【ブランドピックアップ~rig footwear~】今でこそよく聞く「リグのリカバリーサンダル」の誕生秘話と怒涛の7年。

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2020年代で瞬く間に広まったリカバリーサンダルだが、間違いなくリグが日本の先駆けブランドだった。立ち上げからの話を聞きに、アスリートや協業ブランドとともに1歩ずつ歩んできたブランドの開発者を訪ねた。

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ブランド設立時に作ったサンダル2型が、スライドタイプの「Slide」と、トングタイプの「FlipFlap」。その現行モデルであるver.2がこちら。当初からある“WALK & CHARGE”のキーワードが、リカバリーウエアがマイナーだった開拓時代を感じさせてくれる。
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今でこそよく聞く「リグのリカバリーサンダル」、誕生秘話と怒涛の7年。

上記の2つのサンダルを知っているだろうか? こちらは日本発ブランドとして初のリカバリーサンダルと銘打って登場したサンダルで、このリグ・フットウェアが誕生したのは2019年。もともと米・ヘッドバンドブランド、ヘイロなどの輸入業を営んでいた栗原巧さんは、海外のショーで並び始めていたリカバリーシューズ産業に着目。実際に自身で履いてみて、その効力に惹き込まれた反面、ワイズが細く日本人の足に合わないことにモヤモヤを抱いたらしく、業界未経験ながら日本初となる開発に乗り出したのだ。

「サンダルを作っている会社を10社巡ったが全部断られた。その後、一緒にやりましょうと言ってくれた1社と、金型まで作り、あとは量産するだけってときに、その会社が倒産してしまったんです。19年3月でした。そこの担当者が工場などを繋げてくれたので、結局直でやりとりし何千足と作ったんですけど、製品のほとんどがまさかのB品。で、すべて作り直してなんとかブランドがスタートできたと思ったらコロナ禍になり、とにかく大変だった」。栗原さんはこれまでの輸入業で様々なアスリートとの関わりがあったから、彼らに頼り、レビューをもらい、完璧に近いカタチにまで持っていったのだという。

「いろんな人の声が一番の支え。アスリートも、協力してくださる店舗も、声をかけてくださるファッションブランドも。無名だった発売当初にお店で面をとって押し出してくれたさかいやスポーツやパーヴェイヤーズ、いち早くコラボの声をかけてくれたナリフリやノンネイティブも普及につながった。最近だと、取扱い先から『薄いランニングサンダルで足を壊した人がいるんだけど、リグで何か作れない?』って依頼があり、アンサー4に声をかけて、共同開発させてもらいました。今秋にシューズタイプも発売するんですよ」。

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疲れて下がってくるフットアーチを支えるトップソール、クッション性を保ちつつ左右へのぐらつきを解消するミッドソール、軽量かつグリップ性の高いアウトソールを合わせた、独自の3層ソール構造が最大の特徴。
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2026SSでもコラボしたノンネイティブのルック。
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代表の栗原巧さん。自身でも登山、ランニング、サイクリングなどをこなし、モデルのテストをおこなっている。
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モックと呼ばれる最初のソールサンプル。3Dプリンタで成形したもので、これで形状などを確認して、足を置いたりしたあと、PUでサンプルを作り、足入れなどをおこなう。その工程を経てようやく金型ができる。
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取材時に履きつぶしたサンダルやシューズがいくつも出てきた。アスリートに頼るだけでなく、自身でもとことん履いて研究しているそうだ。

各スポーツで活躍するアスリートたちの声。

100キロ走るトレイルに、トライアスロンにシクロクロス、ワークアウトとランニングを組み合わせたフィットネスレースなど。あらゆるスポーツシーンで活躍する選手たちからリグのレコメンドをいただきました。

楠田涼葉/スカイランナー、トレイルランナー

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スカイランニング、トレイルランニング日本代表、Skyrunner® Japan Series年間チャンピオンなど。今年はびわ湖バレイスカイラン、Onigajo Peaks Trail優勝。
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◆愛用モデル:moja 2.0「山を駆け登り下る競技なのでレース後に足底が痛くなることがあります。そんなときリグのサンダルを履いていると、翌日以降の疲労がラクに感じます」。

