが、この色は嫌だって言われちゃいました(笑)。娘は今4歳で、最近はピンクがお気に入りのカラーなんですよ。もうちょっと大きくなったら気に入ってくれるかもしれないですけどね。
—ちょっと残念ですね(笑)。 では入手した人たちには、どんなシーンで使ってほしいとかあります?
今回のバッグはどれも日常で使えるものばかりだから、デイリーで愛用していただければと。やっぱり背負い心地や使い勝手は間違いないですから。もちろん山や海でも使えるけど、グレゴリーは登山に関してはもっと本格的なモデルがいっぱいありますからね。
—オンラインストアの予約はすでに完売状態ですが、グレゴリーの店頭では9月14日(金)からの発売となります。
そうですよね。さっきも話した通り、カモ柄のデザインの配置はすべて違うから、実際に店頭で実物を手に取ってチェックしてみてください!! グレゴリーのバッグは本当に丈夫だから長い付き合いになると思うので、お気に入りの柄の配置のモデルを選んでいただけると嬉しいです。
Photo/Dai Yamamoto
(問)グレゴリー/ サムソナイト・ジャパン tel:0800-12-36910 www.gregory.jp
花井祐介(アーティスト)
1978年生まれ。2006 年よりカリフォルニにて作品の展示を開始。バンズやニクソン、ビームスなど様々なブランドやショップへのアートワークを提供している。サーフカルチャーをこよなく愛し、自身もマイペースに波乗りを楽しんでいる。