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駅について30分。そのままゴンドラに乗ってゲレンデへ。
着替えを済ませて道具を受け取ったら、早速ゴンドラでゲレンデへ。その所要時間約30分。東京駅で新幹線に乗ってから2時間ほどで雪上に立てるのですから、超スピーディーです。
そのアクセスの良さから外国からのお客さんも多く、東京観光のついでに日帰りで雪山を楽しみに来ているようです。スノーシューズを借りているのも主に外国人客のようですね。この辺もガチで滑りに来ている外国人客が多い白馬やニセコとは大きく違うところ。
今回のツアーは平日開催だったのですが、さすが人気のスキー場だけあってすでに多くのお客さんが滑っていました。
そして、今回僕が借りたスキーはスタンダードモデルでしたが、性能的には十分と言えるもの。さすがにハイエンドモデルに比べるとエッジグリップが甘かったりしますが、逆にそこを乗り方で補ったりする工夫をするのも楽しく、普段ハイエンドモデルばかり乗っていることもあって新鮮に感じました。
スタンダードモデルでは物足りない、という人には2000円アップで申し込めるエキスパートモデルも用意されていますので、そちらなら必ず満足できることでしょう。でも中級者くらいまでの方なら、スタンダードモデルで十分だと思います。
超快適な最新鋭のリフトを体験してみた。
さてひとしきりガーラでの滑りを楽しみ、近藤くんもブランクを感じさせない滑りを見せてくれたあと、我々はガーラ湯沢と接続している隣の石打丸山スキー場へと向かいました。お目当ては今シーズン導入された最新リフトの見学。
このリフト、欧州ではすでに数多く導入されているそうですが、日本ではこれが初。見ての通りスタイリッシュなデザインが印象的ですが、様々な工夫が施されており超快適なのです。
まず変わっているのが、チェアとゴンドラが混在しているところ。好みの搬器にどうぞ、ということなのですが、ゴンドラの方が快適かと思いきや、さにあらず。チェアの方もフカフカのクッションにシートヒーターまで装備されていて、異次元の快適さなのです。しかも6人がけというビッグサイズ!!
またチェアに乗り込む時には短いベルトコンベアーのようなシステムが用意されており、この上に乗れば自動的に最適な位置に運んでくれる仕掛け。正直「ここまでするか!?」という感じがしないでもないですが、新鮮な体験でした。
乗っている際の振動や騒音もまったく無いし、こんなリフトが増えればゲレンデで過ごす一日がもっと快適になりますね。
滑り終わったら温泉で一息、夕方には都内へ。
さてランチを挟んで15時過ぎまでたっぷり滑ったあとは、道具を返して温泉に直行。そう、ここガーラ湯沢駅には、温泉スパまで併設されているんです。
温泉で汗を流してさっぱりした後は、また新幹線に乗って1時間半で東京へ。スタイリスト近藤くんは19時から都内で打ち合わせと言っていましたが、恐らく余裕で間に合ったことでしょう。
手ぶらで家を出て一日滑って夕方には都内に戻るというこのスタイル。とにかく気軽に雪山に行けますし、疲労感が少ないというのが何よりも大きなポイント。しばらく雪山からは遠ざかっている、という人にこそオススメしたい遊び方です。今シーズン(’18-19)も5月6日まで営業していますので、早速出かけてみてはいかがでしょう?
- Text/Takatoshi Akugatagawa
- Cooperation/Tomomichi Kondo
- Photo/Dai Yamamoto
【ガーラ湯沢スキー場】
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢(大字)茅平1039-2
tel:025-785-6543
gala.co.jp/
【サロモンステーション】
www.salomon.co.jp/station/