雄大な自然が広がるスイスのアルプスにて生まれた「On(オン)」と、北海道は札幌を拠点に“渓流釣り”をテーマとしたワードローブを展開する「SOUTH2 WEST8(サウス2 ウエスト8)」とのコラボレーションが実現。両者の関わり合いは2021年まで遡ります。
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コラボは、両者が互いにリスペクトし合った結果。
同年の春夏にサウス2 ウエスト8の姉妹店となる「Nepenthes New York(ネペンテス ニューヨーク)」にてオンの取り扱いが始まり、その秋冬では「ENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ)」のルックで同ブランドのシューズが起用されました。
出自は異なるものの親和性を持つ両ブランド。今回はアウトドアから都市生活までをフォローするサウス2 ウエスト8の姿勢に感銘を受けてオンがコラボレートをオファー。
サウス2 ウエスト8のディレクター・三浦健人さんは「オンに対してアウトドアとファッションの垣根を高いレベルで超えてクリエイトする、我々の方向性と共通点を感じました。『純粋に良いものが作れるんじゃないか』と直感したんです」。
その言葉通り、ランニングシューズ専科のレーベルでは表現できない、ファッション性を加味した唯一無二の高機能モデルが完成しました。
“旅”がテーマのユーティリティあふれる一足をアレンジ。
Cloudaway ¥18480
共作モデルのベースとなったのは“旅”をテーマに、幅広いシーンで使える汎用性の高い一足。シューレースを結ばなくてもイージーに脱ぎ履きができるアイテムに、サウス2 ウエスト8のアイコン的なテキスタイル“スカル&ターゲット”を落とし込みました。
ネイティブ調のオリジナルテキスタイルを搭載。
この柄はラグやブランケットに見られるネイティブな雰囲気を表現したそう。
「アイコンに北海道のエゾシカを採用してサウス2 ウエスト8らしさを演出しています。さらにブランドのイメージカラーであるグリーンを選択しているのもポイント。象徴するテキスタイルだけに、最初のコラボレーションには相応しいと感じて採用しました」と三浦さん。
インパクトのある柄を引き立てたダークトーンな配色。
ギリー型レースホールが特徴的なシューズと、ダークトーンながらもインパクトあふれるテキスタイル。双方が主張されるようにトライ&エラーを繰り返したそうです。
「柄のサイズを何度も調整しましたね。その結果、シューズとテキスタイルが違和感なく馴染んでくれました」と三浦さん。スカル&ターゲットをアシンメトリーで配色したアッパーを引き立てるように、ソールまで黒を基調とした落ち着いたカラーリングに。
サステナブルな素材とこだわりのアウトソールも注目。
ヒールカップを折り畳むとコンパクトに持ち運べる“Cloudaway”は、今では各アウトドアブランドが取り組む環境に優しいサステナブルな素材を採用。アッパー、ソールともにリサイクル素材が使用され、マッドガードには人工タイプのスエードが施されています。
また、アウトソールは波状のエンボスを施した独特のデザインで、スイスの南東部にあるエンガディン渓谷の3Dマップを表現。細かなディテールにもオンらしいこだわりが凝縮されています。
両ブランドの個性がマッチしたオンリーワンな一足。
「毎日のランニングから普段履きまで、どんなシーンでも使えるアイテムに仕上がりました」と、その出色の出来栄えに白い歯を覗かせて話す三浦さん。氏の言葉のように、アスリートからファッショニスタまで、あらゆる人の日常をフォローするような完成度の高い一足です。
今後も数々のコラボレーションを展開予定。
オンとサウス2 ウエスト8によるコラボシューズは、12月3日(土)よりSOUTH2 WEST8取扱店およびネペンテスのONLINE STOREにて限定発売。両ブランドの珠玉の一足に期待感が募ります。
ストリートとファッションの垣根を超えたサウス2 ウエスト8とのコラボだけでなく、スペイン発のレザーブランド「LOEWE(ロエベ)」に加え、「atomos(アトモス)」や「Bodega(ボデガ)」といったスニーカーストアとのコラボなども敢行。今後の展開からも目が離せません。
今後も多彩なトピックスを届けてくれるオン。ハイクオリティなプロダクトをスイスから世界に送り出し、アウトドアシーンを席巻する存在に成長しています。
(問)オン・ジャパン株式会社 tel:050-3196-4189