サバティカルの新型テントがついにお披露目! 今回も完売必至の傑作揃いだった。

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2019年夏にスタートした新鋭アウトドアギアブランド「SABBATICAL(サバティカル)」。第一弾ラインナップのテントやシェルターは発売後すぐに完売したほどの人気を誇る話題のブランドです。

そんなサバティカルの待望の第二弾ラインナップが発表されて早3ヶ月。昭島のモリパークアウトドアヴィレッジにて行われた発表会で、ついにその実物がお披露目!

というわけで、気になる最新作を直接見て触って体感してきました。

Table Of Contents : 目次

第二弾はポリエステル製の3モデルがラインナップ!

まず第二弾ラインナップをザックリおさらいしておくと、最近人気のトンネル型テントが2モデルとヘキサタープ1モデル(大小2サイズ展開)の計3モデルが新登場。

第一弾のテント&タープが火の粉に強い人気のTC素材で統一されていたのに対し、今回の新モデルはいずれもポリエステル素材に。TC素材と比べて熱に弱いものの、疎水性が高く雨に強いため、ビギナーでも扱いやすい素材といえます。

さらに、いずれもポールがスチールからアルミに変更されているため、これまでのテント&タープよりも大幅に軽くなっている点も見逃せません。

なかでも、シェルターとしても2ルームテントとしても使える2つのトンネル型テントに注目!

 

2つのインナーテントで変幻自在! 小型の「ギリア」はコスパ最強。

SABBATICAL「GILIA」¥43780

左右非対称な形状が特徴的なこの「GILIA (ギリア) 」は、2種類のインナーテントを使うことでデュオキャンプからファミリー・グループキャンプまで対応できる万能なトンネル型テント。

一見するとよくあるトンネル型の2ルームテントのようですが、最大の魅力は、2人用と5人用の2つのインナーテントが付属すること! それでいて税込4万円台というリーズナブルな価格は驚き!

インナーテントを2つ設置しても、全パネルを開放して通気できるため、室内に熱がこもらず夏も快適。

しかもインナーテントは、ただ2人用と5人用で変更できるだけでなく、なんといっぺんに設置することもできるんです!

こうすることでリビング機能はなくなるものの、最大で7人分の大きな寝床に変身。2つの寝室の間に通路ができる構造になっていて、まるでドミトリーのような新しい形の2ルーム空間が出来上がるんです。

もちろん、インナーテントなしでシェルターとして使ってもOK!

トンネル型テントとしては珍しいブリッジポールの採用によって、”半自立式”となっているため、ビギナーでもキレイに張りやすい。

実際にテント内のチェアに腰掛けてみると、天井高が170cmもあるため頭上も広々! トンネル型テントにありがちな圧迫感は感じませんでした。

インナーテントが2つもついてこれだけ機能的ながら43780円 (税込) なんて、まさにコスパ最強と言えます。

【GILIA SPEC】
展開サイズ:W520cm×D300cm×H170cm
収納サイズ:L67cm×W35cm×H30cm
生地:ポリエステル
重量:総重量13.8㎏(ポール3.1㎏、ペグ1.76㎏)
付属品:本体、インナーテント×2(2人用、5人用 各1)、メインポール長×1、メインポール短×2、ブリッジポール×2、ペグ×22、2mロープ×6、3mロープ×4、キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1

 

全面開閉可能でスカート付き! 大型の「アルニカ」はオールシーズン使える!

SABBATICAL「ARNICA」  ¥84480

いわゆるトンネル型テントらしい左右対称なARNICA(アルニカ)は、上のギリアよりも一回り大きなモデル。ギリアと同様に、アーチ状の美しいトンネル型の構造にブリッジフレームを追加することで、強度と剛性に優れたフレーム構造にした2ルームテントです。

4人用のインナーテントを設置した状態。2ルームスタイルでもアレンジ自在のパネル構造によって、圧迫感のない広々としたリビング空間を確保できる。

特徴的なのは、開放感バツグンのパネル構造! 4方向全面を開閉可能で、トグルで巻き上げたりポールを利用して張り出したりして、キャンプサイトや気候に応じて張り方をアレンジできるんです。熱のこもりがちなトンネル型テントですが、パネルを開放することで夏でも涼しく快適に過ごすことができるのは嬉しいところ!

