世界で一番カングーが集まるイベント「カングージャンボリー」は、雨にも負けず大熱狂!

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日本中のカングーオーナーやルノーをはじめとしたクルマ好きが集まるイベント「カングージャンボリー2023」が、10月15日(日)に今年も富士山の麓である山梨県の山中湖交流プラザで開催された。前日の夜から降り続いた生憎の雨模様の中、全国からカングーオーナーが大集結。日本初お披露目の車両をはじめとする様々なサプライズも発表されたイベントの様子をレポートします!

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日本全国のカングーが集まるイベント、それがカングージャンボリー!

2009年に初開催され、オンラインを含めて15回目の開催となるカングージャンボリー。コロナ禍などの影響により、3年ぶりの開催となった昨年は1700台以上のカングーが集結。参加人数も5000人を超え大盛況となった。今年度は、シトシトと冷たい雨が降る中、カラフルなボディーカラーの車両が朝早くから来場し、暗い空模様の会場を色鮮やかに染めた。

フランスでは働くクルマとして、郵便局などの公共機関でも使用されているカングーが、一堂に集まるイベントは世界的にも珍しく、本国から仏ルノーLCV部門上級副社長のハインツ・ユルゲン・レーヴ氏がこのイベントのために来日。外遊び好きな日本のオーナーならではの使い方やカスタムに興味津々で会場を回る姿が見られた。

特別カラーの限定車と日本初お披露目の車両も登場。驚きのサプライズも!?

昨年ゲストとして参加したカングーオーナーの安田大サーカス 団長安田さんと、自動車ジャーナリストの竹岡圭さんが司会進行を務め、会場を温めながら盛り上げたオープニングトークの後、ルノージャポンの小川隼平社長が登壇し、初披露となる限定車「カングー ヴァリエテ」をアンヴェール。カングーの持つ多様性をより強調させたというモデルは、特別色のグリ アーバンのボディーカラーにルーフレールやブラックアウトされたホイールを装備

また、ヴァリエテの販売を記念して、老舗ワークブーツメーカー「ダナー」とのコラボレーションが実現。ダナーのアイコンモデル「DANNER LIGHT」の流れを汲む「WASHOUGAL」をベースにした「DANNER WASHOUGAL RKV」や、ダナーのコーポレートカラーであるダークグリーンのシートカバーが限定受注販売されることが発表された。

スペシャルサプライズとして、9月にドイツのミュンヘンで開催された「IAA モビリティ 2023」にて発表された3列シートの7人乗りモデル「グランカングー」が日本初上陸。日本独自である観音開きのダブルバックドアや、パワートレインなどは現在調整中とのことだが、2024年度中に日本市場への導入が決定した。

3列目に試乗する団長安田さんと仏ルノー LCV部門 セールス&マーケティングダイレクター ティエリー・プランテジュネさん(右)

フレンチスタイルで楽しむ休日には、コンテンツが盛りだくさん!

仕事クルマとして愛用するクリエイターやアーティストが多いのもカングーらしい魅力のひとつ。会場の飲食ブースではホットサンドやスイーツを販売するショップカーも数多く出展し、来場者のお腹をしっかりキープ。

壁画を中心に様々なアートを制作している「OVER ALLS」は、メインステージ横でライブペインティングを披露。缶スプレーやペイントローラーなど様々なアイテムを駆使して壁画を完成させた。

横浜武道館を本拠地とし、ルノージャポンが新型カングーを提供しサポートしているプロバスケットチーム「横浜エクセレンス」は、大人から子どもまで楽しめるフリースローチャレンジを実施。

ダブルバックドアを開いてオープンする、名物のフリーマーケット!

カングージャンボリーの名物とも言えるフリーマーケットは、昨年度よりも倍近くのスペースを用意するもビッチリ埋まっていた。カングーのバックドアを開き、様々なアイテムを並べている様子は、本場フランスの蚤の市やマルシェのような雰囲気。

外遊び好きなカングーオーナーによる出店ということで、雨の中でも朝から大賑わい。ビンテージトイやキャンプ用品などの人気アイテムは午前中には売り切れてしまった様子。

そのほかにも、サイズの合わなくなった子ども服や趣味のギアなどをリユースするSDGsなアイテムや、オリジナルアパレルに革細工、ドライフラワーといった手作りの商品など、オーナーのこだわりの詰まったブースが数多く並んでいた。

カングーを通じてオーナー同士の親交も深まるイベント。

シトシトと降り続いた雨も、昼前には上がり、時折青空も見られた今年のカングージャンボリー。ドッグランも併設され、ワンコと一緒に楽しめる要素が魅力でもある。

チェアを持ち寄り共通の趣味やカングー談義に花を咲かせるのもこのイベントならでは。14時のクロージングでは、話し足りない様子のオーナー達もちらほら見受けられた。

3月に発売となった3代目も数多く来場していた今年のカングージャンボリー。「雨が降ったら、その珍しさを楽しめばいい」と話す、生粋の外遊び好きなオーナーたちが集まるのも魅力のひとつだが、来年こそは、富士山を見上げながら気持ちの良い季節を満喫したいところ。


(問)ルノー・ジャポン www.renault.jp



Photo/Fumihiko Ikemoto

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Tatsunori Takanashi
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