薪で焼く、ポータブルピッツェリア。Ooni(ウーニ)の最新アウトドア用ピザ窯を使ってみた。

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薪で焼く、ポータブルピッツェリア。Ooni(ウーニ)の最新アウトドア用ピザ窯を使ってみた。

アウトドアで本格派のピザを楽しむ。そんな理想を現実にしてくれるのが、ポータブルピザ窯を展開するスコットランド発のブランド「Ooni(ウーニ)」。先日開催されたGO OUT JAMBOREE 2026の会場にブース出展していたので、最新モデル「Karu 12G」を体験させてもらった。

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簡単に展開できて、持ち運べる、本格薪焼きピザ窯。

Karu 12G ¥99800

「Karu 12G」は、フィールドに持ち運びできつつも本格的なピザが焼ける、ポータブルなピザ窯です。高級感のある洗練されたデザインが特徴で、本体の素材には、錆に強いステンレスを使用。

「Karu 12G」には、別売りのオプションとして、専用のキャリーカバーも展開。ピザ窯をスマートに持ち運びできます。収納時の大きさは76.5 × 52 × 32cm、重さは15.5kg。決して軽くはないですが、本格的なピザ窯がこのサイズにまとまるのは魅力です。

ここからは、実際の設営の手順を紹介していきます。まず、折りたたみ式の3本の脚を展開。面倒な抜き差しも不要なうえ、ロック機構も備えているため安心です。

組み立てに必要な付属品は窯の中に収納されていました。中に入っていたのは、煙突と薪を入れるための燃料トレー。

次に煙突をセットします。ロック機構を備えており、差し込んでひねると固定される仕組みです。横に付いたレバーは供給される空気の量を変えて火力を調節するためのもの。

燃料トレーは、窯の奥に設置。ここで薪を燃やすわけです。使い終わった後は、燃料トレーごと灰を取り出せるので、後始末もカンタン。本体後部にはフタが付いていて、後ろからも火床にアクセスでき、掃除もしやすい作り。

本格ピザ作りに必要な全てがそろう、豊富なオプションも。

ウーニはピザ窯はもちろんのこと、ピザを焼いたりサーブするためのツールも豊富に展開しています。「Karu 12G」を快適かつ安全に使うためには、高さがあり耐熱性のある安定した台が必要ですが、このステンレス製の「折りたたみ式テーブル」も併せて用意すれば万全。

テーブルの縁にはフックがついており、同ブランドのピザを回転させたり、窯からピザを出し入れするための各種ピールを吊り下げできます。

他にも、ピザカッターやレザーグローブ、掃除用のブラシなど、小物も充実。

なかでも鉄製のクッカー「グリズラーパン」は、ピザ以外のオーブン料理も楽しめるようになり、調理の幅が広がるアイテム。使いこなせば、専門店のような極厚の本格ステーキもカリッとジューシーに焼き上げられます。

メインの燃料は薪を使用。炎を楽しめる耐熱窓もポイント。

本体上部には、燃料を入れるためのハッチが設けられています。「Karu 12G」は薪がメインの燃料として使用可能。そのほか、木炭を併用して、一定の温度を長時間火力をキープしたり、木炭のみを使用してパンや塊の肉をじっくり焼いたりと調理内容によって使い分けもできます。木炭を使用する場合は、事前に薪を使って窯を予熱しておくのがコツとのこと。

今回はピザを高火力で一気に焼き上げるので、薪のみを使用。

使用可能な薪のサイズは、一般的にキャンプ場で売られている半分くらいの長さ。現地で薪を用意する場合は、ハンドソーや電ノコがあると良いでしょう。

薪の火おこしの手順は焚き火台と同様ですが、風の影響を受けにくく、煙突効果による吸気と排気の促進もあって、すぐに火おこしできます。料理の状態もチェックしつつ、美しい炎が楽しめる、耐熱ガラス扉も本アイテムの魅力。

本体のサイドには、おおよその窯内温度をチェックできる温度計も装備。調理のタイミングの把握に役立ちます。

実際にピザを焼いてみる。

ピザ窯の準備ができたところで、ブーススタッフさんの指導のもと、実際にピザを焼かせてもらいました。

まずは仕込み用のピールの上に打ち粉を振り、生地を広げていきます。重要なポイントは生地の縁には絶対触らない事。内側から外側に押し広げていくことでふっくらとした耳ができるわけです。

生地の弾力もあり、円形にするのに少々コツが入りました。

今回挑戦したのは、シンプルかつ奥深いマルゲリータ。トマトベースのピザソースを生地に塗り広げた上にモッツァレラチーズとバジルを乗せ、オリーブオイルをかけます。

ピザの準備ができたところで、打ち粉による滑りを利用してピールと呼ばれる道具に乗せます。ピールのスリットは、余分な打ち粉を落とすためのもの。

事前に、窯の温度をチェック。この「Karu 12G」は最大で500度まで温度を上げられる設計。温度が高温になるほど、素早く美味しいピザが焼けますが、手早いコントロールが要求され、筆者のような初心者には難しいとのこと。

なので、今回は初心者でも比較的扱いやすい温度まで下げて焼くことになりました。

ここで、ピールに乗せたピザを窯に移します。隠し芸のテーブルクロス引きの要領で、ピザの位置は動かさず、ピールだけをスッと手前に引くのが、スムーズに移動させるコツ。

窯に入れてから約30秒ほどで火床に近い部分が焼け始めるので、ピザを回転させるためのピールを使い手早く回します。ピザの位置を調整して、満遍なく焼けたら完成。わずか2〜3分ほどで焼き上がりました。熟達するともっと高火力で早く焼けるとのこと。

焼きの工程はスピード勝負のなか、冷静なコントロールが必要とあり、スリリングな体験でした!

そして焼きあがったのが、こちら。用意してもらった生地が良かったのもあり、しっかり縁だけ膨らんだマルゲリータピザが焼き上がりました。見た目は上出来です!

ピザをサーブするため、同ブランドのピザカッターでカット。切れ味もよく、スムーズにカットできました。生地をきるザクザクっとした感触に手応えを感じます。

高火力なため、短時間ながらもモッツァレラチーズもしっかり溶けてこの通り。上火があるピザ窯だからこそ厚みのある具もしっかり焼けます。

そしていざ実食。その味や食感は、ピザではなく”ピッツァ”と呼びたくなるほど、本格的な仕上がりでした。生地の外は薪の香りをまといカリカリ。生地が薄いのに中がモチモチなのは、水分が蒸発しきる前に、高火力で一気に焼き上げているからでしょう。

アメリカンなパンピザも良いですが、この生地のクリスピー感と、何枚も食べられる軽さは、窯焼きのイタリアンピッツァならではのもの。

フィールドが、本格ピッツェリアに。

業務用のピザ窯に匹敵する本格的なピザを焼けるポテンシャルを持ちながらも、導入しやすくコンパクトにフィールドへ持ち運びできる、ウーニの「Karu 12G」。

これがあれば、ファミリーキャンプやグループキャンプが盛り上がること間違いなしの逸品です。アウトドアはもちろん、お庭でピザパーティをするのも良いでしょう。

Photo/Takuma Utoo


(問)Ooni ooni-pizza.jp/

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