アウトドア好きのスバル・歴代アウトバック乗りが、愛車の魅力を本音トーク!【GO OUTBACK】

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OUTBACKER’S MEETING @SUBARU里山スタジオ

ゴーアウト編集部CARと活躍している現行のアウトバックとともに、歴代アウトバック乗りのみなさん(元祖のグランドワゴンは残念ながらいませんが……)に集まっていただき、勝手ながら(笑)アウトバッカーズ・ミーティングを開催いたしましたので、その模様を座談会形式でお届けします!! 

SUVよりもステーションワゴン目線で選んでいる!?

今回の撮影はスバルが運営するフィールド取材の拠点となるSUBARU里山スタジオを特別にお借りして実施。

「みなさんがアウトバックに乗りはじめたきっかけを教えてください」。

高橋:じつは四輪の免許を取ったのが最近なので、はじめてのクルマがアウトバックなんです。いわゆるSUV車よりもスポーティさがあって走りの良さそうなステーションワゴンを探して、このエル・エル・ビ ーン仕様に出会ってしまいました。

勝山:カローラ フィールダーからゴルフ4のワゴンと乗り継いできたので、ボクは根っからのステーションワゴン派です。 水平対向エンジンっていうのも乗ってみたかった理由のひとつ。いまではちょっと車高の高いステーションワゴンっていうのが、運転のしやすさでクセになってます。

梨本:当時のスマホで見かけるようになった淡いシャンパンゴールドっぽいボディカラーとか第一印象としての見た目を気に入ったことがありますが、ラゲッジが広いから荷物を積みっぱなしにできそうだなと思って、ハリアーから乗り換えました。

藤巻:いろんなタイプのクルマに乗りた くて、メルセデス・ベンツのCクラスセダンから乗り換えているので、独特かもしれませんが(笑)、家族が乗り物酔いしなくなったのは、ちょっと車高が高い分、視界が良いからなのかも?と思っています。

’02 LEGACY LANCASTER 6(藤巻健治/フォトグラファー)
オールジャンルを持ち味に本誌でも活躍する藤巻さんが、歴代アウトバックを乗り比べてみて乗り味が違ったという、日本ではランカスターの名称で展開していたモデル。北米ではアウトバックの2代目にあたる。「3L水平対向6気筒エンジンのランカスター6なので、安定感もバツグンです」。

高橋:うちの奥さんもめっちゃ気に入っていて、チャイルドシートに1歳の子どもを乗せてキャンプに出かけていますよ。

梨本:小学生と年少の子ども2人乗って、キャンプギアを積んでも車内空間が確保できるので、家族の評判も良いですね。

勝山:乗り降りしやすいって聞くし、家族も気に入ってくれるのは、ファミリーカーとしては大事なポイントですよね(笑)。

1st ’05 LEGACY OUTBACK L.L.Bean EDITION(高橋優太/Color at Against オーナー)
代々木上原でセレクトショップを展開する高橋さんがハーレーのバイク歴を経て、クルマとして初の愛車に選んだのが、日本での初代にあたるアウトバック。この世代から日本でもアウトバックを名乗るように。「エル・エル・ビーン特別仕様車にロッドホルダーを付けて釣り竿を常時しています」。

歴代モデルに受け継がれる〝北米〞育ちにグッとくる。

「フィールドでの印象はどうですか?」

高橋:渓流釣りに行くので、道中の悪路もガシガシ走れます。小枝とかでボディに細かいキズはつくけど……。今回の里山スタジオまでのアプローチも予想以上に細い山道だったけど、たどり着きました(笑)。

藤巻:ボルダリングの外岩の現場近くまで安心して乗りつけできますね。ラゲッジにはボルダリングマットがちょうど積載できますし。そういえば、アメリカのヨセミテに行ったときに、田舎になるほど使い倒している雰囲気のスバル車を見かけることが思いのほか多くて、その印象がアウトバックを選んだきっかけにあるかも。

勝山:そうそうパタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナードもアウトバックに乗ってるって聞きました。

2nd ’11 LEGACY OUTBACK(勝山龍一/フリーPR)
道志村のキャンプ場、水源の森キャンプ・ランドの運営にも携わる勝山さんが乗るのは、日本での扱いは2代目のアウトバック。「歴代では不人気かもしれませんが(笑)、10年乗って12万km間近ながらまだまだ現役なので、中古としては狙い目かも。北米っぽくルーフカーゴはヤキマです」。

梨本:ミステリーランチのデイナ・グリーソンが、ボーズマンでアウトバックに乗ってるっていう記事を見たことがあって。ボクの場合は購入後にそのことを知ったけど、ビームスもアメリカに縁があるし(笑) 妙に納得したことを覚えています。

勝山:北米のアウトドアズマンがアウトバックにカッコよく乗っているって思うと、ボクらが乗る理由にもなりますよね。

高橋:エル・エル・ビーン好きで古着を集めていたりするのが、このエル・エル・ビーン仕様を選んだ決め手でもあるので、ボクもアメリカつながりってことか(笑)。

3rd ’14 LEGACY OUTBACK(梨本大介/BEAMS バイヤー)
ビームスのアウトドアグッズ、バッグ、時計などのバイイングに携わり、キャンプや料理道具の目利きとしても知られる梨本さんの愛車は、現行モデルの一世代前の初期型。エンジンは2.5Lの水平対向4気筒。「ギアっぽいラギッドさを受け継ぎつつ、上質さも感じるデザインがお気に入りです」。

勝山:次に乗りたいクルマとして、予算を抜きにして検討すれば(笑)、日本には正式導入されないんでしょうけど……アウトバックのウィルダネス(北米専売の特別仕様車)が、めっちゃ気になります。

一同:やっぱり北米ってことですね(笑)。

編集部CARの現行アウトバックどうですか?

4th ’21 LEGACY OUTBACK X-BREAK
編集部CARの現行型。樹脂パーツでオフロード色濃いめのX-BREAKをトーヨータイヤのオープンカントリー、スーリーのルーフバスケットで、 さらにアウトドアルックにカスタム。
梨本「ドアを開け閉めしたときのしっかり感が増した印象で外車みたい」。
勝山「大画面のセンターディスプレイがスゴい!!」。
梨本「後席も厚みがあって座り心地いいかも」。勝山「グリーンのステッチがアウトドアギアっぽさをアピールしてる」。
藤巻「ボディカラーがいいカンジ」。高橋「オリーブ系の色ってフィールドに映えますよね」。

歴代オーナーさんたちの愛車を拝見することで、ステーションワゴンとSUVがクロスオーバーしたアウトバックの立ち位置はブレることなく、最新型に脈々と受け継がれていることを再確認できるミーティングとなりました。

Photo/Takuma Utoo

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