春風をニットで表現。柔らかな色合いが映える、ヤシキの半袖ニットに注目。

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暑いのか寒いのかわからない日が続きますが、そんな不安定な気候だからこそ楽しめるファッションもあるのも事実。たとえば長袖のトレーナーを着て短パンとか、スプリングコートとか、そうしたコーディネートやアイテムは、短い期間しか楽しめない分、いつもボクらを新鮮な気分にしてくれます。たとえば、半袖ニットなんかも。

2014年にスタートし、古くから繊維産業が盛んな北関東の両毛地区で、日本製ニットを生産する「YASHIKI(ヤシキ)」。今季は、フィールド映えする半袖ニットを2型リリースしています。

Hanagasumi Knit ¥25300

「花霞」は、穏やかな青空の下、遠くに見える満開の桜の花が淡い霞のように見える様をイメージしてデザインされたニット。身頃の中央と袖の天竺編みで青空を表し、身頃脇の斜線と細かな凹凸の柄で霧がかかったように見える桜の花を表しているとか。また、表と裏で糸の色を変えることで、奥行きのある表情に。

Harukaze Henley Knit ¥25300

「春風」は、おだやかな春の風を受けた桜がハラハラと散る様子をイメージ。身頃中央に凹凸ある柄を交互に入れることで舞い散る花びらを表し、身頃脇の細かな編み地でおだやかな春の風を表しているとか。こちらも2色で編むことで、奥行きのある表情をプラスしています。

いずれも、自然の繊細で儚い表情をとらえた、日本ならではの感性が光るニット。短い期間しか着られないという意味と重なって、余計に食指が動きます。


(問)YASHIKI yashiki-jp.shop-pro.jp/

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Masahiro Kosaka
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