モーターサイクル界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は、ニコアンドといった人気ブランドのSNSマーケティングを担当しているアダストリア平山さんの、カスタムされた国産アメリカンに乗って冬のキャンプツーリングを楽しむバイクライフをご紹介いたします！
※本記事は2025年1月号掲載の転載企画です。
Table Of Contents : 目次
【 ’97 HONDA V-TWIN MAGNA】苦難の時を乗り越えた旅を楽しむライトウェイトな国産チョッパー。
ニコアンドなど人気ブランドのリリース配信管理や影響値の振り返りなどを担当する平山さん。学生以来というバイクライフは、仲間たちと一緒に自分の手でメンテナンスに挑戦するなど、熱量高めに楽しんでいるそう。
「コロナ禍のタイミングで趣味を兼ねた通勤手段を考えた時に、学生時代に乗っていたバイクにもう一度乗ろうと決めてすぐに、格安で手に入れました」。ニコアンドなどの人気ブランドでSNSマーケティングを務める平山さんの愛車は、ロングフォークやシーシーバーを装着したチョッパースタイルのマグナ。
前オーナーの無茶なカスタムが購入後に発覚し、バイク仲間の力を借りてエンジンを載せ替えて万全となった愛車と、休日になればワインディングを堪能すべく、キャンプ用品を積載してロングツーリングへと出かけている。
「バイク便のライダーが愛用しているエンジンなので、パーツが豊富で助かりました。250ccなんでスタートだけ少しバタつきますが、高回転型のエンジンなんで、高速道路も快調。釣りも好きなので、春になったら両方盛り込んだツーリングにも挑戦したいです」。
平山さんのライディングアイテム。
用途に合わせてヘルメットをチョイス。
普段使いは、平山さんと同い年の1974年製のビンテージヘルメットを、ツーリングの際はインカム付きのフルフェイスを着用。
防寒力抜群なノースの茶タグ。
中古で購入したというノースフェイスの寝袋は、茶タグと呼ばれる80年代のアイテム。
冬ツーリングに欠かせないグローブ。
暖かい裏地付きのレザーガンレットはバイクアパレルブランドのデグナー製。厳寒期にはグリップヒーターも装着。
操作性を重視するとヴァンズがイチバン！
近所やちょっとしたツーリングには、ギアの操作性が高いスケートハイを愛用。ロングツーリング時にはブーツを着用することも多いそう。
キャンプ好きが唸るMSRのテント。
テントはMSRの名品ゾイド1。経年劣化が始まっているので、雨天時にはタープと併用している。
ヘリノックスにもダウンを装着。
背中からしっかり保温してくれるヘリノックスは、ダウン仕様のチェアワン。
街乗りもツーリングも軽快な国産中型Ｖツインに夢中！
90年代後半以降のバイクブームを牽引した国産アメリカン。マグナは250ccながらロングフレームでボリュームのあるシルエットが特徴。平山さんの愛車は、同じホンダのシャドウ400純正フロントフォークを装着しているチョッパースタイル。
Photo／Fumihiko Ikemoto Text／Tatsunori Takanashi
