ポストオーバーオールズの個性派チャイナジャケットは、古着好き必見のフレンチワーク風味。

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いま市場で価値を持つヴィンテージウエアのように、数十年後に価値を持つであろう現行品。いわゆるフューチャービンテージのことですが、安さや早さがなによりも重んじられる2020年代には、そんな洋服に出合う機会は残念ながら限られています。

そういう意味では、今回紹介するPOST O’ALLS(ポストオーバーオールズ)の新作ウエアは、きっと稀有な存在と言えるでしょう。

ポスト・シノワ #インディゴツイル ¥39600

「ポスト・シノワ」は、ブランドとしては歴代2代目となるチャイナジャケット。チャイナジャケットといっても、いわゆるデザインとは一線を画すディテールが散りばめられています。

よく見ると、胸のシガーポケットや当て布で補強されたアウトポケット、チェーンステッチ仕上げなど、そこかしこからワークテイストが漂います。

じつはこれ、フランス語圏に住む中華系のひとびとが戦前から着ていたシャツカラータイプのチャイナジャケットをベースに、そこにフレンチワークのエッセンスを注入しているから。

イージー・ラックス #インディゴツイル ¥29700

セットアップの組下として、ブランドではおなじみの「イージー・ラックス」もラインナップ。こちらは、新たに股下のガセットを設け、シルエットを微調整したアップデート版です。

上下とも、インディゴツイル、チャコールツイル、インディゴデニム、インディゴイカット、グレーポリエステル/ナイロンタフタの計5種を展開。

7月2日(金)より、ポストオーバーオールズと一部卸先店、ポストオーバーオールズオフシャルECサイトにて販売予定。

ヴィンテージウエアの知見をベースにしながらも、どの時代、どの場所で着られていた洋服ともつかない。複数の要素をかけあわせることを得意とするポストオーバーオールズの手腕が光る、フューチャーヴィンテージの名にふさわしい一着をご賞味あれ。


(問)POST O’ALLS     tel:03-5942-1545     postoveralls.com/

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Masahiro Kosaka
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