人気ショップの秋スタイル。スタッフの推しアイテムを拝見。vol.3

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暑い日々がまだまだ続きそうですが、ファッションシーンはすでに 2024AWへと切り替わり、各ブランドから新作が続々と入荷している様子。流行に敏感な人気セレクトショップが提案する、この秋のイ チ押しアイテムを取り入れた最新の着こなしを前のめりにチェック!!

Table Of Contents : 目次

【URBAN RESEARCH DOORS】クリーンな着こなしができるウエアで、カジュアルなアウトドアコーデを提案。

小沼野 洸/プレス
蓼科湖の湖畔に広がるキャンプ施設、タイニーガーデン蓼科を拠点とするオリジナルブランド、エカルのPRをメインに担当。「エカルのシゴトをとおしてアウトドア触れるうちに、山とキャンプにハマりそうです」。エカルのアイテムで爽やかにまとめた、カジュアルなデイリーコーデ。肩かけしたオンブレチェックシャツで、プレッピーテイストも演出。オンブレチェックL/Sシャツ ¥13200、ドライアウトバルーンフィットL/S Tシャツ ¥8800、ワンタックデニムトラウザー ¥16500/すべてエカル

カジュアルウエアとアウトドアアイテムをバランスよくセレクトするアーバンリサーチ ドアーズ。「今季もタウンシーンで着用できるスマートなアウトドアコーデを提案しています。そのなかで注目するのが、ニットやデニムなどナチュラル素材のアイテム。落ち着いたグレージュカラーを中心に、クリーンな着こなしができるウエアを揃えています」。

外遊び好きに向けて発信するオリジナルブランド、エカルが今秋で5周年を迎えるため、本拠地となるタイニーガーデン蓼科での記念イベントも予定。「エカルでもベーシックなアイテムが増えていますが、キャンプなどの外遊びで使える機能性は健在。冬に向けてナンガの別注スウェットやダウンも用意しています」。

アーバンリサーチ ドアーズ ルミネ新宿店
東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿1 5F
tel:050-2017-9062
open:11:00~21:00 不定休
media.urban-research.jp/brand/doors

RECOMMENDED POINTS

オリジナルのオンブレチェックシャツを採用したシャツは、スポーティなスナップボタンがアクセント。ライトアウターとしても使えるシルエットに。
2タックを入れたワイドシルエットが特徴的なデニムトラウザー。厚手の生地ながらゴム仕様のウエストで、リラックスできる穿き心地を追求している。

【FRIDGE】10周年の記念コラボを展開するなか、さらにエッジの効いたセレクトを追求。

関 海世/ショップスタッフ
フリッジのオーナー、熊坂氏のビームス勤務時代の上司のセガレ、というファッションサラブレッド。休日には古着屋とレコ屋巡り、カラオケを満喫。「ブラックミュージックが好きなのでDJをやってみたいです」。ディギンシャツ ¥36300/ササフラス ヘンリーネックTシャツ ¥6820/カルクルーメインセリーヌパンツ ¥47300/クロークソフトブリム6パネルキャップ ¥9900/ガーベージ シューズ:スリーアイ ラグ/ティンバーランド×ホワイトマウンテニアリング ネックチューブ:シェフ ¥4400/モンテイン

アウトドアからストリートまで、国内外のエッジの効いたブランドのウエアや雑貨が並ぶ、唯一無二のセレクトショップ、フリッジ。「今秋もアウトドアやストリート、スポーツ、ワーク系のアイテムをミックスしたスタイルを提案しています」。

今年はオープン10周年を迎えるため、マウンテンリサーチやエビコン、ハーフトトラックプロダクツなど人気ブランドとの記念コラボアイテムも展開。さらに冬に向けて、ロアやサティスファイのシューズも入荷予定。「スタッフの趣味がセレクトに反映されていくショップなので、最近みんなハマっているラン系やフットボール系のアイテムが増えるかも。走らないヒトでも着用できるランウエアやシューズを揃えたいです」。

フリッジ
東京都世田谷区世田谷1-22-5
tel:03-5799-4786
open:12:00~20:00 不定休
central.fridgesetagaya.com

