目利きたちの、マイBEST冬アウター。機能的にもファッション的にも頼れる11着。

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朝晩が冷え込むようになり、冬の本格的な到来を感じるこの時期。そろそろ本格的な防寒アウターを用意したいところですが、数多あるモデルの中からベストな一着を選び出すのも中々難しいもの。

そこで、街でもフィールドでもアクティブに過ごそうと計画している目利きたちが選んだ、この冬の本命アウターを拝見させてもらいました。機能的にもファッション的にも頼れる、11着のアウターをご紹介!

Table Of Contents : 目次

01. SWEDISH ARMYの M-90 フィールドパーカ

がみちゃん (go slow caravanのそこそこハイテクな人)

独自の外遊びスタイルを発信するブランド、ゴースローキャラバンのデザイナー。異業種とのコラボ企画のディレクションも担当している。「2021年2月に、ゴースローから重大発表あり! 震えて待て!! (笑)」。

スウェーデン軍が90年代に採用していたM-90の後期モデルを、デッドストックで入手。「高密度のT/C素材、フード内蔵のスタンドカラー、キレイなAラインが特徴。丈が長くて保温性も高いので、冬キャンプでも活躍しています」。

 

02. BURTONのボアフーディ

玉木悠斗 (JOURNAL STANDARD プレス)

歴代の個性派プレスにも負けないキャラで、ジャーナル スタンダードの情報を発信する“玉ブログ”を更新中。個人のインスタでは中華鍋で炒めた炒飯を投稿する、#OCTD(#俺炒飯つくれるで)活動も展開。

バートンが期間限定でリリースしていたボアフーディ。「パタゴニアのリズムフーディを彷彿させるルックスにひと目惚れしました。フェイクレザーの切り替えなど、バートンらしいデザインと、雪山仕様のスペックもお気に入りです」。

 

03. Abu Garcia × is-nessのパディングジャケット

三好 良 (1LDK, SO SHOP&HOSTEL NAKAMEGURO ディレクター)

セレクトショップの1LDKと、ショップとホステルの複合施設の荘中目黒を統括。「今春には京都新風館に1LDK京都店がオープンしました。そして名古屋の1LDKアネックスが今冬に移転リニューアルします」。

スウェーデン発のフィッシングブランド、アブガルシアとイズネスの異色タッグによる、中綿入りジャケット。「今年1月のパリ出張で着用したけど、ポケットが多くて重宝しました。ほどよくオーバーサイズなシルエットも魅力です」。

 

04. Icebreakerのメリノロフト シェル ブルゾン

嶋田哲也 (muroffice プレスマネージャー)

PRオフィス、ムロフィスのベテランスタッフ。プライベートではランニングやトレランなどアクティブ な趣味を満喫。「クロモリフレームの古いロードバイクを入手し、数年ぶりに自転車熱が過熱中です」。

土に還る自然原料のみで生産されたインサレーション、メリノロフトを採用したブルゾン。「メ リノウールは着心地バツグン。ボリューミーなシルエットながら、軽さもあり、A-2ジャケットを彷彿とさせるデザインもポイントです」。

 

05. INSOMNIACの フローラデリックジャケット

難波佑馬 (LANTIKI バイヤー)

ランチキ神戸のショップスタッフやバイヤーとして活躍した後、今年の3月に上京。現在は東京と神戸のショップのバイイングを担当。オリジナルアイテ ムの企画やVMDなどの業務にも幅広く携わっている。

80年代~90年代前半にLAで開催されていたブロックパーティから派生したブランド、インソムニアックのフリースジャケット。「当時の年代を感じるサイケデリックな配色がツボ。さらに、裏地がキルティングなので保温性も高いです」。

 

06. SOUTH2 WEST8のVネックダウンコート

三浦健人 (SOUTH2 WEST8 ストアマネージャー)

札幌にあるサウス2 ウエスト8の旗艦店のマネージャー。趣味は、テンカラとトレイルランニング。「サウス2 ウエスト8のプロジェクトの一環で、YouTubeのチャンネルにてテンカラの魅力を発信中です」。

Vネックのフロントが印象的なロング丈のダウンコート。「長い冬が続く北海道では欠かせないアウターです。ロング丈のオリエンタルな佇まいが魅力ですが、Vゾーンにスカーフを巻くなどして、いろんなレイヤードが楽しめるのも便利」。

 

07. MONTANEのエーペックス8000ジャケット

内田 優 (DONA.inc 副社長)

セレクトショップのフリッジなどを展開するドナの名物スタッフ。「最近、新しくモンテインの営業もスタートしました。個人的にも大好きな英国アウトドアブランドで、古き良き野暮ったさがツボです」。

タフな機能素材、パーテックス・クァンタム生地に850FPのダウンを封入。その名のとおり、8000m級の登山にも対応する優れた保温力と耐久性を誇る1着。「モコッとしたシルエットと、往年のカラーリングによる配色がお気に入り」。

 

08. UUU.の カンフーフリースジャケット

木原彰夫 (Tsugiki オーナー)

アウトドアと民芸品をつなぐショップ、ツギキを運営。 シュガーグライダーなどのオリジナルブランドを展開 しつつ、故郷の富山ではアウトドアイベントなども手 がけている。最近は趣味の音楽活動も再開したそう。

オリエンタルデザインに、アウトドアとストリートのエッセンスをちりばめたブランド、ウーの定番アイテム。「ソフトな着心地で肌触りがいいので、着たまま寝ちゃうこともあります(笑)。インパクトのあるデザインもお気に入り」。

 

09. PORTRAITEの クラシックフィールドジャケットロング

松本 稔 (POST 78 店主)

都立大学駅前のセレクトショップ、ポスト78の店主。「アメリカやユーロから、デッドストックやヴィンテージのアイテムが随時届いておりますので、インスタグラム@post78_tokyoをチェックしてください」。

インド生産のアウター専門ブランド、ポートレイトの1着。「クラシックな佇まいながら、ゆったりした身幅のサイズ感に惹かれて購入。着用時のバランスが秀逸です。この冬はウェイトのあるスウェットパーカの上に羽織りたい」。

 

10. L.L.Beanのアルパカフードパーカ

田上 優 (DE-NA-LI 代表)

アーバンアウトドアをテーマにしたブランド、デナリを展開する。渓流釣りと海釣りが趣味のため、休日は釣り三昧。「現在は渓流釣りのガイドをやっていますが、来季からはキャンプのガイドもする予定です」。

20年ほど前にアメリカ村の古着屋で購入したという、エスキモージャケット。「フードのファーが天然素材なので、長年愛用しているけど、あまり経年劣化していません。冬キャンプでは、インナーダウンとのコンビが最高なんです」。

 

11. THE NORTH FACE × HYKE ゴアテックスモンスターパーカ

横町 健 (anea design inc. CEO/BOTANIZEディレクター)

塊根植物収集の趣味が高じて、エキゾチックプランツのセレクトショップ、ボタナイズを運営。さらに、アネアカフェ、トーキョーベントースタンドなど、衣食住にまつわるショップを多角的に展開している。

昨年リリースされた話題のコラボアイテム。表地にゴアテックス、中綿にプリマロフトを採用している。「軽くて、さらっと羽織れるけど、防寒性は完璧。そして購入の1番の決め手が、このコラボならではの美しいシルエットです」。

 

  • Photo/Shouta Kikuchi Text/Masatsugu Kuwabara

 

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GO OUT編集部
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