「ネルデザインワークス」と「アシモクラフツ」の人気2ブランドが手がけた、こだわり“ジムニー”拝見!!

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9/27-29に開催されたGO OUT CAMP vol.20@ふもとっぱらには、イベント初のジムニー専用サイトが新設されました。そのジムニーエリアにゲスト登場した、大人気ガレージブランド「ネルデザインワークス」プロデュースのジムニーをご紹介します!!

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“乗ってる感”を味わえて、30年後までワクワクできる。

2代目のJA11型を“ネルデザインワークス”がカスタムした通称“ネルジムニー”。「旧いクルマの楽しさを知ってほしい」との想いからプロジェクトがスタートした。「最新のクルマは快適ですが、便利すぎて家電感がある。面倒でもアナログっぽいほうが“自動車に乗ってる”と実感できて、運転も楽しくなります」。

ジムニーが長年受け継いできた普遍的なジープタイプのカタチも、JA11型をベース車に選んだ理由。「デビューから30年以上でも変わらずカッコいいと思える、そんな日本車はジムニーくらいしか思いつかなくて。これなら若い子も30年先まで長く乗れると思っています」。

neru design worksのエッセンスで仕上げた、“ネルジムニー”。

’95 JIMNY JA11 neru design works edition
OWNER:neruさん/neru design works デザイナー

静岡でJA11型ジムニーを専門に取り扱う「エムエステック」とともに制作した“ネルジムニー”のネルイエローに乗るneruさん。

初心者でもメンテナンスしやすいよう、エンジンやターボチャージャー、オルタネーター、エアコンのコンプレッサー、セルモーター、ラジエーターはすべてリビルドパーツに交換済みで、内燃機関や吸排気などは純正の状態に戻し、インテリアやエクステリアを中心に、ネルデザインワークスのエッセンスをプラス。クルマ好きでなくともカスタムが楽しめるパッケージに。

現在商品化に向けて開発中というアイテムは、マグネット式で車体に取り付けできるサイドテーブルと、細々したギアを引っ掛けて収納できるパネルの2種。パネルは車内の荷室の窓に取り付けできるようになるそう。
「エムエステック」オリジナルのバンパーを装着し、ウインカーレンズはクリアに変更。フロントグリルにはneru design worksのロゴエンブレムをセット。
ドアパネルの内側にあるストッパーはレザー仕様に。
バックドアの内側には跳ね上げ式のテーブルを装備。
ウッドハンドルは経年で味わいが生み出されるので、乗るたびに愛着がわく。
カーナビ代わりにスマホホルダーを後付け。

ネルジムニーをベースに、asimocrafts流にアレンジ。

会場にはネルジムニーをベースにアシモカラーの赤をまとった“アシモクラフツ”特別仕様も登場し、多くのキャンパーから注目を集めていた。実際、ネルジムニーはキャンプ好き問わず、乗っているヒトも多いそう。ルックス優先で選んでも、乗るたびに運転が楽しくなり、フィールドに出かけたくなる。そんな魅力の詰まった1台といえそうです。

’95 JIMNY JA11 neru design works edition(asimocrafts ver)
OWNER:ヒロさん/asimocrafts 主宰

「アシモクラフツ」の立ち上げから10周年を記念し、“ネルジムニー”の特別仕様車として、ネルデザインワークスに別注したボディカラーやグラフィックをアレンジしたモデル。

通常はエンジンなどの熱で、あえて色褪せを楽しむ塗装となっているが、こちらは特別なクリア仕上げ。もちろんフロントグリルのエンブレムもasimocraftsに変更。また、ヒロさんの好みで足まわりは約2インチ車高を上げ、アウトドア感をプラス。サスペンションは固めにセッティングし、独特のフワフワとした乗り味を調整。

ウッドハンドルはネルデザインワークス×アシモクラフツによるこだわりのパーツ。ヒロさんがブランドをスタートさせるきっかけとなったウッドグリップのデザインを踏襲し、ネルジムニーの特徴となっている。
レザーシートは「クラフトプラス」に別注。ブルーグレーのボディではレザーの色がグレーになるそう。
トランスファーレバーのウッドグリップは、アシモクラフツが制作を担当。
ドアの取っ手などもレザーを採用し、使い込むごとに風合いが生まれる。そのほかサンバイザーにもレザーを用いた。
ドアの内張りだけでなく、荷室横や車内天井もホンモノの板張りで経年変化を楽しめる。

GOC vol.20のジムニーエリアに、キャンプ好きのジムニーが大集合!!

GOCの20回記念のジムニーエリアには、現行のJB64、シエラのJB74、2代目のJA11など新旧問わず、ジムニーキャンパーが集合。全参加者のこだわりの愛車は、こちらをチェック!!

Photo/Kenji Fujimaki

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