スタイリッシュなUL系から注目のストリート風味、トレッキングの本格派まで、多彩なおしゃれハイカーが集う「スーパーハイキング」。まもなく開催の第2回に参戦するならこんな格好で、をテーマに達人たちのスタイリングとイチ押しギアを拝見してきた!!
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スーパーハイキング寝具は超軽量ツェルトがオススメ?

20年近くULカルチャーを発信する名店、ハイカーズデポのスタッフ。登山に加えて、釣り、キャンプ、パックラフトも満喫。「この秋はアメリカのネバダ山脈あたりを、2週間ほどかけてノンビリと歩いてきます」。トップスは通気性と保温性を両立する生地、オクタサーフライを採用。パンツはコンバーチブル仕様なのでショーツにすることも可能。アダプタライトフーディ¥15400、イージージップオフパンツ¥17600/ともにハイランドデザイン ライトウールスポーツシングレット¥14300/アクリマ シューズ:メササミット¥19800/ゼロシューズ(すべてハイカーズデポ)キャップ/パタゴニア
ハイカーズデポの五味さんはロングトレイルも趣味のひとつで、国内外を1週間以上歩き続けることも。
「どれだけ少ない荷物で、快適に過ごせるかを考えながらパッキングするのもハイクの楽しい部分。軽量化も重要だけど、安全面もしっかりと考慮する必要があるので、そのバランスが難しいですよね。個人的には、道具はシンプルにしつつ、なるべくひとつのアイテムで2役や3役になるモノを選ぶようにしています」。
そして、寝具はテントよりコンパクトで簡易的なスタイルのツェルトをリコメンド。
「ツェルトはハイク上級者のイメージがあるかもしれないですが、このモデルはビギナーでも設営しやすいし、なにより400gと超軽量。そのぶん身軽に歩けるし、キャンプ場に泊まるスーパーハイキングなら、山よりもトライしやすいと思います」。
Zimmer Built

Pika Pack
アメリカのオハイオ州を拠点にするガレージブランド、ジマービルトにハイカーズデポが別注して誕生したモデル。メッシュポケットを含めると、最大で35Lの容量を誇る。「背面パッドもフレームもないシンプルな構造です」。¥30800(ハイカーズデポ)
FLOAT

Hiker’s LONE PINE + LOCK TEMPLE
オリジナルのフレームカラーを採用したハイカーズデポ別注モデル。「ブルーレンズなので自然の緑が鮮やかに見えます。首にホールドできるテンプルも便利」。¥17050(ハイカーズデポ)
Highland Designs

UL DOWN QUILT
ハイカーズデポのオリジナルのダウンキルト。撥水加工ダウンを採用しているため、結露にも強い。「スタッフサックはザックの横幅に合う、ゆったりサイズです」。¥48400(ハイカーズデポ)
finetrack

Zelt Ⅱ Wide
ハイカーズデポ別注の2人用ツェルト。「400gを下回るけど居住空間が広く、ポールを内側に入れて張れるから、一般的な自立式テントと同じくらい設営がラク」。¥40800(ハイカーズデポ)
オーセンティックウエアで、ULハイクをカジュアルに。

“アンマウンテンガーメンツ”をコンセプトにした山ウエアを提案するブランド、ユラーを展開。自身も10年来のハイカーで、月2ペースでさまざまな山を巡っている。「今秋は全国のいろんなイベントに出ます」。90年代パタゴニアのヘリウムジャケットを山用アウターに使用。「ユラーのスラックスは、通気性があるから秋のハイクにちょうどいいと思います」。ヘリウムジャケット/パタゴニア ロンT/メリノメリノ ベースレイヤー/サンマルサン ザスラックス、ベルト/ともにユラー ハット/ノーブランド サングラス:ベクター004/メガネロック シューズ:ゼガマハイク/ナイキACG
古着やスラックスなど、オーセンティックなアイテムを取り入れたULスタイルで登山を楽しむ柴田さん。
「いまどきの山用じゃないアイテムを、工夫次第で山で使うのが好きなんですよ。例えば90年代のパタゴニアのアイテムを、どうすればやせ我慢しないで、実用的に取り入れられるかを考えたり(笑)」。
そのため、スーパーハイキングを想定した着こなしも、カジュアルなコーデを意識。
「秋の低山なら、そこまでテクニカルなウエアは必要ないし、レインウエアや防寒着も最低限で大丈夫だから、27Lのバックパックでもテント泊は可能だと思います。それと、ちょっと重くなってもいいから、一眼レフのカメラは必ず持参したいですね。東海自然歩道は歩きやすいし、景色がいいスポットが多いから、写真を撮りながらハイクしたいです」。
Mountain Laurel Designs

HELL 27L
細長いシルエットが特徴的なロールトップモデル。フロントのナイロンメッシュは、大容量なので使い勝手抜群。アレックスやソトケンのパッチ、缶バッジでカスタム済み。「いまのところULザックのなかで、これを超えるモデルにまだ出会えていないです」。
ULA Equipment

Rain Kilt
シルナイロンを用いたシンプルなレインキルト。手のひらサイズに収納できるパッカブル仕様。「レインスカートとしてだけでなく、荷物用の簡易的グランドシートにもなるから重宝します」。
urah

The Short Trousers
フレンチアーミーのM52トラウザーをモチーフにしたショーツ。「縫製や風合いにこだわっていて、コットンライクなルックスながらナイロン100%。このモデルは新色のサンプルになります」。
Kampai Gearworks

Zipmyog / M size
DCF素材で作られた防水ケースは、ジップロックならぬジップミョグ。「バッテリーやヘッテンなどの小物を収納しています。ギリギリアウトな気がしないでもない、パロディ加減が好き(笑)」。
注目ブランドのアイテムを取り入れた実用的着こなし。