RECOMMENDED POINTS

アメリカの老舗ウエアメーカー、カルクルーのヘンリーネックTシャツ。サイドにステッチがない丸胴編みを採用しており、ストレスフリーな着心地を実現。
ササフラスの定番アイテム、ディギンシャツ。クラシックなワークアイテムのディテールを踏襲しつつ、ブランドの代名詞的なビッグポケットを配置する。

【Orange】キャンパーから人気のコラボウエアのほか、外遊び好きに向けたドッグギアまで展開。

渡邉鷹雄/ショップスタッフ
フリークス ストア古河店に併設されたオレンジ古河店のスタッフ。プライベートではサーフィン、キャンプ、バス釣り、スノーボードを満喫する外遊び好き。「冬はスノーボードのバックカントリーを楽しみたいです」。ベーシックなアウトドアウエアで構築するデイリーコーデ。マウンテンライトジャケット ¥41800、S/SヒストリカルTシャツ ¥5170/ともにザ・ノース・フェイス ルーズテーパードリッジパンツ ¥13200/グラミチBBキャップ ¥7480/カブー×オレンジ シューズ:カハ ロー GTX ¥38500/ホカ

関西で最大級となるアウトドアショップ、オレンジの関東エリアを代表する古河店。本店と同じく、ドキドキ感やワクワク感を大切にしたディスプレイで、定番アイテムからガレージ系の珍しいギアまで所狭しと並べられている。

「アウターはザ・ノース・フェイスやナンガの機能モデルを中心に、今季もさまざまなコラボアイテムを用意しています。おすすめはモダンアミューズメントの別注ウエアとダナーの別注スノーブーツです」。さらに今夏より、愛犬家に向けたドッグアイテムも展開中。「ほかではあまりみかけない、外遊び好きに刺さりそうなドッグギアをセレクトしています。愛犬といっしょにアウトドアを楽しみたいヒトも、気軽に遊びに来てください」。

オレンジ 古河店
茨城県古河市中田2268
tel:0280-33-7706
open:12:00~19:00 第2火曜定休
shop-orange.jp

RECOMMENDED POINTS

カブーの定番BBキャップのオレンジ別注モデルは、ツバ裏に外遊び好きに向けたメッセージの刺しゅう入り。カラバリは豊富な4色展開となっている。
ザ・ノース・フェイスのマウンテンライトジャケットはゴアテックスを採用しながらもカジュアルに羽織れる1着。今季はワンサイズ上のモデルが狙い目。

【LANTIKI CENTRAAAAAL】今季もシーンやジャンルに囚われない、無国籍なアクティブスタイルを発信。

谷沢湧太/バイヤー
今春よりランチキのバイヤーに就任。ヨーロッパやアジアのブランドを得意とし、アウトドアに対応するファッションアイテムを掘っている。この夏はフェスを満喫中。「クライミングに興味があるので挑戦したいです」。外遊びに対応する撥水アイテムと速乾アイテムを組みせた着こなし。ギャンブラーセーター ¥23100、グラファイトL/Sシャツ ¥21450/ともにレーヨンバート スポーツバギーショーツ ¥13200/バーラップアウトフィッター×ランチキ 3Lマイクログリッドダッフルバッグ ¥60500/ジーアールテンケー

国内外から独自のルートで仕入れたアイテムが揃うランチキは、シーンやジャンルに囚われない無国籍なスタイルが魅力。「今までどおりヨーロッパやアジアのアイテムを揃えつつ、今季から南米やアフリカのブランドにも注目していきます」。そんななか今秋はインポートブランド、レーヨンバートのウエアに注力。

「ヨーロッパ各地のアウトドア好きが集まって展開するブランドで、いままでにないユニークなデザインが魅力。日常でもスマートに着こなせる機能アイテムも多いので、いろんなシーンに対応すると思います」。今後はデザイナーズブランドとのイベントも開催する予定。「乱痴気のフィルターをとおした別注アイテムも、いろいろと企画しています」。

乱痴気セントリューム
東京都渋谷区神宮前5-45-12
tel:03-5766-8415
open:10:00~20:00 不定休
lantikimarket.com

RECOMMENDED POINTS

ミリタリーやワークをルーツに持つイタリアンブランド、ジーアールテンケーのショルダーバッグ。ボストンやウエストバッグとしても使える3WAY仕様。
バーラップアウトフィッターのバスケットショーツをランチキらしくアレンジ。パイピングを施し、どこかレトロでオリエンタルな雰囲気に仕上げている。

