日本発のスポーツブランドの雄、「DESCENTE（デサント）」のスノーブーツが豊作だ。デサントがスキーウエアの開発で培った防寒機能と防水性に、ヴィブラムと共同開発した氷上でも滑りにくいグリップ力抜群のアウトソールの組み合わせ。しかも、アウトソールは、使用環境に合わせて3種類のグリップ性能から選ぶことができるという、雪に向き合うブランドの本気度が伝わってくる意欲作になっている。
D.Trace LU HI AGAT ¥26400
“D.Trace”コレクションは、デサントが “For All Weather , For All Terrain 〜どんな天候でも、どんな場所でも〜”をテーマに手掛けるスノーブーツ。
水の侵入を防ぎながら靴内部の湿気を逃す“透湿防水設計”になっているのはもちろん、太陽光の赤外線を含むほぼ全ての光の波長を熱に変換するデサント独自の蓄熱保温素材“HEAT NAVI”を内側の肌に接する面に採用。また、インソール表面には蓄熱素材の“ベルセラ”を採用することで防寒性を向上している。
そして、とくに注目なのはヴィブラムと共同開発した「デサント」オリジナルのアウトソール。濡れた路面でも乾燥路面でも確かなグリップ性能を実現する“Vibram Arctic Grip AT（AGAT）”を採用。さらに、可能な限り靴底の接地面を広げる Traction Lug（トラクションラグ）設計を採用することで、氷や雪などの不安定な路面でも自信を持って一歩を踏み出せるブーツになっている。
また、アウトソールは使用シーンに合わせて、「全方位型」、「踵集中型」「前後型」の3つのバリエーションが揃うのもポイント。
D.Trace CITYLOW AGAT ¥22000
「全方位型」は、三角形ラグを全方向に配置することで、どの角度からの着地でも安定したグリップ力を発揮。雪寒地での使用を想定した、最も汎用性の高いオールラウンド設計になっている。シンプルデザインの定番ウィンターブーツ“D.Trace LU HI AGAT”と、暖冬シーズンにも対応する、ローカットタイプのスノーブーツ“D.Trace CITYLOW AGAT”に採用。
「D.Trace LANDTREK AGAT」¥28600
雪山などのアクティブな環境を想定して開発されたモデル“D.Trace LANDTREK AGAT”に採用される「踵集中型」は、北海道地域ユーザーからの「踵から滑る怖さがある」という声をもとに設計。ヒール部分に“AGAT”と“トラクションラグ”を集中配置することで、踵で着地した際の滑りを防止。下り坂などでの安定性を強化している。
VERTHER SNOW AGAT ¥25300
そして「前後型」は、ランニングシューズ由来のローリング設計。トゥースプリングを上げ、前後にグリップを配置することで、着地から蹴り出しまでの安定性を高めた作りになっており、スニーカーのように気軽に履ける雪対応モデル“VERTHER SNOW AGAT”に採用。
この「VERTHER SNOW AGAT」は、タウンユースでスノーブーツはちょっと大げさだけど、突然の雪には備えたいという人に最適。都市部での通勤や日常の外出など、冬の街歩きを快適にサポートしてくれる一足になっている。
（問）デサントジャパン store.descente.co.jp/descente/feature/des_shoes_winterboots