織田 聖/自転車選手

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全日本シクロクロス選手権4連覇。野田シクロクロス(8連勝)、宇都宮シクロクロス、千葉シクロクロス優勝、野田シクロクロスなど数々の大会で優勝。
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◆愛用モデル:moja 2.0「かかと付きスリッポンタイプのバリエーションが幅広いのもこのブランドの魅力。夏のリカバリーはmoja、冬はdoob、普段のお出かけはpongaです」。

今村 圭孝/トライアスリート、トライアスロン

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アイアンマン(Swim 3.8km、BIKE 180km、Run 42.2km)を主戦場に数々の世界のレースで優勝。今年2026年は10月にハワイ島Konaの世界選手権に出場予定。
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◆愛用モデル:moja 2.0「身体を酷使する競技なので、日々のトレーニングがいわずもがなハード。それだけにリカバリーにも余念がなく、様々試したが、リグしか考えられません」。

川島 雅弘/HYROXアスリート、エグゼクティブコーチ

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HYROX 深セン大会優勝、世界選手権(シカゴ)日本代表。北京大会優勝、ベンガルール大会(インド)準優勝。世界選手権(ストックホルム)日本代表など。
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◆愛用モデル:kuraku 2.0「足の筋肉へ強烈な負荷がかかる競技ですが、そんな負担を軽減し、長時間フライトでも快適。私の挑戦を支える最強のコンディショニングインフラです」。

徳本 順子/山好きトレイルランナー

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2023~26年Tokyo Grand Trail(100マイル)優勝。2024年SwissPeaks360(360km)2位、2025年Tor des geans(330km)7位など。
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◆愛用モデル:kuruka2.0「今まで履いていたリカバリー靴はふわふわした履き心地でそれはそれで気持ち良かったのですが、リグはふわふわすぎず硬さもあって、安定感が抜群!」。

菊嶋 啓/トレイルランナー

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2025年富士登山競走(山頂コース)3位、日本山岳耐久レース2位、FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100キロ優勝、軽井沢トレイルランニングレース優勝など。

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◆愛用モデル:Slide 2.0「フィット感があって足を包み込んでくれるような感覚だから、心地よくリラックスした時間を過ごすことができる。デザインがカッコいいのもありがたい」。

2026SSのコラボレーションにフォーカス。

ブランド設立時から取り組んでいるノンネイティブや、協業にて開発に励むアンサー4など、今シーズンも名だたるブランドとのコラボモデルを展開。コラボレーションならではのインラインとは違った一面が楽しめる。

× nonnative

このコラボレーションのために製作されたモデルBAHARINI。フロップタイプに更なる機能性を求め、クッション性のあるロープを2本配備。ミニマルなデザインながらしっかりと足をホールド。¥17600

× NEIGHBORHOOD

kuruka 2.0をベースに異なるファブリックを使用し、FREELOCK DIAL SYSTEMを搭載した2タイプをリリース。REFLECTIVE SANDAL¥28600、SOLID SANDAL¥27500

× White Mountaineering

kuruka 2.0をリデザインし、伸縮性、速乾性、通気性を兼ね備えたパンチング加工のネオプレーン生地をアッパーに採用。グレーと黒の2色展開。¥26400

× jonnlynx × nonnative

ノンネイティブとのオリジナルデザインとして作られたKAMBAは、肌ざわりの良いロープ状のストラップとベルクロが特徴。そこにテラコッタブラウンカラーでジョンリンクスらしさをプラスした。¥18000

× BRIEFING

3本ストラップの定番モデルKUVAAとSLIDEをベースに、ブリーフィングのロゴを配した第3弾コラボ。無骨な雰囲気が持ち味だ。KUVAA¥18700、SLIDE¥9900

× Answer4

アーティスト・神山隆二氏のグラフィック”Running Sucks! (ランニングなんてクソ食らえ)”を、目立ちすぎないように濃いめのグレーでプリント。¥9200

× EKAL

抜群のフィット感と通気性に定評のあるモデル、kuvaaを選定。昨年は湖に移る夕焼けを表現したが、今季は湖畔の芽吹きをイメージしたグリーンのオリジナル柄をアッパー部に落とし込んだ。¥18480

× RYOGEN

RYOGENのグラフィックアイコン、デッドリーフブラックを色の深さを幾度も吟味してアッパーに落としこんだ、circle AOMORI別注によるSlideモデル。¥9900

