デイリーでも使いたい! ULギミック満載で好ルックスな機能的ギア9選。

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名だたるブランドやメーカーをはじめ、新進気鋭のガレージブランドたちが、熱量の高いモノづくりで、コアな外遊び好きたちを沸かせていた「Off the Grid 2024」。今年は、4月13日(土)から14日(日)の2日間にかけて開催。

“アウトドア・スタイルの新しいデザインの提案”をテーマとし、多様なアウトドアアクティビティをカバーするディーラーたちがボーダレスに集うイベントとして、会場には、ハイカーやキャンパーなど、多種多様なアウトドア好きが一堂に会した。

前回の記事(テント&ギア)の続編として、今回は、UL本格派ながらも、日常にも取り入れたいルックスと機能を持ち合わせた6アイテムをピックアップしてご紹介。

FIELD RECORD/FR-ウルトラライトテーブル

FR-ウルトラライトテーブル ¥3960

革新的かつユニークなULプロダクトを続々と展開する、国内発の新進ブランド「FIELD RECORD(フィールドレコード)」。これまでも、500gを切る重さの超軽量テントや、トレッキングポールをフレームに使ったULチェアなど、界隈を驚かせてきた。

今回の新作は、登山やハイキングで重宝しそうな、FR-ウルトラライトテーブル。これまでも、折りたたみ式の小型軽量テーブルといえば、たくさんのメーカーがさまざまなアプローチで挑戦をしてきたテーマだが、本アイテムはフィールドレコードらしいユニークな視点でデザインされている。

「FR-ウルトラライトテーブル」は、ポリプロピレン製。重さはたった45gとUL派も納得の重さだ。収納時は非常に薄くフラット。ガイラインを締めることでクイックにテーブル状態になるつくり。

Dyneema®︎芯のリフレクティブガイラインを使用しているので、暗闇で反射。夜間に足を引っかける事故を防いでくれる。

ポリプロピレン製タイプのコンパクトテーブルは、バーナーにかけて熱くなったクッカーを直接置けないという弱点があるが、それを解決したのが、テーブルに付属するこのマット。

こちらは特殊なエアロゲル製のポットマットとなっており、熱い飲み物が入ったカップやクッカーの熱がテーブルに伝わるのを軽減してくれる。

蓄熱製の高い鉄板やスキレット、アルコールストーブには耐えられないものの、登山者やハイカーには必要十分。バイクパッキングや、テイクアウトしたミールを公園で食べるシーンにも活躍しそうだ。

【商品詳細】
・重量:本体45g、エアロゲルポットマット3g
・使用時サイズ:21 × 29 × 7cm
・耐荷重:4kg

(問)FIELD RECORD www.fieldrecord.jp


Rovy Von/Angel Eyes E5 & E7

Angel Eyes E5 & E7 各¥7700

こちらのLEDライトは、中国発のLEDフラッシュライトブランド「Rovy Von(ロビーボン)」の最新ギア、Angel Eyes E5 & E7。

ギア好き、ガジェット好きの心くすぐるデザインや、同ブランドならではのユニークな機能、実用性の高さが支持される同ブランドの新作は、人気を博した前モデル「Aurora A5」の基本機能をベースに、より機能をブラッシュアップしたもの。

強力なフラッシュライトにくわえ、本体が蓄光素材でできており暗闇で光るようになっている。

これだけコンパクトながら明るさは700ルーメンあり、照射範囲も広い。フラッシュライトのほかに、サイドにもライトを備えており、2つのモデルが存在。

ひとつは、“白色ライト + 赤色ライト”モデル。夜間のランニングやサイクリングでの安全確保に便利な赤色点滅モードを備えている。

もうひとつが、“白色ライト + UVライト”モデル。こちらは、蓄光ルアーに紫外線を効率よく照射したり、紫外線で硬まる接着剤の硬化促進に便利なUVライトを備えており、釣り人の夜釣りの味方になりそうだ。

あまり見ないユニークな機能がデュアルバッテリー。「Angel Eyes E5 & E7」は充電式バッテリーを内蔵しているだけでなく、単4電池も併用できるようになっている。予備の電池さえ持っていれば、電池切れの心配もない。

ヘッドウエアへの取り付けに便利なクリップがついているなど、細部にもこだわりがみられる。「Angel Eyes E5」と「Angel Eyes E7」の違いは、ボディ本体と暗闇で光る蓄光部分のカラーとなっている。

【商品詳細】
・重量:28g / 41g(単4電池装着時)
・本体サイズ:66.1 × 27.5 × 13.5mm
・明るさ最大:700ルーメン
・バッテリー容量:330mAh
・備考:IPX6防水防塵、USB Type-C充電

