和を感じさせる深い藍のなかに、さまざまな素材が見え隠れする。ときにレザーがコットンに見えたり、セラミックがレザーに見えたり、コットンがナイロンに見えたり……。
異なる素材が思いも寄らない化学反応を引き起こす事例は先日こちらの強力コラボでも目にしたばかりですが、nanamica(ナナミカ)が手がける最新コラボも、心地よい錯覚を引き起こすほどの、異素材MIXのお手本のような仕上がりです。
コラボのお相手は、ポートランドのハンドメイドレザーグッズブランド・タナーグッズと、同社が展開するテーブルウエアブランド・マザマ。それぞれのブランドのアイコン素材をたくみに掛け合わせ、ウエアからテーブルウエアまでをラインナップします。
Nanamica × Tanner Goods GORE-TEX Chore Jacket ¥69300
ナナミカのオリジナル素材コットンゴアテックスファブリクスをベースに、日本発の表情豊かなナイロン素材KONBUをフロントポケット部に使用したジャケット。
ボディはゴアテックス素材とシームシーリングにより雨、風の侵入を防ぎ、衣服内のムレも外に逃す仕様に。軽くてタフな「KONBU」素材のユニークな生地感とのコントラストも魅力!
Nanamica × Tanner Goods GORE-TEX Bucket Hat ¥12100
同じくコットンゴアテックスファブリクスをベースに、KONBUをパネル切り替えに使用したバケットハットもラインナップ。ミリタリーのジャングルハットをベースにしていますが、ジャケットと好相性なアーバンな印象に落とし込まれています。
Tanner Goods × Nanamica Zip Pouch Medium ¥13200/Large ¥15400
KONBUをベースにしたポーチには、イギリスのブライドルレザーが部分使いされています。ブライドルレザーは馬具にも使われる非常に耐久性の高いレザー。使い込むほどに馴染んで光沢が出てくる、じつに育て甲斐のある素材です。
Mazama × Nanamica Yunomi Mug ¥3960
そして、マザマの13オンスのスタンダードマグをベースにした、日本伝統の湯呑み。ハンドクラフトセラミックは、一見すると上記のブライドルレザーを思わせるルックス。触れると、手馴染みのよいリッチな質感に驚くはずです。
素焼の底はテーパーがかかっていて、棚やカウンターに重ねて置くこともできます。食器洗い機や電子レンジの使用も可能。
いくつもの素材をたくみに掛け合わせることで機能とデザインに奥行きを与える手腕は、機能と素材に日頃から向き合ってきたナナミカの真骨頂。いずれのアイテムも、nanamica直営店では4月10日(土)より、nanamica ONLINE STOREでは4月10日(土)11時より発売します。
(問)ナナミカ 東京 tel:03-5728-3266 www.nanamica.com