もはやカングーの毎年の風物詩ともなった感のある限定車「クルール」。今年は「ヴェール モンターニュM」と「ブルー シエルM」の2色がリリースされた。5月13日(日)に開催されたルノー カングー ジャンボリーにて発表となった。
クルール第8弾は夏のバカンスがテーマ。
日本で最も人気のあるルノー車とも言えるカングーに、特別カラーが与えられた恒例の限定車「クルール」が追加された。クルールとしては第8弾となる人気シリーズだ。
今回のテーマは夏のバカンスで、フレンチアルプスの山並みを彩る緑と、その山々を囲む青をイメージした「ヴェール モンターニュ メタリック」と「ブルー シエル メタリック」となる。ヴェールは緑、モンターニュは山、ブルーは青、シエルは空を、それぞれフランス語で意味している。
クルールは通常の生産ラインとは別の、ルノー・テックと呼ばれる特装車部門で塗装される、いわば日本専用のオーダーカラーをまとうスペシャルモデルだ。
毎回、テーマに沿ったカラーが2〜3種類ほどラインナップされるのが特徴だが、今回はフロントグリル下端のライン(フロントグリルブレードと呼ぶ)がボディと同色にペイントされるのが新しい演出で、通常モデルはもちろん、これまでのクルールにも見られなかったものだ。
そのほか、ブラックの前後バンパーとドアミラーもクルールならではの装備となる。
ベースは1.2Lターボに6速DCTを組み合わせる「ゼン EDC」で、価格は259万9000円だ。全国200台(各色100台ずつ)の限定販売となる。