天井高が最大210cmもある大空間となっており、幕内でも腰をかがめることなく移動できるのは魅力的でした。

そして、全面メッシュ付きなのもこの手のテントには珍しく、虫の侵入を防ぎつつ通気でき、シェルターとしての機能性も文句なしです。

サイドパネルも張り出すことによって、雨天時の出入りもスムーズに。

さらに、地味に嬉しいのが、3枚のサイドパネルを連結して張り出すことができるコネクションパネルがついているところ。

通常サイドパネルを張り出す場合、各パネルが独立しているために、張り出すパネルの枚数×2本のポールが必要でしたが、このディテールによってサイドパネルが1枚につながるため、2本のポールで一面を解放することができるんです。

本体下部にはスカートがついているので、冬場は全面閉じれば冷気の侵入を防ぐことができる。全面開閉可能なパネル構造とこのスカートの組み合わせによってオールシーズン対応できる。

裏面には遮光PU加工が施されているため、日差しの透過を軽減してくれるため、ますます夏場でも使いやすい。

また、左右対称のデザインとなっていることで、インナーテントがどちら側にもつけることができるのもポイント。

インナーテントのみの発売予定はいまのところまだないそうですが、もし発売されれば、ギリアと同じ様に両サイドにインナーテントを設置して、8人で使用するなんてこともできるかも!?今後の展開に期待しましょう!

【ARNICA SPEC】
展開サイズ:W620cm×D320cm×H210cm
収納サイズ:L81cm×W42cm×H35cm
生地:ポリエステル
重量:総重量20.5㎏(ポール5.8㎏、ペグ1.9㎏)
付属品:本体、インナーテント×1(4人用)、メインポール長×2、メインポール短×2、ブリッジポール×2、ペグ×24、3.5mロープ×4、2.5mロープ×8、キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1

 

遮光性のあるスタンダードなヘキサタープも。

SABBATICAL「LUPINE」M ¥27280 / L ¥32780

スタンダードなヘキサタープ「LUPINE(ルピネ)」も2サイズ展開で新登場。これまでもタープはラインナップしていましたが、TC素材採用のスクエア型で、ビギナーには少し難易度高めの仕様だったのに対し、ポリエステル製でヘキサ型のこの「ルピネ」は耐候性が高く、設営も比較的簡単なためエントリーモデルとしても◎です。

PUコーティングによって遮光性を確保。暖かくなるこれからの時期に最適。

裏面には遮光PU加工が施され、日差しの透過を軽減。暑さを和らげてくれるため、夏場のアウトドアシーンにうってつけ。

ギアを吊り下げられるリングは固定されていないものの、適度な引っ掛かりがあるため、案外スベりにくい。

また、タープにはランタンやカップ、コッヘルなどを吊り下げられるハンガーテープが2本付属。長さが足りずガイラインを使って何とか繋ぐなんて、市販のデイジーチェーンにありがちな手間がいらないのは嬉しいところです。

【ARNICA SPEC】
展開サイズ:Mサイズ 475cm×420cm / Lサイズ 570cm×500cm
収納サイズ: Mサイズ L71cm×W20cm×H17cm / Lサイズ L71cm×W22cm×H17cm
生地:ポリエステル
重量:Mサイズ 総重量5.1㎏(ポール2.1㎏、ペグ0.8㎏)/ Lサイズ 総重量6.1㎏(ポール2.4㎏、ペグ0.8㎏)
付属品:本体、ポール×2、ハンガーテープ/ローダウンテープ×各2、ペグ×8、2又ロープ×2、ロープ×4、キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1

 

新作も売り切れ必至!

日本のアウトドアシーンにおけるスタンダードを目指し、これからキャンプデビューする方やアップグレードを図るキャンパーさんに向けたテント作りを行うサバティカル。今回の第二弾ラインナップは、新たな素材やシルエットを採用することで、これまで以上にビギナーでも使いやすい仕様になっていました。

また、ブランドの最大の魅力と言えるコスパの良さも存分に発揮されており、今回も即ソールドアウトとなりそうです!

3月末発売予定となっていましたが、発売時期の見直しが行われているよう。4月末〜5月頭には発売か!? 続報を待ちましょう!


■サバティカル www.sabbatical.jp/

 

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GO OUT編集部
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