マニアックギア大集合! リアルキャンプで見つけた、こだわり派たちの愛用品。

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毎度好評の、キャンパーに直撃取材し、リアルに愛用しているこだわりのギアを紹介する恒例企画。先日、福島県は天神浜オートキャンプ場にて開催された「GO OUT CAMP 猪苗代 vol.9(以下、GOC猪苗代)」でも、参加者のテントサイトを覗かせてもらい、みなさんの愛用のギアを拝見してきました!

GO OUT CAMP 猪苗代 vol.9の会場である天神浜オートキャンプ場。天気には恵まれましたが、常に強風が。そのため、特に風の強い湖畔のエリアにはビッグサイズのシェルターをつかって、あまり外にギアを出さないお籠もりスタイルのテントサイトが多く並んでいました。

同じブランドのアイテムを複数コレクションしていたり、インテリアアイテムをアウトドア使いしていたりと、強いこだわりを感じさせるギアたちを発見! そのなかでも特に気になった4つをピックアップしてご紹介します。

Table Of Contents : 目次

人気コラボテーブルの歴代モデルを並べて楽しむ。

アレキサンダーリーチャン × ペレグリンファニチャー SK8 Table

最初に目に飛び込んできたのは、こちらのテーブル。GO OUTでもお馴染みのアレキサンダーリーチャンとペレグリンファニチャーによるコラボアイテムですが、このサイトではなんとデザイン違いで3つを横に並べるという贅沢具合。デザイン性の高いアイテムなので、1つでも充分存在感がありますが、3つも揃うと壮観。

オーナー/yokonori12さん
キャンプ歴は10年以上。ギアは欲しいという衝動に任せて購入することが多いとのこと。

SK8 Table天板をスケートボードに模したデザインのテーブルで、これまでに様々なグラフィックで登場しており、多くのファンがいるアイテムです。サイズは約90cm×37cm×36cm、分解すると5cmほどの厚さになるので、3台あってもそこまで嵩張らずに収納・持ち運びができそう。

天板の下に1段棚があるのも嬉しいポイント。オーナーさんは「OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)」の人気アイテムである「パテッドセル」を綺麗に収めていました。

左から、2022年モデル、2019年のビーバー別注モデル、2021年モデル。

「キャンプギア全般なんですが、コレクション感覚で増えていってます。このテーブルも最初に真ん中のモノを購入してから、気づけば3つになってました。今後もこのシリーズが発売されたらきっと買いますね。」

100年前のステッカーがソソる、ヴィンテージのアイロンストーブ。

ベアトリスのアイロンストーブ

次に見つけたこちらは、一見するとランタンのようにも見えますが、何に使うアイテムなのかがわからず、オーナーさんに直撃。もともとはアイロンを温めるために使われていたアイロンストーブという道具で、100年近く前のヴィンテージアイテムなんだそう。

オーナー/ki_no_o_campさん
石井スポーツオリジナルのテントなど、マニアックなギア愛用中。現行とヴィンテージを散りばめたサイト作りを楽しむ。

「ヴィンテージのギアが前から好きで、このストーブも長い間狙ってました。そうしていたら2、3ヶ月前にたまたまオークションサイトで自分的に気に入ったデザインのモノが落札できたんです。暖かくなる季節に買えたので、今回は飾りとして持ってきました。」

「BEATRICE(ベアトリス)」というブランド名や、シリアルナンバーやメイドインイングランドの記された、ステッカーがまたヴィンテージ感抜群。劣化しているとはいえ、ここまで綺麗に残っているものはかなり珍しく、オーナーさんの購入の決め手になったそう。

使い方はオイルランタンとほぼ同じ。下のタンクに灯油かパラフィンオイルを入れて、上部をパカっと開き、布の“芯”に着火するだけ。本体の側面に芯の出幅を調節するつまみがあるので、そこで火力も調整可能です。上部にある本来はアイロンを温める用の五徳も、ヤカンやフライパンなどを置いて調理にも使えそうです。

「これからどんどん使いこんで、より風合いを出していきたいですね。」

見た目もイケてるタフネストートは色違いで3つ持ち。

ウルトラヘビー × テンベア ブラックホールトート

キャンプサイトでも一際目をひいていたベンツ製のヴィンテージキャンピングカー。これはオシャレなモノを使ってそうだなとオーナーさんに確認してチェックさせてもらっていたら、見事に予想的中。ヴィヴィッドな色使いが特徴的な、ウルトラヘビーとテンベアによるコラボトートを発見しました。

オーナー/hanahanaさん
気になったモノはどんどん買い足していくコレクター気質キャンパー。

「このコラボシリーズは買い集めていて、去年追加したこの2つで5個になりました。ブラックにピンクのカラーリングもいいですが、やはり蛍光イエローをボディに使うカラーリングはなかなか見かけないので、買うしかないなと思いました。」

こちらのトートバッグはブラックホールトートという名の通り、なんでもガバッと詰め込めるのが魅力。こちらのオーナーさんは、服と寝袋の収納に使っているとのこと。大容量かつ厚手のコットンキャンバス生地で非常にタフなので、薪やアイアン系のキャンプギアを詰め込んでも問題なさそうです。

先ほどのイエローとブラックに加え、今回は赤も持参。ブラックホールトートは、これまでにも様々なパターンのグラフィックやカラーが発売されているため、デザイン違い、カラー違いで集めたくなるのも頷けます。

「あると何かと便利だし、デザインやカラーリングも毎回ワクワクさせてくれるので、何個あってもいい。今後もこのシリーズは買い集めてしまう気がします。」

キャンプ場でもリビング感を演出するインテリアグッズ。

天童木工 マッシュルームスツール

最後は家の中にあっても抜群の存在感を醸しそうなおしゃれ家具をなんとキャンプで発見。どこのブランドかと気になって話を聞いてみたところ、日本が世界に誇る家具メーカー「天童木工」のものだという。

オーナー/yasuさん
キャンプ=アウトドアギアという考えにとらわれない自由なテントサイトを展開。ニーチェアは生地違いも持参。

「4、5年前にこの曲線美に惹かれて購入しました。このスツールは、もともと1961年に開催された第1回天童木工家具コンクールで佳作を受賞したんですが、当時は技術的な問題で見送られていたんです。それから、40年の時を経て商品化されたというエピソードにもグッときますよね。」

アークテリクス タンブラー&ボトル

こちらのサイトにはスツールの他にも気になるアイテムがたくさん。オーナーが使っていた、ボトルとタンブラーはなんとアークテリクスのもので、非売品とのこと。スツールの曲線美とマッチして、なんともおしゃれな組み合わせです。

デニム生地のニーチェアエックス

また、グッドデザイン賞の受賞歴もある名作チェア「ニーチェアエックス」をキャンプ使い。スツールと同様自宅でも愛用しているそう。ボトル&タンブラーと合わせて、自宅のようなリビング感が演出されていました。

「これからも自宅用とアウトドア用にとらわれずに、ギアを集めていきたいですね。」

まだまだありそうなマニアックなキャンプギア。

今回は、いわゆる特定のブランド好きもいれば、ヴィンテージ、インテリアなど、方向性は違えどそれぞれオーナーの強いこだわりを感じられるマニアックなギアたちを紹介しました。

次回はGOC猪苗代で発見した、色使いが個性的なテントたちを紹介しますので、乞うご期待!

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Kei Matsuo
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