バイク業界のイマを伝える連載企画。今回は、ホラーからアクションにコメディなど、様々なジャンルを手がける映画監督のナカモトユウさんと愛車のマッハⅢをピックアップ。映像作品への愛情と、ジブンの相棒について詳しくお話をお伺いいたしました!
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映画監督という職業を目指す決め手となった、映像作品に登場するバイクと暮らす日常。

幼少期より、様々な映像作品に影響を受け、中学生の頃から映画を撮り始める。一度、地元のデザイン会社に就職するも、映画監督を目指して上京。映像学校在学中に様々な映画祭で賞を受賞し、商業映画監督デビュー。最新作の「オドレ!ヤクザ」は2027年公開予定。
「子どもの頃から特撮作品やアクション映画が好きで、マッハⅢは『人造人間キカイダー』のライバルであるハカイダーが乗っていた憧れのバイク。いつか乗るなら若いうちがいいと思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました」。映画監督のナカモトさんは、マッドマックスや大脱走など、バイクが活躍する映画や特撮に幼い頃から影響を受け、現在は好きな作品に登場するバイクを複数台所有し、撮影現場やスタジオには毎日のように愛車に乗って通勤している。
「電車に乗るのは、打ち上げなどのタイミングだけですね。お酒に弱い体質なので、飲まない口実にもなっています(笑)。出演する俳優さんがバイク好きだとコミュニケーションを取るひとつのツールになることも」。これまで手がけてきた作品の中ではナカモトさんの愛車が少しだけ登場する場面もあるそう。
「いつかバイクを題材としたロードムービーを手がけたいという思いが強くあるので、絶対に実現することを目指していくつか企画を考えています」。
ナカモトさんのライディングアイテム。
ヴィンテージライクなモトクロスヘルメット。

日常的に愛用しているヘルメットは、ヴィンテージライクなデザインが人気のベル製のモト3。
しなやかなレザーのモーターサイクルグローブ。

しなやかな牛革を使用したライディンググローブは、グッドスピードエクイップメント(GSE)のもの。撥水加工が施されており、高い耐久性と防水力が魅力。
作品づくりに欠かせない香りのいいアロマウッド。

友人からプレゼントされたというアロマウッドは、作品の企画を考える時の必需品。「落ち着く良い香りなので、集中したい時にテーブルに置きながら、執筆作業をしています」。
装着感が心地よいオーセンティックなサングラス。

イーヴルアクトのサングラスは、アメリカンクラシカルなデザインながら、ズレにくい日本人向けの設計。
愛車とのペアリングもバッチリなジャケット。

神戸発のライディングアパレルブランドである「アットダーティー」は、日常的に愛用しているブランド。
チームクルーの証である事務所ロゴのキャップ。

キャップは所属事務所“バベルレーベル”のアイテム。
ライディングに最適な必需品のボディバッグ。

ライディング時の必需品であるボディバッグはGSE製。「横浜にあるイーヴルアクトで購入しました。すごくお世話になっているショップで、サングラスやグローブもそこで購入したものです」。
使いやすさを優先したマネークリップ。

使いやすさを重視したマネークリップはアマゾンで見つけたもの。
大好きな特撮作品で大活躍していた憧れの大型2ストロークモンスター!!

2ストローク3気筒の強力な加速力が北米で人気を博したカワサキの名機。当初は500ccのみ販売されていたが、ホンダのCB750が登場すると、瞬く間に欧米市場で大ヒットし、その対抗馬として750ccが追加された。オイルショックなどの影響で、大型モデルは75年に生産終了。ナカモトさんの愛車はH2Aと呼ばれる73年式の初期型モデル。
流線形なカラーデザインのタンクは、初期型の特徴のひとつ。
独自な無色を奏でる3本出しマフラーなど、純正パーツを使用してフルレストア済み。
ナカモトさんが購入し、メンテをお願いしているのは、埼玉県にある「スピードワンガレージ」。初期型H2に特化した隠れた名店。
Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi



