タフでおしゃれな、キャンプ系クルマスナップ @GO OUT CAMP vol.14 #3

更新

9月28日から3日の期間で開催された「GO OUT CAMP vol.14」に集まったキャンパーさんたちの愛車紹介は今回でラストです。個性あふれる4台のSUVとオーナー達がご登場!

Table Of Contents : 目次

ジープの血を受け継いだ、20世紀クロカンブームの立役者!

Jeep/チェロキー
hitomiさん

ノルディスクのレイサ6でまったり過ごしていたご夫妻は、奥サマの愛車であるチェロキーで来場。この2代目は1984年から2001年まで発売されたロングセラーゆえに、チェロキーと言えばこの形を思い浮かべる人も多いハズ!?

こちらは1999年製のリミテッドをベースに、ボディと同色のバンパーやキャメルカラーの内装、専用アルミホイールなどを盛り込んだ特別モデルの“クラシック”。このホイールやキャリアなどを黒に染めて全体的に引き締まったイメージを与えている。

お二人の住まいは雪深い長野県なので4WDは必須! Hitomiさんは以前までスイフトに乗っていたそうだが、アウトドアも楽しめるようにとさらに大きなクルマへの乗り換えを検討したのだという。

「当初はハリアーやランクル、ゲレンデヴァーゲンなども気になっていましたが、他の人とかぶらないのがいいな、と思いこのクルマに決めました」と、20代半ばにして非常にシブいチョイス!

なお、旦那サマは昭和の時代に終焉を迎えた2ストのジムニーに乗る立派な“ジムニスト”。生活に必要とはいえ、アウトドアに寄り添ったクルマ選び(遊び?)が印象的なご夫妻でした!!

 

コスパ抜群! 大人気のエクストレイルは3代目が狙い目。

NISSAN/エクストレイル
WARAさん

木材メーカーに勤めているWARAさんは、自作の六角テーブルや棚を持ち込んでウッディなテントサイトをメイク。そんな彼の愛車は、ビビッドな赤色が際立つ3代目前期型のエクストレイルだ。会場では新旧問わずエクストレイルの多さが際立っていましたが、やっぱり現行機はちょっと少なめ……。

WARAさんはエクストレイルの2代目を8年ほど乗り、約3年前にこの3代目を新車で購入。オーテックによる特別モデル“エクストリーマーX”で、前後とサイドにアンダーカバーが備えられているのが特徴だ。10年以上もにエクストレイルに乗り続ける彼にこのモデルの魅力を伺ったところ

「値段が手ごろだし、アウトドアでもシティユースでも使いやすいところですね。エンジンパワーも必要十分で、私は身長180cmですが室内の広さも問題なく車中泊も余裕です。スノーボードを20年以上やっていますが、雪道もガシガシ走れますよ。それに日本メーカーの方が故障やサポート面などで安心っていうのもあります」。

と言いつつ、ジープのハイブリッドラングラーが気になっているのは内緒だ(笑)。彼のこだわりは“良いグレードを新車で買う”ことだそうで、初期投資はかかるものの長く乗るなら結果的にお得になるとのこと。

 

爽やかなテントサイトにはMINIが良く似合う!

BMW/MINIクロスオーバー
ナオキさん

ノルディスクのテントと3色オーダーのポリコットンタープをメインに、ウッド系のファニチャーやカトラリーで揃えた、センス溢れるテントサイト。この雰囲気にミニクロスオーバーがベストマッチ! ナオキさんはこのMINIクロスオーバー(クーパーSオール4)を昨年に新車で購入したという。

「大きいSUVやピックアップトラックにも憧れましたが、普段も乗るし、気軽に乗れるのがいいなと思って。これの前もミニやVWに乗っていたので、やっぱり自分にはこの系統が合っているのだと思います(笑)」。

アウトドアのイメージと機能性を向上させるため、純正のアディショナルヘッドライトやスーリーのキャリアなどでアップデート。内装もカバナのブラウンのシートカバーを装着してノスタルジックな趣きに! クルマもキャンプギアの一つと捉えた場合、自ずと統一感が取れてくるのが当たり前!? クルマを含めたオシャレなテントサイトの好例です!

 

オールマイティに活躍するミドルSUVは四駆がモアベター!?

MAZDA/CX-5
tomizuuuさん

21歳のtomizuuuさんがこのクルマを買ったのは三年前の高校を卒業してすぐのこと。キャンプをするなら、クルマは悪路も走れてテントの傍に置いても様になるSUVがいい、と考えてこのCX-5を新古車で購入した。

「200万位で買えそうなSUVを探していたら、CX-5が目に入ったんです。スタイリッシュだし、このボディ色もあまり見かけないので気に入っています。ただ問題があって……。」と神妙な面持ちで話を続けるtomizuuuさん。

「じつはこのCX-5は2WD仕様なんです。駆動方式とかクルマのことを何も知らない学生時代に決めたので……。後から知ってビックリしました(笑)。まぁ、2WDでも全く問題なく走れちゃうんですけどね」と言い残して、雨でぬかるんだ道を颯爽と駆け出していった。

今では笑い話となっているそうだが、本格的なアウトドア用途で買ったのに何とも皮肉なものだ。

ちなみに、tomizuuuさんは年に30回近くもキャンプに赴くヘビーキャンパー。このクルマ選びの経験を活かされたのか、愛用のテントはニーモのヘキサライト6Pとヒルバーグのスタイカといった高性能なものばかり!

 

 

他にも、「GO OUT CAMP vol.14」に集まったクルマ好きキャンパーさんたちのカースナップをこちらで紹介しています!
CAR STYLE SELECTION 「GO OUT CAMP vol.14」

Photo & Text/Yasuo Sato

 

Tags
Yasuo Sato
更新