登山系のブログやポッドキャストを展開する、池尻ハイキングクラブを運営。「ビール×移動販売×ワクワクな街歩きイベントの『ほこうしゃ天国』を、昨年に続き、東京駅八重洲口で、10月24日に開催します」。インナーのタンクトップは薄手のメリノウール生地のため着心地抜群。「このタンクトップは速乾性がすごい。パンツはショーツと7分丈にできるから、気候に合わせてスタイルを変えられます」。リバーシブルシャツ/ムジラボ タンクトップベースレイヤー/303×瓦奇岳 PT501パンツ/303 シューズ:プライマストレイルフロー/ビボベアフット ベレー帽/タカオマウンテンブック
池尻ハイキングクラブを運営するマーシーさんのトレイルコーデは、新たに注目するアウトドアブランド、サンマルサンのアイテムを取り入れたシンプルな着こなし。
「このブランドはベーシックなデザインで、実用的なアイテムが多いんですよ。最初は山用に買ったけど、あまりにも調子がいいから日常でも重宝しています。それと、いまは廃盤だけど個人的には隠れた名品だと思っている、MUJI Laboのリバーシブルシャツも低山ハイクに欠かせません」。
最近は山でも豪雨に見舞われることが多くなってきたため、丈夫で軽いテントを探しているそう。
「カナダのブランド、ダーストンのテントが気になっています。独創的なデザインのモデルが多いけど、どれも空間設計がしっかりしていて、堅牢性と居住性のバランスが良さそうなんです」。
Pa’lante Packs

desert pack
ウルトラウィーブで裏打ちしたダイニーマメッシュ生地を採用する、タフなモデル。ボトムとショルダーストラップにもポケットが配置されている。「シンプルで使い勝手に優れたデザインがお気に入り。4年ほど愛用しているけど、全然壊れないですね」。
NO BRAND

お気に入りのTシャツ
レトロなバックプリントが入ったTシャツは、最近入手したお気に入りの1枚。フロントは“登山術”という刺しゅうが小さく入っている。「歩いたあとに温泉に入りたくて。その着替え用」。
P.P.C.E.

Uneven Dye Neck Warme
2026年からスタートした新鋭アウトドアブランド、ピーピーシーイーのヘアバンド。「メリノウールだから保温性と抗菌効果があります。ロングタイプだからいろんな使い方ができるのも◎」。
SAVE SHOCK

Vuvuzela
サッカー観戦でお馴染みの楽器を、セーブショックらしい遊びゴコロで熊よけとして提案。「山でいろんなヒトに声をかけてもらえるネタ的アイテムかと思いきや、軽量で音もデカい実力派」。
フィールドでやさしく映える、ペールトーンSHIRTコーデ。

老舗アウトドア系セレクトショップ、オッシュマンズのバイヤーを20年近く担当し、現在は多岐に渡り活躍。プライベートではハイクやスノーボードを楽しむアクティブ派。「そろそろトレランにも挑戦したいです」。定番ブランドで構築するアーバンハイクコーデ。オッサオーバーシャツ¥28600/アークテリクス キャプリーンミッドウエイトクルー¥12870/パタゴニア マウンテンカーゴクライミングパンツ¥23100/オッシュマンズ×ロックス×バンブーシュート メッシュキャップ¥3740/エスリボン ヒップパック¥7150/コトパクシ シューズ:スピードゴート7ゴアテックス¥26400/ホカ(すべてオッシュマンズ 二子玉川店)
オッシュマンズの名物スタッフ、斉藤さんのハイクコーデは、襟付きのシャツを取り入れたカジュアルな着こなし。
「スーパーハイキングは低山をメインにしたトレイルで、風が強い稜線を歩くわけじゃないから、襟付きのシャツや、ゆったりしたシルエットのパンツで歩きたい。自然のなかでも映えるペールトーンをベースにしたカラーリングもポイント。参加者が多いから、まわりとちょっと差を出せたらいいかなと思ってます」。
そんなラフなスタイルに取り入れたバッグは、ゴーライトの名作モデルのピーク。
「20年くらい前に入手して以来、ずっと現役で活躍しています。先日もこれで大菩薩嶺に行ってきました。バックパックは年代を問わずに好きなモデルを愛用しているけど、これは1泊2日のテント泊にちょうどいいサイズなんですよ」。
GOLITE

PEAK
元祖ULブランドとして、いまも人気を集めるゴーライトの機能美パック。復刻モデルもあるが、こちらは2000年代にリリースされたオリジナルモデル。「ULの本質を体現したようなデザイン。加水分解しないように、風通しががいい場所で保管しています」。
Patagonia

Capilene Midweight Crew
パタゴニアの定番機能素材、キャプリーンを採用したカットソー。「メリノウールもいいけど、キャプリーンの保温性と速乾性はスーパーハイキングに最適」。¥12870(オッシュマンズ 二子玉川店)
YETI

Yonder 750mL WATER BOTTLE
軽量性を追求したプラスチック製のボトル。「いつも水は常温で持ち歩くので、保冷機能はあまり必要なく、携行性と飲みやすさを重視したチョイスです」。¥4510(オッシュマンズ 二子玉川店)
NNormal

Tomir 02
スペイン発の新鋭シューズブランド、ノーマルの最新モデル。「トレランシューズだけど、クッション性が高くて歩きやすいから、ハイキングでも活躍します」。¥33000(オッシュマンズ 二子玉川店)
Photo/Fumihiko Ikemoto, Taizo Shukuri
Report & Text/Masatsugu Kuwabara
