昨年秋のジャパンモビリティショーでの実車展示も話題を集め、国内正式デビューが待ち望まれていた「ランドクルーザー“FJ”」。ついにこの夏発売開始ということで、ディーラーにて展示車をチェック! ランクルシリーズで最もコンパクトな末っ子でも、細部にいたるまでしっかり「ランクル」らしさが注入されていた!!

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耐久性、信頼性、走破性。コンパクトなボディに「ランクル」らしさを凝縮。
75年続くランクルの現行シリーズは、ヘヴィデューティ系の「70」、ライトデューティ系の「250」、ステーションワゴン系の「300」を展開し、250の系譜から新たに誕生した「ランクルFJ」は、ランクルの世界観をより身近な存在として広げる役割を担う。4モデルの方向性は異なるが、耐久性と信頼性という基準をそれぞれの役割で分担し、受け継いでいることが現行ランクルシリーズの特徴だ。

ご覧の通り「ランクルFJ」は、シリーズで最もコンパクトなボディ、サイコロをモチーフにした個性的なルックスが一番の特徴だが、居住性と積載性を考慮したスクエアなボックス型キャビン、ランクル伝統の耐久性に優れ、信頼度の高いラダーフレーム構造、70同様の堅牢なパートタイム4WDといったランクルらしさはしっかりと継承している。



グリルは歴代シリーズを想起させるTOYOTAロゴを採用。フロント、リアバンパーともにコーナーバンパーを取り外し可能な分割タイプとすることで、壊れた部分のみ交換できる。下部には悪路走行時にエンジンやトランスミッションをガードするスキッドプレートを装備。


リアも引き締まったシンプルなボディにチカラ強いバンパーの構成で、張り出したフェンダーで安定感あり。乗り降りをサポートするタフな作りのサイドステップも備える。


アイコニックなコの字デザインの角目ヘッドライトはLEDで、フォグランプも用意。同様にテールランプもLEDのコの字デザイン。


車内空間を確保するためにバックドアにスペアタイヤを装着。カバーの中心にバックカメラ用モニターあり。


アウトドアスタイルに欠かせないルーフレールを標準設定し、ホイールはブラック塗装の18インチ。
ランクル伝統のラダーフレーム構造、70同様のパートタイム4WD採用。
ランクル伝統のラダーフレームは、悪路でも高い信頼性を誇るプラットフォームをコンパクトなボディサイズに合わせて刷新。ホイールベース短縮とブレース追加によりフレーム横方向の剛性をアップし、優れた操縦安定性を確保している。


250と比べてホイールベースが縮小されたことによって優れた機動性と取り回しの良さも獲得することで、高いオフロード性能を維持しながら、オンロードも含めた日常での扱いやすさも追求されている。

岩場などで左右の後輪を直結させて空転を防ぎ、高い脱出性能を発揮する電動リアデフロック、急坂を下るときタイヤをロックすることなく安定した降坂を支援するダウンヒルアシストコントロール、滑りやすい路面や雪道で2速ギアから発進することでスリップを抑えるセカンドスタートなど、各オフロード走行支援もスイッチ操作で機能する。


パワートレーンはNAの2.7Lガソリンエンジンと6速ATの組み合わせ。スムーズな加速性能はそのままに、街乗りで多用される発進から低速走行シーンでの円滑さと下り坂での車速コントロールを改善している。シフトレバーは大きめグリップのストレート式で、電動ではなく手動操作のレバー式サイドブレーキにもランクルらしさが感じられるところ。
250を踏襲した機能的なコックピットは、見通しの良さもバツグン。

車両姿勢が分かりやすい水平基調のインパネや、視点移動が少なくなるように機能をそれぞれ集約したモニター、スイッチ類、自然な操作ができるシフトレバーなど、様々な環境で運転するときでも瞬時に認識、操舵ができるレイアウトに。


ACC、レーンディパーチャーアラートなどの先進機能を付与した予防安全パッケージ、トヨタセーフティセンスを採用し、より安心な運転をサポート。スイッチ式の左右独立フルオートエアコンは前席シートヒーター、ステアリングヒーターも備える。


2列シートの5人乗りのみ設定。運転席は8WAYの電動パワーシートで、後席は前後スライド、リクライニング可能な6:4分割可倒式だ。
本格四駆車といえばの、横開きバックドア採用にもワケがある。
バックドアに横開きタイプを採用しているのは、スペアタイヤを背負っていてもスムーズに開閉できるようにという理由から。しっかりしたヒンジとダンパーでバックドアを支え、ダンパーの調整によって好みの位置で保持でき、後方が狭い場所でも荷室にアクセスしやすい。



後席使用時の荷室長は最小で735mm、荷室高は1030mm、スクエアなキャビンなので積載性も高い。後席を前に倒せば最大の荷室長1480mm、ラゲッジ容量795Lを確保。床面はフラットにならないが、後席はバックボードを設定するので背面上に荷物を載せても安定感あり。
アウトドアスタイルを拡張する、純正オプションパーツも充実。
250と比べて全長で350mm、全幅で125mm短くなり、ホイールベースの270mm縮小により、最小回転半径5.5mの取り回しの良さを実現。VXのワングレード展開だが、ラゲッジのモールパネル、オフロードパーツメーカーARB製のパーツなど純正オプションも充実している。




ラゲッジアクセサリーにも気合いが入っており、側面のピラーとバックドア内側にはオプションでモールパネルを装着可能。
コンパクトなパッケージにランクルの魅力をギュッと詰め込み、ランクルの伝統をしっかり継承している「ランクル FJ」。既存のランクルシリーズのサイズ感がちょっと大きいという声も少なからずある中、より多くのユーザーが親しみを持って付き合える身近なランクルとなるはず。
そして、初お披露目の発表会に登場した丸目フェイス、ウワサされるディーゼルエンジンの追加設定にも期待したい!!
今回の撮影は、埼玉トヨペットの「AUTO DOORS RV KUMAGAYA」にて。
すでに初回オーダー分はソールドアウトというウワサの「ランクルFJ」。そのレアな実車を今回撮影させてもらったのは、アウトドアとクルマをつなぐコンセプトショップとして、埼玉トヨペットが展開する「AUTO DOORS RV KUMAGAYA」。

AUTO DOORS RV KUMAGAYA 住所:埼玉県熊谷市佐谷田2010 Instagram@autodoors_rv_kumagaya


外観同様にアウトドアショップのような店内には、ジャオス、ARB、4×4エンジニアリングなどオフロード系メーカーのパーツのほか、キャンパーのスタッフがセレクトしたこだわりキャンプギアが並ぶ。


ARBのアイテムはカスタムパーツだけでなくバッグやチェアなども取り扱っているほか、スーベニア的に思わず欲しくなるキャップなどランクルコレクションのウエア類も充実。



ムラコのシェルターの実物が展示され、ANOBAのコンテナバッグ、エコフローのポータブルバッテリー、YOKAの焚き火台、Gris(グリ)のドッグギアなどをチョイス。リアルキャンパーの目利きがセレクトしているだけあって、納得のラインナップ!
車両の取り扱いについては、ランクルシリーズは70、250などの現行モデルから旧型の150プラド、新型発売開始も話題の新旧ハイラックス、SUVのRAV4、車中泊派のためのハイエースまで、アウトドアスタイルなトヨタ車を網羅。
新車購入や中古車ベースのカスタムはもちろん、キャンプギアのセレクトについても外遊び派のスタッフが相談に乗ってくれるので、気になるヒトはぜひ足を運んでみて!!
Photo/Kenji Fujimaki


