空気から生まれた糸で編み立てた、ダブレット流のフリースシリーズ。

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ベーシックかつスタンダードなアイテムをベースに、独創的なアイデアと遊びゴコロを取り入れた“違和感のある日常着”をコンセプトに掲げる、デザイナー井野将之によるドメスティックブランド「doublet(ダブレット)」。

毎シーズン奇想天外なコレクションが世界中で話題となっているが、2026AWのテーマは“エアー”。今季の主素材としている、二酸化炭素由来の“空気”から生まれた糸で編み立てたフリース素材の新作をピックアップ。90年代のアウトドア古着のような風合いを、最先端のサステナブル繊維と製品加工で表現した秀逸作である。

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AIR YARN FLEECE VEST ¥57200

空気中のCO2(二酸化炭素)やバイオマス由来原料を活用した繊維、ゼフィールで編み立てたフリース生地を使用し、90sアウトドアなルックスのフリースベストをメイク。一般的に、天然ガス由来のメタノールから作られるのだが、ゼフィールで使うPOM樹脂(合成樹脂によるプラスチック材料のひとつ)は、空気中のCO2やバイオマス原料由来のメタノールから作られている。

環境に配慮した素材であるうえに、抗菌性や耐薬品性、耐摩耗性、接触冷感性、速乾性といった機能性まで備える。製品加工をほどこすことで、まるで90年代古着のような風合いと佇まいに。胸元には、素材の由来を示す“CO2”のロゴデザインを刺しゅうでほどこした。

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AIR YARN HALF ZIP FLEECE PULLOVER ¥68200

ベストと同素材を使用した、ハーフジップのプルオーバーとパンツも用意。カラバリは、チャコールとブルーの2色をラインナップ。プルオーバーの裾や袖口はパイピングされており、両サイドにジップポケットを備える。

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AIR YARN FLEECE PANTS ¥70400

パンツの裾にはドローコードを備え、コーデに合わせてシルエットに変化をつけられる。

2018年に若手デザイナーの登竜門、LVMHプライズでアジア人初のグランプリを受賞した井野将之が2012年に設立。“ファッションは楽しいもの”という考えを大切にした、アート作品のような服づくりが特徴。見慣れた服をひと工夫で驚きのあるデザインに変えるのが得意。


(問)エンケル tel:03-6812-9897 doublet-jp.com

Photo/Shouta Kikuchi

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Akihiro_Takeji
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