【koti BEAUTY&YOUTH】話題のコティ ビューティ&ユースがさまざまなカルチャーを取り入れ進化。

菅沼勢也/ショップスタッフ
コティ ビューティ&ユースのアイテムとスニーカーの売場づくりに携わる。趣味はバスケで、社内のバスケ部にも所属。「アウトドアブランドのチームと試合をすることもあります。対戦チーム随時募集中です!!」。90年代のストリート×アウトドアコーデをコティ ビューティ&ユースの視点で再構築。当時のトレンドアイテムも差し込んでいる。3レイヤーアクセスジャケット ¥39600、クライミングデニム5P ¥19800/ともにコティ ビューティ&ユース シューズ:エスプレッソ ¥21780/ノースウェーブ

幅広いアイテムがセレクトされるエイチ ビューティー&ユースで、アウトドアスタイルを担うのがコティ ビューティ&ユース。スタイリッシュなオリジナルアイテムをベースに、ストーンマスターやグリップスワニーとのコラボウエアやオールドマウテンなどガレージブランドの別注ギアも展開している。

「いままではワントーンのアイテムが主体でしたが、今季は往年のアウトドアスタイルを意識したカラフルなウエアも揃えています。もちろん機能性や素材は最新鋭なので、日常からフィールドまでシームレスに着用できます」。冬に向けてオリジナルのダウンウエアもリリース予定。「モード×ストリートの新しいダウンジャケットを提案できると思います」。

コティ ビューティー&ユース
東京都港区南青山3-14-17
エイチ ビューティ&ユース2F
tel:03-6438-5230
open:(平日)12:00~20:00、(土日祝)12:00~20:00
store.united-arrows.co.jp/brand/by/data/special/koti_beautyandyouth

RECOMMENDED POINTS

3レイヤーアクセスジャケットは、フロントのジップ内に両サイドからもアクセスできる多機能ポケットを配置。高い防水性と豊富な収納力を誇る。
90年代のバギーシルエットを意識したブラックデニム。チェーンステッチやピスネームなど、細部のこだわりもポイントながら、軽やかな履き心地も魅力。

【LOFTMAN】アウトドアとアメカジのアイテムをスマートに取り入れたスタイルを発信。

中西大雅/ショップスタッフ
京都にあるロフトマンB.D.より半年前に移籍し、現在は東京ライフを満喫中。夜な夜な近所の飲み屋を開拓している。「都内の観光スポットも巡りたいけど、ちょっと郊外に出てアウトドアの遊びも楽しみたいです」。ウイングカラーシャツ ¥37400/エンジニアド ガーメンツ フーディニジャケット ¥15950/パタゴニア 永遠スラックス ¥53900/マーティー&サンズ サハラキャップ ¥14080/ロア アルビススカーフ ¥8800/クレッタルムーセン シューズ:チャックテーラー/コンバース アディクト ロープ ¥13200/ビートゥギャザー

京都を中心に関西エリアで人気のアメカジ系セレクトショップ、ロフトマン。4年前、代々木上原にオープンした東京店は、アウトドアやワーク系アイテムを中心にしたベーシックなセレクトを展開。「アウトドアの機能アイテムを取り入れた、アーバンなアメカジコーデを提案しています。そこにカネマサフィルやマーティー&サンズなど、ドメスブランドのアイテムを融合したスタイルが、今季のイチ押しです」。

今秋は、ポップアップショップや各ブランドの受注会など、さまざまなイベントを開催予定。「秋はニットメーカーのヨネトミのポップアップや、ウィローパンツの別注モデルのリリースが控えています」。アメカジ好きは、新しい発見や出会いがあるかも!

ロフトマン東京
東京都渋谷区上原1-35-1
tel:03-6416-8288
open:(平日)12:00~20:00、(土日祝)11:00~20:00 不定休
loftman.co.jp/shop

RECOMMENDED POINTS

ミッドレイヤーとして取り入れているのはパタゴニアの定番モデル、フーディニジャケット。シャツと色味を揃えることで、違和感なく着こなしている。
ビートゥギャザーのストラップは、パラコードを編み上げたタフなロープ。カラビナが2個セットになっているため、ポーチやウォレットを装着できる。

Photo/Taizo Shukuri, Fumihiko Ikemoto
Report & Text/Masatsugu Kuwabara

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GO OUT編集部
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