ハスクバーナ(Husqvarna:スウェーデン)と言えば、手斧やチェーンソー用の燃料タンクをアウトドアで使っている人を見かけるけど、今回ピックアップするのはバイクの方。
同社がバイクを手掛け始めたのは115年前の1903年のこと。今でこそチェーンソーや芝刈り機で有名だが、これは自社でのバイク及びエンジンを開発したことに起因している。
そのバイクのラインナップは、モトクロスやエンデューロ、モタードといったオフロード系モデルが中心で、世界的なレースでも数多くの実績をあげている。日本ではちょっとマニアックなメーカーだけど、そのポテンシャルの高さとインポートならではのデザイン性は一目置かれる存在なのだ!
ここで紹介するのは、3月13日にハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンがメディア向けに行った発表会にて日本市場への投入をアナウンスした最新モデル。
排気量692.7ccのVITPILEN 701(ヴィットピレン)を筆頭に、これをベースに375㏄仕様としたVITPILEN 401およびSVARTPILEN 401(スヴァルトピレン)の計3台。
トラスフレームにリヤ周りを大きくそぎ落としたフラットなサイドビューは、まさにストリートファイター的なルックスであり、近未来感とクラシカルな雰囲気を兼ね備えている。
中でもGO OUTが注目したいのは、オフロード風のスヴァルトピレン401だ。スポークホイール&ブロックパターンのタイヤをセットしてダートセクションでの走破性を向上しつつ、タンク上部のキャリアやブラックアウトされた外観も相まってワイルドな雰囲気を醸し出している。
そのお値段は77万7000円と、輸入車としては比較的リーズナブルだし、普通二輪免許で乗れるのも嬉しいところ。シート高は835㎜と少し高めだが、車重は約150kgとそこまで重くないので取り回しもしやすいハズ。発売日は401シリーズが4月、701が7月を予定している。
VITPILEN 401 ¥777000
VITPILEN 701 ¥1355000
ハスクバーナ公式サイト www.husqvarna-motorcycles.com/jp/vitpilen/