モーターサイクル界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は、レアな屋根付きイタリアンスクーターに乗っているイラストレーター上村隆志さんのバイクライフをご紹介します!
※ 本記事は2024年7月号掲載の転載企画です。
Table Of Contents : 目次
資格取得が目的のバイクがライフスタイルの中心に!
「何か資格が欲しくて、中型免許を取得してバイク便で働き出してからは、ジブンのライフスタイルに欠かせない存在となりました」。
イラストレーターとして活躍する上村さんの愛車は、ここ数年で街中でも見かける機会が増えているフロント2輪のスクーター。実はこれ、メインではなく日常使い用のセカンドバイクとして購入したもの。大型免許を取得して、何に乗るか物色中なんだそう。
購入から約半年、普段の移動から休日まで、全天候型スクーターは今日も大活躍。
「ポジション的に足元がちょっと狭いですけど、雨の日も濡れずに走行できますし、パートナーとタンデムしてもヘッドレストやサイドサポートがしっかりしているので、うしろも乗りやすいみたいです。ただ、1年しか日本で販売されていないモデルなので、しっかりとメンテができるショップを見つけるのに苦労しました(笑)」
上村さんのライディングアイテム
バイクに合わせてシンプルなメット。
ジェットヘルメットは、コンパクトな帽体で軽さが魅力のTT&Co製。パートナーとのタンデム用に常にリアトランクに収納してあるそう。「あくまで日常の足なので、装備はライトです」。
ジャパンメイドの高い質感。
桜新町のショップで見つけたというショルダーバッグは、SUOLOのアイテム。日本製の厚口レザーを使用し、トレンドを追うのではなく未来の定番を目指して細部までこだわりが詰め込まれている。
ワンスターがポイントなスウェードのグローブ。
トライアンフにスーツを合わせた、英国ルックなスタイリングが好きという上村さんですが、グローブはワンスターが光るショットをチョイス。合わせる色を選ばないシンプルなカラーとデザインだ。
最強ミルスペックで悪天候の運転も安心。
悪天候や冬のライディングを支えているのは、世界最強の防寒性能と言われているレベル7のジャケット。収納式のフードなど、バイクでも着用しやすいギミックが満載なのは、さすがのミルスペック!
いつでもどこでもチルタイムを満喫!
ピクニック用に購入したという折りたたみチェアは、リアトランクに2脚常備しているそう。「ちょっとしたツーリング先の景色を見ながら、どこでも2人でチルできるので、重宝しています」。
快適さを求めたスリーホイール。
開閉式の屋根が最大の特徴のアディバの中でも、特に異彩を放っているのがADトレ。大型のリアトランクを装備し、安定性抜群のフロント2輪のスクーターのエンジンは200cc。日本では2014年の1年間だけ発売され、ゴージャスな限定車も登場した激レアなモデルだ。
Photo/Takuma Utoo Report & Text/Tatsunori Takanashi