アウトドアの相棒にしたいクルマたち。個性派カスタムからキャンピングカーまで。【FIELDSTYLE TOKYO 2026】

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5月9日〜10日にかけて東京ビッグサイトで開催された「FIELDSTYLE TOKYO 2026」の会場には、最新キャンプギアと並んで、アウトドアライフをもっと快適にしてくれるクルマたちも多数展示されていた。

自動車メーカーの新型車から、人気ブランドが手がけた個性派カスタム、そして本格キャンピングカーまで、そのバリエーションはじつに多彩。

今回はそのなかから、編集部が気になった5台をピックアップ。次の旅やフィールド遊びをさらに楽しくしてくれる注目のクルマを紹介する。

Table Of Contents : 目次

欧州の人気MPVがさらに進化。遊びの幅を広げる新型リフター。

Rifter / Peugeot

Peugeot(プジョー)の「リフター」は、広い室内と高い積載性で人気のMPV。今回展示されていた新型モデルは、都会的なデザインの最新のフロントマスクと先進装備を採用しつつ、舗装路からラフなフィールドまで走破できる足回りを兼ね備えた、日常とアウトドアをシームレスに行き来する一台だ。

大開口のリアゲートとスクエアなボディによって、大型のキャンプ道具も積み込みやすいのが魅力。ディーゼルエンジンによる力強い走りと優れた燃費性能も、ロングドライブ派にはうれしいポイントだ。

無駄のないデザインとSUVテイストの外観が印象的。後席を倒せばフラットで広大な荷室が生まれ、車中泊や長期旅行にも対応できる。普段使いとアウトドアを無理なく両立できる一台を求める方に刺さりそうなクルマだ。

人気ガレージブランドが、カー用品ラインをローンチ。

JIMNY / OVER THE ROCK CUSTOM

タクティカルな世界観を落とし込んだキャンプギアが人気のガレージブランド、LOCKFIELD EQUIPMENT(ロックフィールド イクイップメント)がカー用品ライン「 OVER THE ROCK」を新たに立ち上げ。会場には、その世界観を体現したカスタムジムニーが展示され、多くの来場者の視線を集めていた。

オリジナルや社外製のパーツをまとい、同ブランドらしいラギッドな雰囲気を演出。アウトドアギアの延長線上にあるようなカスタムで、ジムニーの魅力をさらに引き立てていた。

なかでも注目を集めていたのが、発売を控えている、ジムニー専用の車中泊マット。こういった車中泊用のマットは、質素なデザインの物が多いが、こちらは同ブランドらしいタクティカルな世界観を落とし込んだデザインがプリントされている。

ほかにも、足場台メーカーをバックグラウンドに持つ、ハセガワキャンプとコラボした、タイヤに取り付けるテーブルの試作品なども公開。

細部まで統一感のある仕上がりで、ギアブランドならではのこだわりが随所に感じられる。クルマそのものを“移動するキャンプギア”として楽しみたくなる一台だ。

現代技術で蘇った、クラシカルな英国オフローダー。

Grenadier / INEOS Automotive

こちらは、イギリス発の化学系多国籍企業、イネオス・グループの現会長、ジム・ラトクリフ氏が立ち上げた自動車メーカー、INEOS Automotive( イネオス オートモーティブ)の「グレナディア」。

クロカンとオールド・ディフェンダーを愛する同氏の思想をもとに、クラシックなヘビーデューティ4WDの思想を現代に蘇らせた本格オフローダーとなっている。

このクルマの開発は、名門自動車メーカーや部品メーカーとのパートナーシップにより実現。3L直列6気筒エンジンはBMW製のものが採用されている。クラシカルな外観ながら、パワートレインは最新だ。

ラダーフレームや足回りは、各国メーカーの4WD車の製造を引き受ける、マグナ・グループ傘下の工場で製造。悪路走破性は折り紙付きだ。無骨なボディと実用本位の装備も魅力。

理想の”古き良き英国オフローダー”を目指して、デザインと性能を隅々まで突き詰められたこの一台。ルーフや外装には拡張性も高く、オーバーランド仕様のベースとしても理想的なクルマとなっている。誰ともかぶらないラグジュアリーな冒険車を求める方には垂涎ものだ。

定番の軽バン「エブリイ 」に、遊び心を加えた特別仕様。

EVERY J LIMITED / Suzuki

こちらは、スズキが手がける人気の軽バンの特別仕様車「エブリイ Jリミテッド」。商用車としても評価の高い「エブリイ」をベースに、特別なカラーリングや専用アクセサリーでカスタムされている。アウトドアとの親和性を高めたスタイリングで、フィールドでも映える一台だ。

広い荷室と高い積載力を備え、キャンプ道具の運搬や車中泊にも対応。軽自動車ならではの取り回しの良さもあり、日常使いと遊びをシームレスにつなげてくれる。

デモカーの内装にはギアをスタイリッシュに固定できる、外部電源付きの有効ボードや、夏の車中泊を快適にしてくれるメッシュドアなどのオプションも装備されていた。

ブラックに統一された足回りやグリル、バンパーまわりのカラーリング、専用パーツによってSUVライクな雰囲気を演出。コンパクトなサイズながら、使い方次第で大きな可能性を秘めた万能モデルだ。

日常から、クルマ旅まで、フットワーク軽く活躍できるクルマを探している方には有力な選択肢かもしれない。ディーラーでカスタム済という手軽さも魅力だ。

旅する暮らしを叶える、本格キャンピングカー。

NTB GeoROAM

こちらは、本格キャンピングカーを製造販売する、日本特種ボディー(NTB)が、“自由に旅する暮らし”をコンセプトに組み上げたキャンピングカー「GeoROAM」。

いすゞの2トンクラスの新型キャンピングカー専用シャーシ「Be-cam」をベースに、最先端のディゼルエンジンやトランスミッション、悪路もタフに走破できる4WD仕様の足回りを備えている。

北米的なオーバーランディングスタイルを感じさせる外装とは裏腹に、インテリアは木目を基調とした温かみのある仕上がり。室内はまるで家のような快適な居住空間が広がっている。

ベッド、収納、キッチンなどを効率よくレイアウトし、充実した装備を凝縮。キャンプ場でも旅先でも、自宅のようにくつろげる。

中と外どちらからでもアクセスできる収納棚や、外でキャンプ中でも開け閉めしやすいよう、入り口付近に配置された冷蔵庫など、実用性も追求されているのがわかる。細部まで丁寧に作り込まれており、移動そのものを楽しみに変えてくれる一台となっている。

こんな本格キャンピングカーで日本全国を旅してまわれたら……。想像ばかりが膨らんでしまう。

クルマ選びで、アウトドアの楽しみ方はもっと広がる。

今回のFIELDSTYLE TOKYO 2026でも、アウトドアライフをより快適で自由なものにしてくれるクルマが数多く展示されていた。メーカーの最新モデルから個性派カスタム、そして本格キャンピングカーまで、それぞれに異なる魅力と可能性が詰まっている。

気になる一台があれば、ぜひ詳しくチェックして、自分の遊び方にぴったりの相棒を見つけてほしい。

Photo/Taizo Shukuri

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akimoto yuuki
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