「ディフェンダー」の主力モデルとなる2列シート5人乗り仕様の「110」に、V型8気筒というスポーツカーのようなエンジンを搭載した、スペシャルなグレードの「V8」が追加設定になりました。早速、その特別なテストドライブ体験をお届けいたします!!
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「最高峰」グレードの日本導入で、さらに盤石のラインナップへ。
3ドアショートボディの「90」、5ドア・2列シート5人乗りの「110」、3列シート8人乗りの「130」、エンジンは2.0L・直4ガソリンターボ、3.0L・直6ディーゼルターボなど、そのラインナップを拡大している「ディフェンダー」。
この冬、日本初導入となったディフェンダー史上最高峰となる、5.0Lエンジン搭載の“V8”モデルは、まさに最強パワーを誇る1台です。
そんな勢いにのっているディフェンダーですが、ボディタイプ、パワートレインを問わず共通しているのは、従来のラダーフレーム構造と比べて、約3倍のねじれ剛性を誇るアルミモノコックの高剛性ボディがもたらす、快適な乗り心地と高い静粛性、十分な制振性、そしてユーティリティ性にも優れていること。
ゆえに、本格クロカンとして歴代モデルが築きあげてきたオフロード性能はもちろん、オンロードでも抜群の乗り味を体感することができるのです。
V型8気筒エンジン搭載、最強パワーを誇る「ディフェンダー」。
5.0LのV型8気筒エンジンを搭載した最強パワーの「110」。専用外装のCARPATHIAN EDITION(カルパチアン エディション)に、22インチホイールを装着した100台限定の特別仕様車もある。
オンでもオフでも圧倒的に頼れる走破性を発揮してくれるだけでなく、なにげに日常に映えるルックスも含め、V8といえども、気になる1台であることは間違いありません。
中津川〜南木曽での、「特別」な試乗体験。
今回、試乗で訪れた岐阜県の東南に位置する「中津川」は、長野県に隣接している立地で、恵那山、御嶽山、木曽山脈に囲まれ、中央を木曽川が流れる、自然あふれる場所。古くは中山道の宿場町として栄えたこともあり、いまでも趣ある家屋が軒を並べています。
そんな歴史的景観を残す中津川にほど近い、日本でもっとも美しい村にも認定される「南木曽」で、体験型ラグジュアリーホテルを展開しているZenagi(ゼナギ)が、今回のディフェンダー・V8モデル試乗会の拠点に。
まさに日本の田舎というべき棚田を見下ろす丘の上に建つ、江戸時代の屋敷を改装した一軒家の情緒あふれる宿では、1日1組のゲストのために、本格的なフレンチのシェフが地元の食材を使ったディナーを用意してくれ、さらには、木曽の大自然を満喫できる特別なアクティビティ体験まで提供してくれます。
まさに、伝統と格式を積み重ねてきたなかで、モダンに進化してきた「ディフェンダー」の世界観を体感できる、そして“V8”モデルにふさわしい“スペシャル”な場所でした。
Photo/Kenji Fujimaki