リカバリーシューズのネクストレベルたち。

リカバリーシューズの日本の草分けブランドなだけあり、シーンに応じたさまざまなモデルが存在するリグ。“リカバリー”と“アクティブ”の2つのラインで展開している、今シーズンのラインナップを一挙ご紹介。

RECOVERY

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Flip Flop 2.0 ¥9020

運動後にソックスを脱いで最大限リラックスできる、ブランド創業時から続く定番モデル、フリップフロップ。5本指ソックスと合わせて普段使いも良し、ビーチサンダル的な使い方もOKだ。

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Slide 2.0 ¥9020

ブランド設立以降、不動の人気の定番モデル。ソックスを履いたまま足をリラックスさせることができるのでスポーツシーンや、ルーム使い、オフィス履きなど、どんなヒトでも1足あると便利。

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Kuruka 2.0 ¥17930

アッパーを2本のベルトでホールドすることで、動きの多いシーンでも安心して着用できる。加えてクラリーノ社の人工皮革を用いているから、伸縮性があり、しなやかに足を支えてくれる。

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Kuvaa 2.0 ¥17930

耐久性のあるアッパーで、3本のマジックテープにより甲幅を微調整でき通気性もバツグン。ヒール部分のバックストラップはべルクロで調整。取り外ししてスライドサンダルとしても使用可。

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Waduki ¥17050

「Wadu1.0」のヒール付きタイプ。アッパーとヒール部分を 1 本のロープで繋いでいて、1箇所を締め上げるだけで足の全体を固定してくれる仕組み。ホールド感とイージーさを併せ持つ1足。

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Wadu 1.0 ¥15180

6本のナイロンテープをゴム紐で結んでいる甲部分が、どんな足形やアクティブな動きにも対応。写真のスライドタイプに加えて、ヒール付きでシューズ使いできる「Waduki」も展開する。

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tetiva 2.0 ¥12980

アスリートの遠征や登山のテンバでの利用を考え設計された薄型サンダル。後ろ側から足を通すとヒール部分がアジャスターとなり、スライドサンダルにもなる2WAY仕様。カラバリも魅力。

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bendera ¥25300

新世代リカバリー繊維で作られたAATH生地をアッパーの内側に採用し、ソールのみならず、足の甲からも回復効果を促進してくれる1足。FREELOCK DIAL SYSTEMで足に合わせた微調整が可能。

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nohy 2.0 ¥12980

1本のロープと1本のベルクロのみで足をホールドするミニマル構造で、なんと前作から40%の軽量化に成功。別売りの「tetiva 2.0」アッパーや豊富なカラーパーツと自由に付け替えられる。

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mguu 2.0 ¥14300

フリップフロップタイプのこのモデルは、甲部分の素材を極限まで減らすことにより、まるで裸足で歩いているような感覚をもたらしてくれる。甲幅はアジャスターで調整することが可能。

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moja 2.0 ¥19250

シューレースロックで甲幅を調整できる、通気性のあるスリッポンシューズ。アッパーはダイニーマメッシュリップストップで、耐久性も◎。ヒール部分を踏めばスライドサンダルとしても使える1足だ。

ACTIVE

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A4RG0002 ¥15730

アンサー4と共同開発したランニングサンダル。圧縮反発バランスに着目し、薄型ながら優れた衝撃吸収性と推進力を実現。足をしっかりホールドしつつ、圧迫感を感じさせないストラップ構造。

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mwamba ¥31350

ヴィブラムのクライミングソールにメガグリップを使用し、eVentを採用し高い防水性を誇るアプローチシューズ。帰路の際にインソールを入れ替えれば、リカバリーシューズ使いもできる。

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tembea ¥35200

リカバリーシューズで培ったノウハウをベースに、クッション性と安定性を両立したハイキングシューズ。eVentの防水性、ヴィブラムのグリップ力、リグによる疲労軽減力が見事に融合した。

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hoja ¥30800

昨年リリースしたロングハイク用シューズ。ミッドソールに標準EVAより衝撃吸収力の高いヴィブラムSLE EVAを採用。軽量で水捌けがよく、長時間歩いても足腰の負荷を軽減。約322g(片足)。


(問)メスタ info@mesutta.com rigfootwear.com

Photo/Shouta Kikuchi Report & Text/Naoto Matsumura

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Akihiro_Takeji
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