ラクすぎると話題のHOKA「RESTORE TC」を実際に履いてみたところ。

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HOKA(ホカ)が今夏満を持してリリースしたスリップオンスニーカー「RESTORE TC(リストア TC)」。

サトウキビ由来のサステナブル素材を採用したエコなシューズとして先日こちらの記事でもご紹介したが、ランニングシューズを得意とするホカが手掛けるスリップオンとなれば、ものすごくラクなんじゃなかろうかと。

実際の履き心地はどうなのか、気になって試してみました。

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編集部に届いたのがこちら。

HOKA RESTORE TC ¥17600

ブラックやタン、爽やかなミントカラーなど全4色展開のこちらのシューズですが、編集部に届いたのはダークオリーブ/ブラックの1足。

公式ホームページでチェックした時点ではもう少しブラウン系かと思っていましたが、EVA素材の部分は結構なオリーブ。アッパーのニット素材のグラデーションと相まって、独特の雰囲気を醸し出しています。

履き心地はどうだ!?

ニットアッパーがよく伸びるので口がガバっと開いて脱ぎ履きがしやすい。履いてみると全体的に非常にソフトなフィット感。

足の甲にも変な締め付けがなく、ソールも柔らかいため、履き始めはなんだかフワフワ。それでいてホカらしさはしっかり。もちろん、歩き出すと足が勝手に前に押し出されます。

じつは筆者は長年「ボンダイ6」を愛用していますが、より前に転がるカンジがしました。いつからかソール形状が変わったのかも。気持ちトゥ側のソールが薄く感じるので、いわゆる厚底系のシューズながらしっかり地面を感じられます。

比較対象として正しいかわかりませんが、ボンダイ6(下)の方が、トゥ部分が分厚くアールも緩かった。

そして何よりめちゃくちゃ歩きやすい(スリップオンなのに)!!!!

この歩きやすさを演出しているのが、おそらくガゼットタンとヒールの構造。なんと言うか、前後からソフトかつ適度に足首をサポートしてくれているカンジで、履き馴染みがとてもいい。

また、ヒールのニット部分に付いている立体型のクッションがカカトにひっかかるような構造になっているのが大きなポイント。サンダル等でありがちな、スポスポ脱げるような感覚がないので、足に意識が集中することなく自然に歩けます。たぶん長く履いて疲れにくいスリップオンシューズなのではと。

厚底系での運転は敬遠していましたが、土踏まずより前側のソールは薄く感じるので以前のモデルよりもペダルを踏む感覚はある。タン部分の圧迫感もないので足首が動かしやすい。

EVAトゥキャップがつま先を保護。ニットアッパーでも安心感が得られるポイント。ちょっとした段差につまづく年頃としては嬉しい。

EVAインソールは取り外し可能。外してみるとかなり分厚いことがわかる。

マジでラクすぎる、極上のコンフォートシューズ。

今回、この「RESTORE TC」を履いてみて、歳を重ねてまたラクを覚えてしまった……というのが率直な感想。

非常にシンプルな構造かつ、ニットアッパーを採用しているので、耐久性に関してはまだ何とも言えないですが、普段履きはコレひとつで十分。何度も履き潰したい、と思えるシューズでした。それでいて、見た目もスタイリッシュ。ちょっとオシャレにラクしたい、という方には超おすすめです。

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GO OUT編集部
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