海・里・山を駆け抜ける、モンベルの超アウトドア体感イベントが面白い!

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今年のSEA TO SUMMITは全国12ヶ所で開催。カヤック・自転車・登山でフィールドを遊び尽くす 。

2009年に鳥取県・大山で初めて開催されて以来、年々その規模を拡大し、2017年は全国各地で12大会が予定されている環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT 2017(シートゥーサミット 2017)」。海・里・山と3つのフィールドをカヤック・自転車・登山を通してゴールを目指す一般参加型のアウトドアアクティビティイベントです。

3種目のスポーツイベントというとトライアスロンのような過酷なレースのように思うかもしれませんが、シートゥーサミットはレースというよりも、アクティビティを通じてその土地固有の自然を肌で感じることを目的とされており、自由なスタイルでアウトドアを満喫することができるんです。

各アクティビティの難易度は開催地によって異なり、初心者にも優しいコースや上級者向けのハードなコースまで、自分のレベルやスタイルに合わせて大会を選ぶことができるほか、家族や友達とチームでのエントリーも可能。メンバー同士でアクティビティを分担してもOKなので、だれでも気軽に参加できるのもシートゥーサミットの魅力といえます。

 

瀬戸内海の絶景を臨む、江田島 SEA TO SUMMIT。

ここでは、2017年6月中旬、広島・江田島で開催された「江田島 SEA TO SUMMIT 2017」を例にとってその魅力をご紹介していきます。広島駅からフェリーを使って約1時間、クルマで約1時間30分と、決してアクセスがいいとは言えない会場ですが、一泊二日で行われたイベントには、東は東京、西は福岡と全国各地から総勢133名もの参加者が集まりました。

今年で4回目の開催となる江田島大会は、全国で開催されているシートゥーサミットの中でもトップクラスの長距離コースが用意されたカヤックセクションが特徴。穏やかな瀬戸内海のなか、各アクティビティを通して江田島の壮大な自然を体感することができました。

約5キロ先の沖に浮かぶ離れ小島「小黒神島」を往復するカヤックセクション。比較的穏やかな瀬戸内海は、カヤックでも漕ぎ進みやすく気分爽快! 中にはSUPで参加している人や愛犬とタンデムしている人もいたりと、それぞれのスタイルで海の散歩を堪能していました。

カヤックを終え、ビーチに戻ったら自分の自転車に乗って次のステージへ。参加者はクロスバイクやロードバイク、MTB、ミニベロなど、色んなスタイルのバイクで参加していました。

自転車セクションは海岸線を走る約30キロの周回コース。ビーチからスタートし、港を通過して市街地に入る。(もちろん信号ではしっかり停車)。中継地点を通過したら峠を越え、再びビーチへ戻ってゴールを目指します。 他の大会と比べてやさしめとのことですが、海岸線の起伏に加えて終盤には峠も待ち構えており、なかなか侮れません。

最終3つ目は標高約400mの山頂を目指す登山セクション。こちらも他の開催地と比べてかなり易しめだという今大会の登山コースは、そのほとんどがオンロードの約5キロ。ゴールの山頂からは島が点在する瀬戸内海の絶景を拝むことができ、それまでの疲れも吹き飛び飛ぶようでした。

 

オススメの装備とプラスαで持っていきたいアイテム。

海、市街地、山と3つのフィールドを行き来するシートゥーサミットでは、どんな装備を揃えるのかが悩みどころ。各セクションが終わるごとに着替えることも可能ですが、時間のロスとパッキングを考慮して、今回は幅広いシーンで活躍してくれる汎用性の高いアイテムをチョイスしました。

(左上)サポーテックライトタイツ Men’s ¥6048/(中上)クラッシャブルアンブレロ ¥3672/(右上)パームランドジョガー リールアジャスト Men’s ¥14688/(右下)ピークシェル ¥15012/(左下)キャニオンショーツ Men’s ¥5508

モンベルが独自開発した防水透湿性の極薄シェルを使用した「ピークシェル」は、カヤックで体が水に濡れるのを防いでくれるほか、重量わずか202gと軽量なため高い運動量にも対応してくれる優れもの。撥水加工を施した「クラッシャブルアンブレロ」は広いツバが頭部を丸々覆ってくれ、日差しを遮るものがない水上では非常に重宝します。

また脱ぎ履きやフィット調整を素早く行うことができるリールアジャストシステムを搭載した「パームランドジョガー」や撥水性ストレッチ素材を採用した薄手の「キャニオンショーツ 」、高いストレッチ性とUV効果を持つ「サポーテックライトタイツ」など、機動性に富んだアイテムが足の動きをサポートしてくれます。

1人でアクティビティに参加する場合、基本的に常に動いていることになるので、景色を写真に収めたい時には一旦止まらないといけません。そこで、オススメなのがアクションカメラ。今回は「Go Pro HERO 5」と上下左右のブレを防いでくれる「Karma™ グリップハンドル」を使用しました。

バックパックなど装備品に取り付ければハンズフリーで写真や動画を撮れるので、アクティビティを中断することなく躍動感のあるシーンを記録できます。耐衝撃性や防水性も高く、山から海まで対応してくれるので、シートゥーサミットにもうってつけ!

 

自然豊かなフィールドで、キャンプだって楽しめる。

一泊二日の大会期間中はアクティビティだけでなく、空いた時間で観光に出かけたりご当地グルメに舌鼓を打ったりと、現地での楽しみ方は人それぞれ。会場に隣接する駐車場では、オートキャンプを楽しむ人の姿もありました。

こちらのご夫婦は、カヤックや自転車2台を持参しているため、クルマの積載スペースがかなり制限されるなか、必要最低限のギアでミニマムにまとめたキャンプサイトを展開していました。細かくフレームを折りたたむことができるフォールディングチェアとウッドテーブル、2人用のヘキサタープなど、コンパクトなギアセレクトがポイント。

ビーチ脇の駐車場からは瀬戸内海を臨むことができ、キャンプにもってこいのロケーション。大会以外でもアウトドアを満喫するその姿勢には脱帽の一言です。

最寄りの開催地を要チェック!

7/22(土)〜7/23(日)に妙高・野尻湖大会、8/19(土)〜8/20(日)には大雪 旭岳大会のほか、11月まで日本全国で開催されるシートゥーサミット。フェスやBBQで、音楽にお酒にとゆっくりアウトドアを楽しむのも最高ですが、目一杯体を動かして雄大な自然を全身で体感してみるのもオススメです!

今年の夏は、お近くの開催地を探して、家族や友達と一緒に好みのスタイルでぜひ参加してみてはいかがでしょう。


シートゥーサミット公式サイト:www.seatosummit.jp/

 

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GO OUT編集部
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