どこでも遊べる手軽さと、豊富なパーツや塗装による実車さながらのカスタム沼にハマるヒトが続出しているラジコンカーの新星「WPL」。横転覚悟のダイナミックな走りが魅了する、オトナのロマンが詰まった新たな外遊びに迫る。
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手軽さと本格さを両立し、アウトドアラジコンという新たな分野を開拓。
日本ではナードな玩具の印象を持たれがちなラジコン(RC)カーだが、アメリカでは子どもも大人も楽しめるアクティビティとして広く慕われている。メーカーや用途がいろいろあるけど、僕たち外遊び好きの大人にとっては、やはり実車のような面持ちでアウトドアをガンガン走れる四輪駆動のものが本命馬。
ただ、車体が大きすぎるものだと持ち歩きが不便だし、子どもっぽすぎるデザインではチープ感が否めない。かといって、大手模型メーカーのものだと、専門性が強すぎるし、金銭面でもハードルが高い。今回紹介する「WPLジャパン」は、そんな痒いところすべてに手が届く、ラジコンカー界の新星だ。
最大の魅力はなんといってもコストパフォーマンスにある。ジムニーやVWバスのような趣味性の高い車種が揃うが、1万円前後でプロポ(リモコン)付き。ラダーフレーム構造やリーフスプリングを採用するなど、上級RCのような本格さも玩具とは一線を画していて嬉しい。
それをアウトドアで操作するその面白さは無論、クルマのボディを塗装して、好きなブランドのステッカーを貼ったり、カスタムパーツでキャリアやフォグランプを付けたり、ホイールを変えたりして、実車と同じようにジブン好みに改造していく楽しみだってある。
愛用している数人に話しを聞くと、「キャンプ場で走らせていると子どもの世話なんてそっちのけで夢中になってしまう」なんて人や、ジオラマをつくっている猛者もいて、皆がリアルな愛車のように愛でていて羨ましく思えた。
ジブンの好きなクルマにドラえもんのスモールライトを当てたかのごとく、いつでも手軽にロマンが感じられる「WPL」のラジコンカーは初心者にもうってつけ。これは新しい趣味の扉が開くこと間違いなしだ。
塗装やパーツのカスタムに、思わず“沼る”ヒトが続出中!
ノーマルを愛でるのもいいけれど、同社から販売されているアップグレードパーツを使って、ジブン好みにカスタムを楽しめるのも魅力のひとつ。初心者でも簡単にカスタムできるので、「WPL」が所有するラジコンカーを参考に、奥深き“改造”の世界を覗いてみよう。
トレイル&アウトドア仕様。装着されたルーフラックに載せられた小物には、ガチャガチャのミニチュアグッズなどを用いている。
オーバーランド仕様のクルマをイメージして製作。既製品の形をそのまま活かしつつ、外装塗装とステッカーチューンのみでここまで雰囲気を演出しているのがスゴい。じつは、メタルパーツを使って足まわりをフルカスタムしていて、どこでも気軽に遊べる仕様になっている。
トライアル系の車両。ジムニーの実車によく用いられるバンカットを再現していて、ロールバーも実車を模してプラスチックバーで装着。
WPLで展開するアップグレードパーツの一部をご紹介。
実車さながらのクオリティと豊富なラインナップで、オリジナルのアップグレードパーツを展開。取り付けるだけで見栄えが格段によくなるカスタムパーツを厳選してご紹介。バラ売りだけでなく、初心者向けのパーツセットも用意する。
クローラーRC用1.55インチビードロックホイール用95mmタイヤ4本セット ¥3850
ホイールウエイトセット(for4×4) ¥2680
1/10〜1/12スケール RCカー用ルーフラックネット ¥1750
C34向け1/10〜1/12スケール RCカー メタルルーフキャリア・LEDライト4灯セット ¥3240
1/12〜1/14スケール RCカードライバーフィギュア各 ¥1900
メタルアップグレードパーツ セット各種 ¥6200
RCカー用LEDライト&ライトステーキット(Type4) ¥1290
スズキジムニーJA11専用カスタムバンパーBタイプ(オーバーフェンダー対応ワイドタイプ)前後セット ¥2580
実車さながらの心くすぐるラインナップ拝見。
日本企画により誕生したジムニーシリーズを筆頭に、クセのある実車さながらのモデルを多数ラインナップ。まずはこのあたりを手にして、ちょっとずつカスタムしながら、ジブンだけのラジコンカーをつくろう!
WPL JAPAN スズキ ジムニー C74 RTR ¥12800
実車のスズキジムニーでも採用されているラダーフレーム構造をはじめ、リーフスプリングや、丈夫で走破性に優れたリジッドアクスルまで、忠実に再現。外装だけでなく、こだわりの内装にも注目を。
カラー展開は、オリーブ、ブルーグレー、コヨーテの全3色をラインナップ。スズキの正規ライセンスを取得しているので、実車同様、スズキのメーカーロゴ、そしてジムニーロゴが各所に入っているのも嬉しい。
WPL JAPAN C24 ¥8990
実車さながらの4リンク式リジッドアクスルを採用した四輪駆動モデル。オフロード走行を前提としているため、前後ともデフロック仕様となっている。ブルーとレッドの2色展開。
WPL JAPAN C54-1 RTR ¥11000
ボディキットのみで展開していた人気モデル、C54-1が、WPLの新シャーシを搭載して登場。アウタースプリング&ラテラルロッドで、よりリアルで本格的にクローラーRCが楽しめる。
WPL JAPAN C14 ¥6680
お手軽価格のスーパースケールRCカー・フルセット。1/16というサイズからは想像できないほどのスケール感と車体構成が特徴。荒れた路面や急な坂でも走破する強力な推進力が魅力。
WPL JAPAN C34 ¥13000
車体中央に配置されたギアボックスからプロペラシャフトを介して前後のタイヤを駆動する実車さながらの四駆。クロスカントリーや、ロッククローリング仕様に仕上げて楽しみたい。
CXD D52 RTR Volkswagen Type 2 ¥8800
フォルクスワーゲンのオフィシャルライセンスを取得。内外装がリアルに仕上げられたワーゲンバ
スは組み立て不要で、フルプロポーショナル(サーボ/ESC制御)ですぐに操作できる。
WPL JAPAN D12 ¥9800
ディテールを追求した1/10ボディだけでなく、シャーシも魅力的。フロントに縦置きで配置されたモーター、ギアボックスからドライブシャフトを介し後輪を駆動。実車のような構造だ。
本記事は、GO OUT vol.178からの転載記事です。
Photo/Shouta Kikuchi
Report & Te×t/Naoto Matsumura
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