(問)PLUGFLUX www.plugflux.co.jp/


Dyneema®︎/Umbrella

Umbrella (価格未定)

会場でも多くのガレージブランドやテントメーカーのULアイテムに使用されていた素材が、「DCF(ダイニーマコンポジットファブリック)」。言わずと知れた最強のアウトドア素材だ。

最後は、そのDyneema®︎(ダイニーマ)の日本代理店、瀧定名古屋のブースで参考出品されていた、このアンブレラをご紹介。

「DCF」高い防水性に加え、同重量比でスチール(鋼鉄)の約15倍の強度があるため、最軽量と強度の両立を目指すハイエンドULテントに多く採用されている。

この傘は贅沢にも、その「DCF」を使用しており、重さは200g以下。「DCF」の特性は耐水性と耐風性、軽さが求められるアンブレラとの相性も抜群。強風でも破けない強度と軽さの両立に成功している。

現段階では試作品の出展にとどまり、2万円以下での価格を目指して発売を検討中とのこと。公式Instagramの投稿では、ハイカーに嬉しい、折りたたみタイプのサンプルも公開されていた。

気になる方は、Dyneema®︎の製品が購入できる公式ECサイトで最新情報をチェック。

(問)TAKISADA NAGOYA tsdy-fabric.com/


ZEROGRAM/LOST CREEK UL 40

軽量コンパクトな山岳用テントが、UL派のハイカーたちから高い評価を獲得している、韓国発のアウトドアブランド「ZEROGRAM(ゼログラム)」。

注目の新作バックパック、LOST CREEK UL 40の予約受付がこの日から開始されたこともあり、ブースが賑わっていた。

「LOST CREEK UL 40」は、日本上陸10周年記念ギアとして、日本のユーザーからの集まった意見や要望をもとに開発された、渾身のアイテム。45Lの容量を確保しつつも、重量は600gと軽量だ。

メインファブリックには、X-Pacのなかでもとりわけ軽量で、100%の防水性を持つ「X-Pac lite」を使用。底面には汚れに強いナイロン素材を採用するなど、各所の素材の使い分けにもこだわっている。

また、背面全体と両サイドに大きなメッシュポケットを備え、すぐに取り出したいアウターや行動食を収納するのに重宝するほか、スリーピングパッドを固定できるウェビングやストリング、トレッキングポールやピッケルを取り付け可能なループなど、さまざまなニーズに対応。

内部へのアクセスの良さもこのバックパックの特徴。トップからボトムにかけて大きく開く防水サイドジッパーを備えているので、中身を取り出しやすいのも好ポイント。サイドジッパーはダブル仕様になっており、下から開ければ、バックパックの下部にもアクセスしやすい。

ほかにも、ハイドレーションキット用のホールや、内蔵型ザックカバー、小物の収納に便利なベルトポーチなど、隙の無いバックパックとなっている。

【商品詳細】
・容量:約45L
・重量:ボディ/約600g、トータル/1100g
・本体サイズ:32 × 75 × 25cm

(問)ZEROGRAM www.zerogram.co.jp/


ACTIBASE/I.D.backpack

I.D.backpack ¥36300〜

国内最大の若者登山コミュニティを擁する国内アウトドアブランド「ACTIBASE(アクティベース)」。ブランドの顔とも言えるバックパックがこの、I.D.backpack。

メインファブリックにX-Pacを使用した30Lのハンドメイドバックパックで、日帰りから小屋泊に最適なサイズ感となっている。UL系の装備を揃えれば、テント泊も可能。18Lサイズのミニモデルもラインナップする。

トップからボトムまで下ろせるダブルジッパーをセンターに備え、内部へのアクセスは良好。ロールトップ式なので、荷物の増減にも対応でき、左右には大口のメッシュポケット、体温調節用アウターを括り付けるのに便利なコードも備えている。

このバックパックの最大の魅力は、ジブンだけのバックパックをカスタムオーダーできる点。即売モデルも用意されているが、左右のメインファブリックに使用するX-Pacと止水ジッパーのカラー、背面の長さを選択でき、追加料金でDCF素材も選べる。

イベント当日は、カスタムオーダーの受付も行われ、多くの来場者がカラーサンプルを手に、イメージを膨らませていた。

オーダーモデルの納期は約3ヶ月。オンラインストアににて、カラーオーダーのシュミレーションもできるので、ジブンだけのバックパックを手に入れたい方は、ぜひ試してみてほしい。

【商品詳細】
・容量:約30L
・重量:約450g
・推奨総重量:8kg以下

(問)ACTIBASE actibase.base.shop/



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