カルマストアによるファニチャーレーベル。第一弾は、イギリス将校の椅子をリファインした名作チェア。

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コンパクトなガスヒーター「シャンクヒーター」がクラウドファンディングで目標額の1700%を達成するなど、注目を集めるCALMA STORE(カルマストア)が、コーヒー愛好家に向けたファニチャーレーベル「kaffa(カッファ)」をスタート。そのローンチアイテムは、100年の時を超えて次世代に受け継ぎたい名作チェアだ。

kaffa「HEKA Chair」¥54800

カッファは、イギリスを中心としたアンティーク家具や雑貨、その製作者や「古き良き」を受け継ぐ職人とともに後世へと引き継ぐことができるプロダクトを提案していくことをコンセプトにしたファニチャーブランド。

ブランドの第一弾は、1960年代にデザインされた「プレーチェア」をリデザインして再構築した韓国の「HEKA Chair(ヘカ チェア)」の別注アイテムだ。

この椅子の歴史をさかのぼると、第二次世界大戦中にイギリスの将校が使用していた椅子がオリジナル。その後、1960年代にイタリアのデザイナーがこの椅子を新たに再構築。そして現代の韓国のHEKA ディレクターのオ氏がこの椅子にスポットライトを当て蘇らせたというもの。

驚くほど簡単に設置でき、背もたれ部分が本体を収納するバッグになるという機能美は、とても100年前のアイデアとは思えない。オリジナルは座面と背面の角度が直角だが、座り心地を考慮して、たどり着いたベストな角度で現代に甦っている。

コーヒー愛好家に向けたファニチャーレーベルのローンチアイテムにこのチェアを選んだ理由はこうだ。

「この椅子は何脚も揃えるような椅子ではありません。みんなでワイワイするような椅子でもありません。自分のためのとっておきの椅子。車の中にいつも入れておいて、旅の途中で見つけた美しい景色の中で、この椅子に座ってコーヒーを味わいたい」。

また、座面の高さは38cm。一般的なロースタイル(座面高約30cm)とハイスタイル(座面高約42cm)の中間で、コーヒーを淹れるなどの作業をするにもちょうど良く、そして背もたれに身を任せればゆったりとした気分にさせてくれる、そんな椅子に仕上がっているという。

今回のカッファ別注モデルには、サムサラブランケット(100%リサイクルウール)を使用したチェアウォーマーが付属。レギュラーの仕様はダークブラウンレザーだが、別注モデルでは経年変化をより味わえるナチュラルに変更になっている。

【SEPC】
使用サイズ:幅57 ×奥行46 ×高さ72cm(座面高38cm)
収納サイズ:幅30×高さ85×厚さ12cm
重量:3.2kg
耐荷重:100kg
素材:北米産OAK、富士金梅キャンバス(WAX & NONWAX)、イタリア製ナチュラルタンニンレザー


(問)CALMA STORE calmastore.jp/collections/heka

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Shinya Miura
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